秋冬キャンプ飯をおいしく!マストバイのおすすめキャンプ飯ギア!
はじめてのキャンプ道具選びは、できる限り必要最小限に抑えたいもの。秋冬キャンプの調理にとくにおすすめのキャンプ飯ギアをみてみましょう。
キャンプ飯ギア①【ホットサンドメーカー】
蓋が取り外せるタイプのホットサンドメーカーは、キャンプギアの代表格。焼く・煮る・炒める・ゆでる・蒸すなどの機能も万能で、調理の幅も広がります。取っ手を外せるものなら、かさばらず持ち運べるため、ひとつあると便利。
キャンプ飯ギア②【ダッチオーブン】
温かいキャンプ飯づくりに欠かせないダッチオーブンは、秋冬キャンプの強い味方。保温性に優れているので、定番のカレーやシチューなどの煮込み料理に大活躍。鉄製の深鍋はしっかりと油を馴染ませて手入れをすれば一生使えるので、ぜひマスターしたい調理器具です。
キャンプ飯ギア③【飯盒・メスティン】
ご飯を炊くのに適したメスティンは、ソロキャンプの必需品。昔ながらのアルミ製兵式飯盒もありますが、つかいやすい角型が人気です。片手で持てるので、火にかけたり移動させたりするのも楽。鍋やフライパンとしても使用できるほか、そのままお弁当箱や物入れにもなります。
秋冬キャンプの万能キャンプ飯ギア・ホットサンドメーカーおすすめレシピ
前日のカレーをパンにはさんで朝食にしたり、フライパン代わりにパンケーキを焼いたりと用途の広いホットサンドメーカー。パン以外にも、ホットサンドメーカーでつくれる、秋冬キャンプ飯に挑戦してみましょう。
キャンプ飯レシピ①【焼きナス】
ホットサンドメーカーなら、ナスの皮がパリッとなかはとろりとして、驚くほどおいしくできあがります。
〈材料 1人分〉
・ナス/1本
・油/大さじ1
・鰹節や生姜、醤油、だし醤油など
【つくり方】
①ナスはヘタをそぎ落とし半分に切る
②表面に切り込みを入れて、油を絡める
③ホットサンドメーカーに挟み火が通るまで両面焼き、好みで鰹節や生姜醤油をかける
キャンプ飯レシピ②【秋鮭とキノコのホイル焼き】
脂肪ひかえめで身の締まった秋鮭は、バターとの相性抜群。キノコをたっぷり使ってふっくらと蒸し焼きに。
〈材料 1人分〉
・秋鮭/1切れ
・玉ねぎ/半分
・お好みのキノコ/(しめじ、しいたけ、舞茸、マッシュルーム、えのきなど)
・バター/10g
・レモンの輪切り/1枚
・塩、黒コショウ/少々
【つくりかた】
①アルミホイルを広げて中央にバターをつぶしながら塗り広げる
②玉ねぎを1㎝の厚切りにし、2枚並べる
③玉ねぎの上に鮭をのせ、塩と黒こしょうをふる
④鮭の上にレモンの輪切りとキノコをのせ、アルミホイルで包む。両側は2回折る
⑤ホットサンドメーカーに入れて蓋をし、火がとおるまで15~20分ほど焼き、好みで醤油やポン酢をかける
秋冬キャンプの万能キャンプ飯ギア・ダッチオーブンでつくるおすすめレシピ
アウトドア好きならひとつは持ちたいダッチオーブンは、秋冬キャンプの強い味方です。肌寒くなる季節には欠かせない、あったかい料理はお手のもの。サイズもいろいろあるので、料理にあわせて使い分けられる万能ギアです。
キャンプ飯レシピ③【豆と根菜のミネストローネ】
野菜不足になりがちなキャンプ飯も、ミネストローネなら栄養満点。秋冬には身体を温める作用のある根菜がおすすめ。一晩置くことで具がスープを吸ってさらにおいしくなるので、あまったら次の日の朝食でも美味しく食べられます。
〈材料2人分〉
・玉ねぎ/半分
・ニンジン、ズッキーニ、レンコン、ゴボウ/各5㎝
・じゃがいも/中2個
・ベーコン/刻んで大さじ2
・固形コンソメ/1個
・豆の水煮缶かドライパック(大豆、ひよこ豆、レンズ豆、キドニービーンズなど)
・トマトの水煮缶/1個
・ショートパスタ/30g
・ローリエの葉/1枚
・塩、こしょう、ニンニクパウダー/適量
・オリーブオイル/適量
【つくり方】
①材料の野菜はすべてさいの目に切る
②ダッチオーブンに多めのオリーブオイルを熱し、玉ねぎ、ベーコン、ニンジン、残りの野菜の順に炒める
③ひたひたの水とコンソメ、トマトの水煮を加える
④豆類、ローリエの葉を加え、具がやわらかくなるまで煮たらショートパスタを入れとろみがでるまで弱火で煮込む
⑤塩、こしょう、ニンニクパウダーで味を調える
キャンプ飯レシピ④【プルドポーク】
キャンプ飯の代表的なスローフード、プルドポーク。火加減に気をつければ驚くほど簡単に作れます。バンズだけでなく、ご飯やトルティーヤとの相性も抜群。同じ鍋で副菜も同時にできるので、キャンプ飯にぴったり。豚肉以外の肉でもおいしくできます。
〈材料1回分〉
・豚肩ロースなどの塊肉/500g
「下味用調味料」
・パプリカパウダー/大さじ1
・ガーリックパウダー/大さじ1
・砂糖//大さじ1
・こしょう/適量
「煮込み用調味料」
・ケチャップ/50ml
・ウスターソース/30ml
・しょうゆ/大さじ1
・砂糖/大さじ1
・水/50ml
・ローリエの葉/2枚
「付け合わせ野菜(お好みで適量)」
・じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、玉ねぎ、ニンジンなど
【つくり方】
①豚塊肉の両面に下味用調味料をすりこんで、ジッパー袋に入れ2時間以上おく(キャンプ前日に仕込んでおくのがおすすめ)
②ダッチオーブンにオリーブオイル(分量外)を多めに入れ、肉の表面にしっかり色が付くまで焼く
③煮込み用調味料を加える。沸騰したら熾火/弱火に移して約2時間、焦げ付かないように上下を返しつつ火をとおす。焦げつきが心配な場合は差し水をする
④肉がやわらかくなったら、好みの大きさに切った付け合わせ野菜を入れ蒸し焼きにする。残った煮汁を煮詰めればBBQソースになる
秋冬キャンプの万能飯ギア・メスティンでつくるおすすめレシピ
ソロキャンには欠かせない飯炊き系ギアのメスティンは、ご飯を炊くだけではなく少量のキャンプ飯に使いまわせる万能ギアのひとつです。使いこなせば、たくさんのレシピに挑戦できます。
キャンプ飯レシピ⑤【おでん】
寒い季節にぴったりなおでん。メスティンを鍋代わりにして、ひとり分から気軽につくれます。
〈材料 1~2人分〉
・大根/1㎝ほどの輪切り4枚
・味付け油揚げ/2枚
・切り餅/2個
・ゆで卵/2個
・こんにゃく/小1枚
・その他好みのおでんの具
・だし醤油か市販のおでんの素
【つくり方】
①ゆで卵は殻をむく。大根は皮をむいて面取りし下茹で。こんにゃくも下茹でをする
②味付け油揚げを開きなかに切り餅を入れ、口を爪楊枝で留める
③おでんの素を分量どおりに水で溶き、具材を煮て味が染みるまで漬ける
※餅巾着は煮崩れるので最後に入れる
※食べるときは温めなおす
キャンプ飯レシピ⑥【栗ご飯】
メスティンでつくる炊き込みご飯はキャンプ飯の定番。短時間で炊きあがるのも、メスティンならではです。キャンプの焚火に栗を放り込んでつくった焼き栗や、市販の天津甘栗を利用するのもおすすめ。
〈材料 1~2人分〉
・米/1合
・栗/10粒
・だし醤油/小さじ1
・塩/少々
・ごま塩
【つくり方】
①米は洗って浸水させる(秋冬は約60分)
②メスティンの内側の目盛りどおりに水を入れ、塩とだし醤油で薄く味付けをする
③皮をむいた栗を入れ、固形燃料(25g/1個)で火が消えるまで炊き上げる
④メスティンごとタオルで包んでひっくり返し、10分ほど蒸らす
⑤好みでごま塩をかける
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。