山のキャンプ場なら・・・
昆虫採集
自由研究の定番といえば、昆虫採集です。男の子は特に、昆虫が大好きですよね。カブトムシやクワガタなどは鉄板ですし、セミやアリなんかも簡単に捕まえられていいと思います。
虫を捕まえたら、透明のケースに入れて観察しましょう。
スケッチをしてもいいですし、「足は何本ある?」とか「どんなものを食べる?」「オスとメスはどこがちがう?」など疑問形式にしてまとめるのもいいですね。
研究が終わったら、もとのすみかに還してあげるということも、大事なお勉強のひとつです。
植物観察
「虫取りは去年やったよ」というなら、植物観察はいかがでしょう。山のキャンプ場のまわりは、様々な植物が生息しています。
いろいろな種類の葉っぱや花を集めて、ルーペで観察してみると面白いですよ。
花びらやタネの数、茎を切って断面を比べてみたりと、子どもの興味がありそうな研究をしましょう。お家で栽培日記をつけるより、1日で終わるので簡単です(笑)
摘んだ花を押し花にして、しおりなどを作ってみるのもおすすめ。
海辺のキャンプ場なら・・・
ビーチコーミング
海辺のキャンプ場なら、ビーチコーミングがおすすめです。ビーチコーミングとは、海岸などに打ち上げられた漂着物や貝殻を収集して観察すること。
貝殻標本を作ったり、シーグラスを集めて写真立てなどに貼って雑貨を作るのも素敵ですね。
しかし、残念ながらビーチには、綺麗なものだけが漂着するわけではありません。
プラスチックゴミやビンや缶などが流れ着いている写真を撮り、海洋環境について調べたり、感じたことをまとめるという研究も、深いテーマになるでしょう。
磯の生き物観察
磯遊びができるキャンプ場なら、小魚やカニ、ヤドカリなどを獲って観察してみましょう。どんなところにどんな生き物がいるのか、見つけるのも楽しい、自由研究にピッタリのテーマです。
ナマコなど、ちょっとグロテスクな生き物もいますが、子どもはわりと平気だったりします(笑)
どんなキャンプ場でもできること
天体観測
自然豊かなキャンプ場では、夜になると満点の星空が現れます。(晴天時のみ)
肉眼でもたくさん星が見えるから、望遠鏡はなくても大丈夫。星座早見盤を持っていき、いろいろな星座を見つけてみてください。
時間とともに、どの方角のどんな星座が見えたか、星や月がどのように動くのかなどをまとめるといいでしょう。
夜の間、じっくり観察が必要になるので、小学校中学年以上の子どもにおすすめです。
火おこし体験
キャンプに必須の火おこし。子どもと一緒にやってみて、それをレポートにまとめてみましょう。
いつもは着火材を使って簡単に火をおこしているところを、火打石を使ってみたり、虫眼鏡を使って頑張ってみるのはいかがでしょうか。
高学年なら、マイギリ式火おこし器を作ってみるのも面白そうです。
炭づくり

出典 Honda Kids
バーベキューで使う炭。もともと炭は木からできているということは、紙でもできるのかな?という疑問を、テーマにしてみませんか?
こちらは、折り紙で織ったツルが、炭になるかどうか実験しているもの。
キャンプ場で焚き火をしながら作ってみましょう。ヤケドをしないよう注意してくださいね。
工作

出典 グリム冒険の森
キャンプ場周辺で拾った木や石を使って、何か作ってみるというのも立派な自由研究。自然のままの形を活かしてもいいですし、ナイフや彫刻刀などを駆使してもいいでしょう。
どんな作品が出来上がるのかは、子どもの創造力にお任せ!道具などを貸してくれて、作り方を教えてくれる「クラフト体験」ができるキャンプ場を選んでみるのもおすすめです。