秋の低山エリアの気候とは?
まずは、秋の低山エリアの気候について見てみましょう。
秋の天候の特徴は「変わりやすい」
山の天候が、変わりやすいというのは、よく知られているでしょう。しかし、秋は夏や春に比べて、気温もぐっと下がるなど、低体温症などのリスクともつながっています。そのため、低山エリアとはいっても注意が必要です。
温帯低気圧にも注意しよう
温帯低気圧というのは、その名のとおり低気圧の一種です。発達すると前線をともない、広いエリアで強風や雨が降ったり、寒気も流れ込むため、急激に気温が下がることもあります。
秋山に行く場合は、天気予報をしっかりとチェックして、温帯低気圧の状況も確認しておきましょう。
初心者におすすめ!低山の秋コーデのポイント
登山初心者もアクセスしやすい、1,000m以下の低山に行くときの、コーデのポイントをご紹介します。
ポイント①中心となるアイテムとのカラーバランスが大切
おしゃれにコーデするなら、シャツ、またはパンツというように、メインにしたいアイテムのカラーを中心に、全体を3色ぐらいにしぼるとまとまった印象に。
ブラウンやモスグリーンといった自然物をイメージしたアースカラーは、山の雰囲気を壊さないので、おすすめです。
ポイント②帽子や手袋といった小物を活用しよう
秋は朝晩など冷え込むこともあるので、帽子や手袋は防寒グッズとして使えるだけでなく、コーデのポイントにもなります。
秋の低山コーデ例をご紹介
秋の低山登山にはどんな服装が最適か、コーデ例をご紹介します。
基本はインナー+半袖or長袖+パンツ
秋の気候や気温は年によっても違いますが、夏の暑さが残っていたり、反対に寒かったりすることも。山の服装の基本は、「インナー」+「トップス」+「パンツ」です。
秋登山のインナーは、長袖がおすすめ。その上に着るトップスは暖かい日は半袖、寒い日なら長袖を合わせるとよいでしょう。登山の服装は、着たり脱いだりして温度調節をしますので、着脱のしやすさも考えて選ぶとよいですね。
小物などに挿し色をうまくつかう
インナーや靴、ベルトなどの小物に、赤や黄色といった濃いめのカラーを挿し色としてつかうとおしゃれです。
とくに、同系色で合わせている場合、その反対色である補色を挿し色として使うと、相対効果でお互いを引き立たせてくれますよ。
秋の低山にぴったりのおすすめウェア
秋の低山登山にぴったりの、ウェアのおすすめをご紹介します。
メンズのおすすめ
ザノースフェイス 長袖シャツ
はっ水性をもつナイロン100%のアウトドア向けのシャツ。普段着としても使えるデザインで、紫外線カット率90%のUVガード機能に加え、静電気の発生を抑える静電ケア設計です。ユニセックスモデルなので、小さめサイズは女性にもおすすめ。
コロンビア ザスロープⅡジャケット
コロンビア独自の防水透湿機能つきのジャケット。シンプルな3層構造で、雨の侵入を防ぎ、内部をドライに保ちます。重量は318gと軽量で、フードはヘルメット対応です。カラーも6色あるので、好みに合わせて選ぶことができます。
マムート ソフテックとレッカーズパンツ
耐久はっ水性と防水性に優れた素材を使用し、3シーズン使用可能なソフトシェルパンツ。ストレッチ性に優れているので動きやすく、テーパード・フィットを採用していて、シルエットがきれいなところも魅力。ポケットも多いので、小物を入れるにも便利です。
レディースのおすすめ
ミレー 登山用ベースレイヤー アイラクルー
速乾性と対紫外線防止機能を備えた高機能ロングスリーブベースレイヤー。肌触りもよく、バックパックを背負った時に痛くないように裁断され、登山のときだけでなく、日常づかいもできる汎用性の高さもポイントです。
CW-X スポーツタイツ エキスパートモデル2.0
膝に負担がかかるスポーツに最適なスポーツタイツ。テーピング原理で、着地時の衝撃から膝を守るだけでなく、運動時の筋肉の疲労軽減も期待できます。吸汗速乾で、UVカット率90%以上です。
サロモン ショートパンツ
伸縮性のある丈夫な素材を使ったアウトドア向けパンツ。ハイテクファブリックを使っていて、どんな天候でも冷えから守り、ドライに保ってくれます。険しい山から、街なかまで幅広く対応するデザインで、寒暖に合わせてタイツと組み合わせてもおしゃれ。