キャンプ飯で野菜をとる方法
キャンプではメインのお肉料理を決めても、野菜のことはつい忘れがちではありませんか。ちょっとしたアレンジを加えると、野菜がたくさんとれますよ。工夫するポイントを紹介します。
副菜やスープをつくる
メインのお肉料理だけでなく、野菜をつかって副菜やスープもつくるのがポイントです。品数を増やして、健康的なメニューにしましょう!いろいろな味を楽しめるので、食事が一層おいしく感じられるのもメリットです。
メイン料理に野菜をちょい足しする
メイン料理に野菜を少し足すのも方法です。たとえば、ローストビーフなどのお肉料理に、付け合わせで野菜を添えましょう。栄養バランスがよくなり、彩りも豊かになりますよ。目でも楽しめれば、キャンプ飯がさらに充実します。
キャンプで簡単につくれる野菜レシピ5選!
キャンプ飯は、手をかけずにおいしくつくれることが条件ですよね。今回は副菜・汁物・主食に分けて、キャンプでも簡単にできる野菜レシピを5つ紹介します!
①【副菜】ちょっとおしゃれなサラダ
前菜にサラダはいかがでしょうか。野菜だけでなく、ナッツや果物もいれると、ワンランク上のサラダができますよ。
【材料(2人分)】
- レタス 4枚
- プチトマト 4個
- リンゴ 1/8個
- ナッツ 適量
- オリーブオイル 少々
- ハーブソルト 少々
【つくり方】
- レタスを手で一口大にちぎる。プチトマトは半分に、リンゴは2mm幅に切る。
- お皿に上記1と砕いたナッツを盛り付ける。
- オリーブオイルとハーブソルトをかけたら完成。
【ポイント】
プチトマトは、ヘタに対して平行に切るのがおすすめです。きれいな断面がサラダを華やかにします。いろいろなサラダのレシピを知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
「キャンプ料理にサラダは必須メニュー!お肉と一緒に食べたい簡単サラダレシピ」
②【副菜】さっぱり紫キャベツの酢漬け
ソーセージやステーキの付け合わせにピッタリな一品です。さっぱりとした味つけで、箸休めにもなります。また、紫キャベツをつかうことで、料理の彩りが増しますよ!
【材料(2人分)】
- 紫キャベツ 1/8個
- 酢 大さじ5
- 砂糖 大さじ2
- 塩 小さじ1
【つくり方】
- 紫キャベツを3mm幅に切り、塩をかけて10分ほど放置する。
- ボウルに酢・砂糖をいれ、よく混ぜる。
- 水気をきった紫キャベツを上記2のボウルにいれて、冷蔵庫で数時間つけたら完成。
【ポイント】
半日ほどお酢につけたほうが、まろやかな味になります。キャンプに行く朝、自宅でつくっておけば、現地ではサッと盛りつけるだけです。
③【汁物】食欲が増すカレーのスープ
スパイスのきいたカレーのスープで、食欲を増進させましょう。食事のスターターにすれば、メイン料理を一層おいしく食べられます。
【材料(2人分)】
- にんじん 1/3本
- 玉ねぎ 1/4個
- じゃがいも 1個
- ベーコン 2枚
- コンソメ顆粒 適量
- カレー粉 小さじ1
- 水 400mL
【つくり方】
- にんじん・玉ねぎ・じゃがいも・ベーコンを一口大にカットする。
- 鍋でベーコンを焼き色がつくまで炒める。
- 鍋に水・にんじん・玉ねぎ・じゃがいもをいれて、中火で8分ほど煮込む。
- 野菜に火が通ったら、コンソメ顆粒とカレー粉をいれ、ひと煮立ちさせたら完成。
【ポイント】
バーベキューで余った野菜でもつくれます。バーベキューで焼いた野菜の上に、カレーのスープをかけるだけです。香ばしさがプラスされて、味に奥行きがでますよ。
④【主食】野菜たっぷりのタコス
ビールを片手に食べたい、少しピリ辛なタコスです。一品でたくさんの野菜を食べられるのもよいところですよ。
【材料(2人分)】
- 合いびき肉 100g
- えのき 1/2株
- 玉ねぎ 1/2個
- サラダ油 適量
- ☆ケチャップ 大さじ4
- ☆ウスターソース 大さじ2
- ☆チリパウダー 小さじ3
- トルティーヤ(市販のもの) 適量
- トマト 1個
- レタス 3枚
- チーズ お好みで
【つくり方】
- えのき・玉ねぎをみじん切りにし、トマトを1cm角にカットする。レタスは手で一口大にちぎる。
- フライパンにサラダ油・えのき・玉ねぎをいれて、玉ねぎの色がかわるまで炒める。
- 合いびき肉をくわえて、火が通ったら、☆で味つけ。
- トルティーヤにレタス・トマト・チーズをのせ、上記3もいれたら完成。
【ポイント】
トルティーヤにいれる具材は、鶏肉やコーン、ピーマンなども合います。好みで具材を変えてみてください。また、ソースは市販のサルサソースをつかえば、手軽に本格的な味わいを楽しめます。トルティーヤは油をひいていないフライパンで軽く焼くと、香ばしくなりますよ。
⑤【主食】野菜のピザトースト
子供でも簡単につくれるピザトーストです。野菜の甘味とチーズの塩味がよく合います。簡単なので、家族で一緒に調理してみてください。
【材料(2人分)】
- 食パン 2枚
- ケチャップ 適量
- 玉ねぎ 1/4個
- ピーマン 1個
- トマト 1個
- ピザ用チーズ 適量
【つくり方】
- 玉ねぎ・ピーマン・トマトを薄くスライスする。
- 食パンにケチャップをぬり、上記1をのせてチーズをかける。
- フライパンでチーズが溶けるまで焼いたら完成。
【ポイント】
生でも食べられる野菜をつかうのがポイントです。すべての具に火が通らなくても、おいしく食べられます。失敗しないために、野菜の選び方に気をつけましょう。
野菜をつかうときに注意すること
野外で調理するときは、食中毒の予防が大切です。お肉や魚介類だけでなく、野菜をつかうときも注意することがあるので説明します。
まな板の管理
正しくまな板の管理をして、食中毒を防ぎましょう。生肉や魚介類を切ったまな板で、生で食べる野菜を調理すると、食中毒になるおそれがあります。
まな板は、魚介類・肉類・野菜類で分けてつかいましょう。つかい終わったらすぐにていねいに洗い、熱湯などで殺菌するとよいですよ。キャンプなどのアウトドアでは、以下のようなシートを活用すると便利です。
参考:農林水産省「これで解決!食中毒予防のポイント -家でも食中毒はおきてしまうんです。気をつけて!」
食材の保存方法
食材が傷まないようにきちんと保存することが大事です。夏の暑い日に常温で食材を放置すると、菌が繁殖します。食材はできるだけ現地で調達し、保冷剤などをいれたクーラーボックスで保存しましょう。フルーツやペットボトルの飲料を凍らせておけば、保冷剤の代わりにできます。
参考:農林水産省「~ バーベキュー場で ~清潔な手と器具で調理しよう」
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。