ウォータージャンプとは
ウォータージャンプとはその名の通り、ジャンプして水に飛び込むアクティビティです。ウォータージャンプはどんなものなのか、どんな人に向いているのか紹介します。
ウォータージャンプの仕組み
ウォータージャンプは樹脂製のブラシの上を滑走し、ジャンプ台を飛びます。着地はプールとなっているため、雪上よりも思い切ったジャンプを楽しめます。
着水後は泳いで陸まで上がるのですが、ライフジャケットを着用しているため、水上に浮きながら手で漕ぐだけです。足にはブーツや板を装着しているため一般的な泳ぐ感覚では泳げないので、普段泳げない人でも問題ありません。
ウォータージャンプはこんな人におすすめ
着地が水中なので雪面でのジャンプよりもより攻めた技ができます。ある程度は滑れるがジャンプに挑戦してみたい、未完成の技を完成させたい、新しい技に挑戦したい、スピンの回転数を上げたい、といった比較的挑戦のハードルが高いこともできてしまいます。
たとえば、180できる人も360に挑戦するにはちょっと壁がありますよね。フリップ系の縦回転は雪上でいきなりかけるのは怖いもの。ロデオなどの軸ずらし系も軸がしっかり戻せるまでは雪上で痛い目に合うことも。ランディングが見えなくなるトリックや、軸が安定しない人などはウォーターでコツをつかみやすくなります。
もちろん、トリックはまだできないけれど飛んでみたい、という人にもおすすめです。雪上では、たとえポコジャンでもくらってしまうと恐怖心がついてきます。ストレートジャンプは全てのトリックの基本。ウォータージャンプは踏切の感覚や空中姿勢の練習にもなります。
足から落ちれるようになったら雪上のキッカーにトライしてみましょう。オフシーズンのうちに、冬にはできなかった新たなる技をマスターしたいですね!
ウォータージャンプの装備
スキー・スノーボードのオフトレに最適なウォータージャンプですが、雪上とは環境が違うので装備も少し違います。どんな装備が必要なのか紹介します。
板(ビンディング)
着地が水なので、クッションジャンプのように板のエッジを丸く削る必要はありません。雪山で使用するもので大丈夫ですが、水中で使用するうちにエッジが剥離してきたり、板が折れたりすることも少なからずあります。できれば現役引退した板の使用をおすすめします。
ブーツ
ブーツは完全に濡れてしまうので、雪山で使用しないものをおすすめします。水没したブーツは完全に乾燥させるのは難しく、ダメージが蓄積しやすくヘタリや劣化が進行してしまうため、ウォータージャンプ専用のものを用意するとよいでしょう。
靴下の用意を忘れがちなので必ず持参しましょう。
ヘルメット
どの施設でもヘルメットの着用を義務付けられています。横向きに着水した場合、衝撃で鼓膜にダメージを負うことがあるので耳付きのものがおすすめです。
手袋(グローブ)
板のエッジやブラシ上で転倒してケガをしないよう、軍手を着用しましょう。着水の後は手で水をかいて陸まで行くため、重いものや分厚いものは向きません。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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