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タープはテントとは違い開放感があり、日除け、雨除けとしても活用できるアイテムです。しかし突然強風が来た際にどのように対処すればよいのか、不安な人もいるでしょう。本記事では強風の対策と持っていくと便利なアイテムを紹介します。

強風によるタープへの影響と対策

タープ 強風

タープはテントとは違い密封性がないため、風の影響を受けやすくなっています。強風で布が破けたり、ものが飛ばされ破損したりした経験をお持ちの方もいるでしょう。

また、タープのサイズが大きくなればなるほど風の影響を受けやすくなり設営もたいへんです。

そこで、ここでは強風に負けない設営の仕方と対策について紹介していきます。

対策① 風向きを把握する

事前に天気予報で確認を行い、風向きや風速を確認しておきましょう。風向きを把握することでタープを設営する場所や予定を立てやすくなります。また、車を風上に置くことで正面から風を受けにくくなるため、タープ設営時には車の置く場所も考慮しましょう。

対策② 強度を考慮する

タープ本体やポール、ペグやロープなどのパーツが強風に耐えられるかも重要です。値段だけでタープやパーツを選んでしまうと、強度が足りず、風で飛ばされたり破損したりする恐れがあります。実際に購入する際は、お店やサイトでよく調べてから購入しましょう。

対策③ 不要なものを片付ける

風で飛ばされそうな小物を片付けたり、使わないものをカバンに収納したりすることも大切です。強風で物が飛ばされると人に当たったり、焚火の火に燃え移ったり、テントが壊れたりする可能性があります。周りを整理することで、風の被害も抑えられるでしょう。

 

強風に役立つアイテム

タープ 強風

ここからは、強風時のタープ設営で便利なアイテムを紹介します。

①ストレッチコード

ストレッチコードとは、両端にフックなどがついているゴム紐です。バイクや自転車の荷台に固定するために活用している人などを見たことはありませんか?使い方はテントやタープのロープにストレッチコードのフックを掛けて、ペグで固定するだけです。

強風でテントやタープが煽られてもサスペンションのように衝撃を吸収してくれるため、テントやロープが外れたり、緩んだりしにくくなります。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント・タープ部品 張綱ストレッチコード Φ8mm×長さ160mm
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) テント・タープ部品 張綱ストレッチコード Φ8mm×長さ160mm

②ポールエンドロック

ポールエンドロックは、タープが風に煽られてもロープやハトメがピンから抜けにくくなるものです。ピンの先を覆うように装着すれば、万が一ポールが倒れたときでも人やタープが傷つくのを避けられます。

ロゴス(LOGOS) ポールエンドロック (4ピース) テント・タープのロープ抜け防止
ロゴス(LOGOS) ポールエンドロック (4ピース) テント・タープのロープ抜け防止

タープの設営のコツ

タープ 強風

次に、タープ設営のコツについて紹介します。

コツ① 木などの障害物が多い場所に設営する

林や森など、周りに障害物のある場所にタープを立てることがおすすめです。木などの障害物を活用し、風の影響を弱められます。しかし、木から落ち葉や虫などが落ちてくる場合があるため、注意が必要です。

コツ② タープを低く設営する

タープを設置する際、風が吹いている方向を背にして立てることもおすすめです。タープ入り口が風に対向する方向で設営すると、風の影響を受けやすくなります。

あらかじめ風向きを確認しておき、風が吹いてくる向きを背にして受け流すようにタープを張りましょう。その際に、タープをテントと同じくらいの高さまで下げて設営を行うことで、さらに風に煽られにくくなります。

 

ワンタッチタープの強風対策

タープ 強風

ワンタッチタープは軽量で持ち運びが楽なのが長所ですが、その軽量さゆえに強風などへの対策が必要となります。ワンタッチタープの設営をする際は、付属されているペグとロープを使って地面に固定しましょう。

ここからは、ワンタッチタープの強風対策の方法を紹介していきます。

小見出し ペグをつかった対策方法

タープの強度を保つためには、ペグとロープが90度になるよう、地面に対し鋭角の角度でペグを打ち込みましょう。また、風ですぐに抜けてしまうこともあるため、地面ギリギリまで打ち込むようにしてください。

ぬかるんでいる場所で設置する際も注意が必要で、そのような場所ではペグを2本使用します。2本のペグを使いクロスさせるように打ち込めば、しっかり固定されるでしょう。

また、伸ばしたロープとペグの角度は90度になるようにするのがコツです。

ロープをつかった対策方法

ポールにロープを1〜2回巻きつけてペグダウンすると、タープが風を受けて膨らんでもロープが抜けにくくなります。ロープの本数を増やして風の受ける力を分散させることで、よりタープの強度を上げることも可能です。

その際、ロープとタープはたるみなくしっかり張りましょう。

重石をつかった対策

重石をフレームの足につけることで、ワンタッチタープ自体の重量が増し、風で吹き飛ばされる可能性を下げられます。鉄の重石は10 kg〜30 kgほどで、場所に合わせて取りつけが可能です。

しかし、重石の重量を考えると運搬はたいへんかもしれません。他にも水を入れて使用する重石もあります。運搬面では楽ですが、水が使えない場所では使用できないため、運搬時などの利便性も考えて重石を選びましょう。

 

強風におすすめのタープ3選

タープ 強風

最後に、強風におすすめのタープを3つ紹介します。

 ①ENDLESS BASE ワンタッチ タープテント

口の広い自立式のベンチレーションで、広い通気口を確保し、テント内に吹き上げる空気を逃がします。使い勝手のよいサイドシートと、取りつけが簡単なフック式で装着時に隙間が生まれるため、風の影響を受けにくくなっているのが特徴です。

ワンタッチタープテント サイドシート一枚セット 3m×3m タープテント
ワンタッチタープテント サイドシート一枚セット 3m×3m タープテント

②RADD防水キャンプタープテント

遮熱遮光に優れたケシュアのスクエアタープです。四角型なので空間が広く使えます。簡単に設営できるため、ソロキャンプや少人数のアウトドアにもおすすめです。二重ステッチの強固な綱ぎ目によって耐久性もあり、8個のグロメットによりさまざまな形状で使用できます。

RADD 防水タープ キャンプ タープ テント 大型 軽量 耐水3000mm 紫外線 UV カット
RADD 防水タープ キャンプ タープ テント 大型 軽量 耐水3000mm 紫外線 UV カット

③KALINCO防水タープ

持ち運びも簡単で、収納バッグがついているためコンパクトに収納できるタープです。防水性、耐久性に優れ、遮断効果が優れた UV カットで真夏の暑さや紫外線から守ってくれます。初心者でも簡単に組み立てることができ、急激な天候変化にも対応できるテントです。

KALINCO 防水タープ キャンプ 天幕シェード 多機能 軽量 サンシェルター 紫外線カット
KALINCO 防水タープ キャンプ 天幕シェード 多機能 軽量 サンシェルター 紫外線カット
タープの強風に備えるための対策と必要なアイテムを紹介しました。多少の風であれば対策することで問題なく楽しめますが、風が強いときは無理をしないことも大切です。楽しくキャンプをおこなうためには、自分自身や周りの人の安全も考えなくてはいけません。そのため、本記事の強風対策などを参考に、自分自身と周囲の人、自然を守る楽しいキャンプにしてください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。