※当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
最近、なんとなく疲れているなら、「リトリート」してみませんか。リトリートは、忙しい日常で疲れやストレスをためている方にぴったりのリフレッシュ方法です。今回はリトリートをおこなうメリットや、おすすめの実践方法を紹介します。

リトリートの意味

リトリート と は

リトリート(Retreat)とは、普段過ごしている空間から離れた環境で、心と体を回復させることです。語源であるリトリートメント(Retreatment)は、再治療・回復の意味をもち、日本では転地療法ともいわれます。

私たちの日常生活は、仕事や家事に追われてストレスフルになりがち。普段の忙しい毎日のなかでは、心からリラックスする時間や、自分と向き合う時間はなかなかもてませんよね。

しかし、休息のないまま頑張りつづけてしまうと、心身のバランスを崩しやすくなります。そのような事態を避けるために必要不可欠なのが、自分自身で心や体を調整するセルフケアです。

リトリートは日常から離れてリラックスする時間をつくり、自分を取り戻すセルフケアのひとつ。疲れを癒し、自分をリセットする方法として注目を集めています。

 

リトリートの3つのメリット

リトリート とは

リトリートのメリットをくわしく見ていきましょう。

①リフレッシュできる

日常を忘れてリフレッシュできるのがよいところです。会社や家など、いつも生活している空間のなかにいると、どうしても日常から100%解放されるのはむずかしいですよね。

一旦、日常から離れれば、自然と気分転換ができるものです。心身ともに元気を取り戻す効果が期待できるでしょう。

②自分と向き合える

自分の内面を見つめなおす時間がもてます。たくさんの仕事をこなしたり、周囲の人に気をつかったりしていると、時間に流されてしまいがちです。自分自身の悩みや考えに、じっくり向きあう時間がもてないときもありますよね。

また、たくさんの情報のなかにいると疲れの原因になります。日常から意識を離して、落ち着いて自分自身に問いかけると、普段は抑えてしまっている直観力や想像力に気づけるでしょう。自分を認め、高めていくのも大切ですね。

③未来への活力になる

未来に対して、前向きな気持ちになれるのもメリットです。たとえば、いつもと違う場所を訪れると、あらためて気づくことがありませんか。人との出会いで、新しい考えが生まれるケースもあるでしょう。これらの新しい出会いは、人生の大きな転機になる可能性もあります。

出会いから生まれた発見を楽しみながら、将来について考えてみるのも素敵ですね。

おすすめのリトリートの方法6選

リトリート と は

リトリートをおこなう方法に、とくに決まりはありません。 自分にあっていると思う方法で、心を休めてリラックスするのがポイント。具体的な実践方法を6つ紹介しますので、自分なりのリトリートを見つけてみましょう。

①自然のなかで過ごす

自然のなかで、ゆったりとした時間をすごすのもリトリートです。自然には癒し効果があるとされていますね。澄んだ空気や鳥のさえずり、水の音、木や花の香りを全身で感じる体験は、五感を心地よく刺激します。身も心も解き放たれるような感覚のなかでリラックスできるでしょう。

②非日常を味わう

日常の生活から離れて、リゾート地などの非日常的な空間に身を置く方法があります。たとえば、温泉にゆっくり浸かったり、森林浴を楽しんだりするなどです。季節や自然の恵みを堪能できるアクティビティに参加してみるのもよいでしょう。

また、リトリートを取り入れた施設を利用するのもひとつです。いつもと異なる空間や体験は、心身に新しい刺激を与え、忙しい日常を自然と忘れられるはず。

以下の記事で、おすすめのリトリート体験ができる宿泊施設を紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

自然に包まれてくつろげる星見暖炉や陽だまりデッキなどを設けられた休暇村リトリート安曇野ホテルがオープン
星のや富士 涼しい森の中でアクティブに避暑を楽しむ 「夏の森グランピングリトリート」提供開始

③なにもしないでゆったり過ごす

リトリート と は

あえて予定を立てずに、なにもしないで過ごすのもリトリートです。遠方に出かけると、つい旅程が気になることはありませんか。楽しみたくて計画を立てたのに、結局スケジュールに追われて、疲れてしまうという方もいるかもしれません。

そんな方は気の向くまま、身近な自然のなかに出かける方法もあります。公園や水辺などを散歩する、または木陰で腰をおろしてぼーっとするなど、自由に過ごすのがおすすめです。

なにもしないでいると、時間がもったいないと感じるかもしれません。しかし、ただのんびりするだけでも日常の慌ただしさから解放されて、自分の内側が整えられるでしょう。

④デトックスする

体内環境をリセットするのもリトリートのひとつです。ヨガやスパなどで汗を流して、体にたまった老廃物を外にだせば、心身ともにスッキリします。ファスティングも体の毒素を排出するのに効果的とされる方法です。

体に老廃物がたまると、体調不良の原因になります。体と心は深く関係しているため、体のバランスが崩れれば、精神面の不調にもつながるでしょう。ヨガなどによるデトックスは、体を整えるだけでなく、気持ちもリフレッシュする効果があるといわれています。

⑤瞑想する

瞑想で気持ちを落ち着けるのも、リトリートとしてよい方法です。頭を空っぽにする時間をつくれば、心身がリラックスしてストレスを軽減できるでしょう。「今・ここ」に意識を集中させるマインドフルネスを取り入れた瞑想は、幸福度があがる効果も期待できます。

慣れれば、瞑想は場所を問わずにできるのもよいところ。自宅はもちろん、電車のなかや会社のお昼休みなど、ストレスがたまってきても手軽に取り入れられます。自分の本当の気持ちや考えを冷静にとらえるきっかけになりますよ。

以下の記事も参考にしてみてくださいね。

マインドフルネスとは?瞑想の始め方や実践のポイントを解説

⑥体にやさしいものを食べる

リトリートは食事への配慮も重要です。せっかく非日常のリラックスできる場をつくっても、食事の内容が体に負担をかけるものだと、リトリートの効果が半減してしまうでしょう。

たとえば、ファストフードなどは避け、旬の食材や新鮮な食べもの、ひと手間加えた料理を食べるのがおすすめ。自然豊かな環境で体にやさしい食事をとると、リトリート効果が高まると考えられていますよ。

日常生活のなかで、いつのまにかためこんでしまう疲れやストレス。放っておくと、心身に悪影響を与える可能性があります。リトリートは本来の自分を取り戻し、明日への活力につながるリフレッシュ方法。いつも頑張っている自分をいたわってあげるのも大切ですね。これを機に、自分にあったリトリートの方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。