薪から出る炎が美しく見えながら、焚き火の途中で火が立ち消えしない、そんな焚き火台を作りたくて行き着いたのは、オープン型の二重構造の焚き火台。THE IRON FIELD GEARから筒形でも箱型でもない新しい二次燃焼のカタチ「TAKI BE TREE」を新発売します。

TAKI BE TREE

ウッドストーブと呼ばれる二次燃焼構造の焚き火台は、空気を焚き火台の下部から取込み、焚き火台の下側で薪を燃やし、そこで燃え出る炎に再び酸素を与えて下側で燃えきらなかった薪から出るガスなどを燃やしています。
自動で空気を取り込んで空気の流れを作るため安定して燃え続けるうえに、煙の原因となる水分やガスなどの物質を二次燃焼で燃やすので煙が出ずきれいな炎が楽しめます。

TAKI BE TREE

しかし、その仕組みから二次燃焼焚き火台は筒形や箱型が多く、そのサイズに合わせ短い薪を用意する必要があったり、薪から立ち上がる炎が元来の焚き火の炎の形とは異なるシルエットになっていました。
一方、普通の焚き火台は薪から立ち上がる炎が全て見えるオープンな形状で薪から出る炎を観て楽しめますが、太い薪が最後まで燃え切らず残ったり、煙が出続けてしまうことがあります。
TAKI BE TREEはその悩みを解消しながら焚き火を楽しめる新しいカタチになりました。

TAKI BE TREE

四角錐の下部外側から空気を取り込み、内側下段の穴を通って一次燃焼が発生。そして一次燃焼では燃えきれず「煙となった可燃ガス」と上段の穴から出る「温まった空気」が混ざり合い、二次燃焼が発生します。
(上段の穴よりも上で燃えるものに関しては二次燃焼しません)

TAKI BE TREE

一辺が40cmの四角錐となっているため、対角線長は56cmほど。35~40cmほどの長さの薪をカットせずそのまま使うことができます。

TAKI BE TREE

脚を交差して、本体を乗せるだけの簡単構造。

TAKI BE TREE

持ち運び用バッグ付属。

TAKI BE TREE(タキビツリー)製品概要

TAKI BE TREE

材質:本体/ステンレス、脚/スチール(塗装)
重量:3.7kg
組立時サイズ:約W408 × D408 × H320(mm)
価格:16,500円(税込)
発売日:2022年11月
https://www.tifg.jp/

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。