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スキーグローブは、さまざまなタイプがあります。しかし、どのようなものを選べばよいのか、迷ってしまうことはありませんか。今回は、スキーグローブの種類や選び方のポイントを紹介します。カテゴリー別のおすすめを、ぜひチェックしてくださいね。

スキーグローブの種類は3つ

スキー グローブ

スキーグローブは、大きく分けると、以下の3種類です。

  • 5本指グローブ
  • 3本指グローブ
  • ミトングローブ

上記について、具体的に説明します。

指先が動かしやすい「5本指グローブ」

すべての指が、動かしやすいのが特徴。ゲレンデやオンピステはもちろん、バックカントリーやフリースタイルといったオフピステでも、使いやすいです。いちばんオーソドックスなタイプといえます。

5本指とミトンの中間「3本指グローブ」

動かしやすさと保温性を兼ね備えたタイプです。指先が、親指・人差し指・中指〜小指と、3つのパーツに分かれているのが特徴。ロブスター、または3フィンガーとも呼ばれています。ゲレンデスキーや、バックカントリーに使用するとよいでしょう。

保温性に優れた「ミトングローブ」

5本指や3本指グローブに比べて、縫い目が少なく、保温性が高いのが特徴です。しかし、グローブ内で指同士がくっついているため、慣れないうちは、ポールがつかみにくいかもしれません。極寒の日や、積雪量が多い場所を滑るときに、おすすめです。

スキーグローブの選び方|4つのチェックポイント

スキー グローブ

スキーグローブを選ぶときに、チェックするポイントを4つご紹介します。

①手のサイズに合っているか

グローブは、やや大きめのサイズを選ぶとよいでしょう。ぴったりだと、指先が冷えやすくなるためです。実際に試着して、フィット感を確認するのがおすすめ。試着できない場合は、「手長」と「手囲い」を目安にしてください。

手長は、手首から中指の先までの長さです。手囲いは、手の周りの寸法。手のひらの生命線の始点から、メジャーをぐるりと手に巻きつけて測ります。このとき、小指のつけ根から手首までの、上から2/3の部分をメジャーが通るところが正しい寸法です。

②目的に合う素材か

グローブの素材はいろいろとありますが、防水性があるか、衝撃から守ってくれるかなど、目的に合ったものを選びましょう。たとえば、素材には、ナイロン・革・ゴアテックスなどがあります。

ナイロンは、軽量で、防水・防風性が高いのが特徴です。デザインの種類が豊富で、選ぶ楽しさがあります。ゲレンデスキーや、初心者におすすめです。

革は、保温性と耐久性に優れている素材で、転んだときの衝撃から守ってくれます。オフピステによいでしょう。

ゴアテックスは、防水・防風・透湿性に優れています。また、軽量で耐久性があるので、オンオフピステ問わず、人気の素材です。

③グローブのインナーは取り外せるか

グローブ内の構造を確認しましょう。グローブの内側にはインナーがついています。一体型とセパレートタイプの2種類があります。

一体型は、インナーの取り外しはできません。しかし、ずれにくく、フィット感があるのが特徴です。セパレートタイプは、インナーを取り外すことができます。暖かい季節は、グローブ本体のみで使えて便利です。

スキーだけでなく、登山などのほかのアクティビティにも活用できるかなど、目的にあったものを選びましょう。

④用途に必要な機能がついているか

スキーをする際に、自分にとって必要な機能をチェックしましょう。たとえば、手首の調節ができるベルクロつきは、雪や風を防いでくれます。

グローブを脱がずにスマホを使用したい場合は、タッチスクリーン対応を選んでください。

おすすめのスキーグローブ8選

スキー グローブ

おすすめのスキーグローブを、カテゴリー別に紹介します。自分にぴったりのものを見つけてくださいね。

ゲレンデスキー向けグローブ

定番ともいえるゲレンデスキー向けのグローブは、種類が豊富です。そのなかでも、サイズが多く、つかいやすいタイプをご紹介ます。

①ROSSIGNOL | TECH IMPR RLKMG07

防水透湿素材を使用しているのが特徴です。湿気を逃し、汗をかいてもさらっとした手触り。手首にはベルクロがついているので、風の侵入を防ぎ、自分にあったフィット感に調整できます。S〜2XLの5サイズから選択可能。手の小さい方や大きい方でも、最適なサイズが見つかりますよ。

ROSSIGNOL | TECH IMPR RLKMG07
ROSSIGNOL | TECH IMPR RLKMG07

②松岡手袋 | Sports Ride

やぎ革を使用した、3フィンガータイプのグローブです。浸透性防水フイルムを内蔵しており、グローブ内をドライに保ってくれます。袖口にバンドがついているので、調節が可能です。また、カラビナループは、持ち歩きにも便利。使いやすさと保温性を求める方におすすめです。

松岡手袋 | Sports Ride
松岡手袋 | Sports Ride

③LEKI | GRIFFIN

保温性と通気性の高いインサレーションを採用したグローブです。親指と人差し指のあいだには、トリガーと呼ばれる、輪っかがついています。トリガーでストックを固定できるため、より扱いやすく感じられるでしょう。LEKIの「TRIGGERシステム」・「TRIGGER 3D」に対応しています。ストック操作が苦手という方は、検討してみてはいかがでしょうか。

バックカントリーやオフピステ向けグローブ

圧雪していないところを滑るオフピステ。保温性が高く、衝撃にも強いタイプをご紹介します。

④MAMMUT | LA LISTE GLOVE

丈夫なゴートレザーを使用したグローブです。手の甲部分に、断熱性に優れた保護パットを採用。衝撃から手を守ってくれるでしょう。グローブ同士をつなぐ、カフがついているので、紛失防止に役立ちます。また、親指と手のひら部分は、革で補強。耐久性があり、グリップしやすくなっています。フリーライド向けにぴったりです。

MAMMUT | LA LISTE GLOVE
MAMMUT | LA LISTE GLOVE

⑤SCOTT | エクスプローラー プレミアムGT

ゴートレザーと、ゴアテックスを組み合わせた素材を使用しています。頑丈で型崩れしにくいのが特徴です。内側には、暖かいウール素材を使用。5本指タイプなので、操作性も抜群です。スキーのほかに、標高の高い山での使用がおすすめです。

SCOTT | エクスプローラー プレミアムGT

SCOTT | エクスプローラー プレミアムGT

⑥DESCENTE | GLOVE/DWASJD53

軽くてしなやかな、やぎ革を使っているのが特徴です。独自開発した技術、ヒートナビを中綿に採用。光を吸収して、熱を作り出す機能を備えていますよ。極寒でも暖かく過ごせるでしょう。落ち着いたカラーとデザインなので、コーディネートしやすいのも魅力。シンプルでおしゃれなグローブを探している方に、イチオシです。

DESCENTE | GLOVE/DWASJD53
DESCENTE | GLOVE/DWASJD53

幅広い用途につかえるグローブ

スキーはもちろん、登山や釣りといったアウトドアにもつかえるタイプをご紹介します。

⑦THE NORTH FACE | EARTHLY GLOVE

手のひらに、丈夫で摩擦に強い合成皮革を使っているのが特徴です。また、2層構造で、防寒防水性があります。タッチスクリーン対応なので、グローブをつけたまま操作できますよ。春先に使う、薄手を探している方にぴったりです。

THE NORTH FACE | EARTHLY GLOVE
THE NORTH FACE | EARTHLY GLOVE

⑧NNOUM | スノーグローブ

耐水圧が10,000mm以上と、大雨でも耐えられるのが特徴です。手首には、風や雪の侵入を防ぐアジャストテープを採用しています。カラーの種類は5色。明るい色を選んで、コーディネートを楽しんではいかがでしょうか。水の浸透を防ぐので、登山や釣りといった、アウトドアにうってつけです。

NNOUM | スノーグローブ

NNOUM | スノーグローブ

スキーグローブは、素材や種類がいろいろとある商品です。天候や季節、スキースタイルで、選び方が違います。幅広い用途で使うなら、セパレートタイプがおすすめ。指が動かしやすいので便利です。また、暖かさ重視の方は、革素材がよいでしょう。外からの風や冷えから守ってくれます。目的にあったグローブを選んで、スキーを楽しんでくださいね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。