アウトドアシーンにも欠かせない価値観?持続可能な世界を目指すSDGsとは

カーボンニュートラルのために個人でできる具体例3選

カーボンニュートラルのために個人でできる具体例3選
カーボンニュートラルと聞くと、企業や政府が取り組むべきことだと思うかもしれません。しかし、カーボンニュートラルのために、個人でも貢献できることがあるんです。今回はカーボンニュートラルについて説明するのとともに、個人でもできる具体例を紹介します。
 

カーボンニュートラルとは?

カーボンニュートラル

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量を全体でゼロにすることです。つまり、温室効果ガスが排出される量から、吸収量・除去量を差し引いて、プラスマイナスゼロにすること。世界的な目標として、日本政府もカーボンニュートラルの達成を目指していますよ。

温室効果ガスには、二酸化炭素・メタン・窒素・フロンガスなどがあります。太陽からの熱を地球上にためて暖めることから、温室効果ガスと呼ばれているのです。

こうした温室効果ガスは、わたしたちの日常生活や経済活動で常に排出されています。たとえば、さまざまなものを燃やすときや電気をつくるとき、車を運転するときなどです。また、牛などの家畜のゲップからも発生しています。

温室効果ガスの排出をゼロにすることはできません。しかし、減らすことは可能です。

温室効果ガスの排出を緩和する方法としては、電気自動車やクリーンエネルギーの導入、ゴミの削減などがあげられます。また、温室効果ガスを吸収する方法には、大規模な植林や、都市の緑化を推進するなどがありますね。

日本でも2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルの目標が掲げられています。

 

なぜカーボンニュートラルが注目されているの?

カーボンニュートラル

そもそもなぜグローバルな規模でカーボンニュートラルが注目されているのか、あらためて考えてみましょう。2つの大きな理由を説明します。

気候危機への対策のため

2019月9月、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)で、国連のグテーレス事務総長が「気候変動はもはや気候危機である」と発言しました。地球温暖化が進み、さまざまな環境問題が起きていることに対して警鐘を鳴らしたのです。

地球上では今、以下のようなことが起きています。

  • 極地や山地での氷河・氷床の融解
  • 海水面の上昇
  • 異常気象による大規模な災害
  • サンゴ礁の減少
  • 作物の収穫量の減少や干ばつ
  • 森林火災
  • 海洋の酸性化

こうした現状は、人類だけでなく、多くの生き物や植物にも影響を与えています。地球上のさまざまな生命が存続するための、基盤さえも揺るがしかねない状態です。そのため、気候変動よりもさらに深刻な「気候危機」が叫ばれるようになりました。

気候危機への対策として世界的に急がれるのが、カーボンニュートラルへの取り組みです。2015年には、多国間での合意としてパリ協定が成立していますよ。温室効果ガスの排出量を減らすために、世界共通の長期的な目標が掲げられたのです。

温室効果ガスの排出量を抑えるため

温室効果ガスの排出量を減らせば、地球の気温が上昇することを抑えられます。前述のとおり、温室効果ガスとは二酸化炭素やメタンなどのこと。こうした地球を暖めてしまう温室効果ガスは、気候危機の大きな原因です。

日本では温室効果ガスの約6割が、日々の消費活動で発生するとされています。国だけでなく企業や個人も含めて、カーボンニュートラルへの取り組みが必要とされているのです。

出典:国立環境研究所「脱炭素型ライフスタイルの選択肢

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