夏キャンプの魅力
夏こそキャンプのハイシーズン。日中の水遊びや昆虫採集に冷えた飲み物、涼しい夜の焚火で星を見ながらの語らいなどたくさんの楽しみが出てきます。
キャンプが目的というより、キャンプという手段を使って外で遊び尽くすといったイメージでしょうか。とくにお子さんと行くファミリーキャンパーさんにとっては最も楽しみなシーズンですね。
夏キャンプの必需品はこれ!持って行きたいギア10選
すがすがしい日差しのもと、夏キャンプは楽しいですよね!
しかし、楽しくするためにはしっかりとした準備と対策が必要になります。ここでは夏キャンプに絶対に忘れたくない持ち物を注意点と併せてご紹介します。
①虫対策グッズ
夏は蚊やブヨ(ブユ)などの虫が活動的になる季節です。特にブヨは咬まれると激しい痒みや痛みが出て、肌が弱い方は腫れが何日も引かないこともあります。
朝夕のブヨが活発になる時間帯は長袖、長ズボンなどを着用し、肌を露出しないようにしましょう。もちろん素足でサンダルもNGです。虫除けスプレーや虫刺されの軟膏も忘れないようにしてください。
また、蜂やヘビといった危険な生き物や、思わぬ怪我のときのために、近隣の医療機関をチェックしておきましょう。
虫よけスプレー
定番のシトロネラ、ペパーミント、ティーツリー、ニアウリ配合のアウトドアスプレーです。
DEET(ジエチルトルアミド)無添加なので小さなお子様(月齢6ヶ月以上から)にも使用可能。余ったらルームスプレーとしても使えますよ。
防虫剤
林業に従事する人も使用している強力な屋外専用の防虫香。蚊取線香より厚みが約2倍ほどもあり煙の量が多く野外での使用に最適です。
ポイズンリムーバー
毒虫や毒蛇に刺されたりかまれたりした時にも備えましょう。毒液や毒針を吸引作用で抽出するこちらの器具は、病院へ行くまでの応急処置として必須アイテムです。
このほかに、着る防虫ウェアも用意するとより安心感がでるのでよいですね!
②暑さ・寒さ対策グッズ
普段の生活でも気を付けたい熱中症。こまめな水分補給や塩分補給を心掛けて、速乾性のある衣服で効率よく熱を逃しましょう。
逆に標高の高いキャンプ場の夜は夏でも冷えます。またゲリラ豪雨に遭遇することもありますので、レインウエアやマウンテンパーカーなどのアウターも必ず持って行きましょう!
快適に過ごすことのできるリビングサイトをつくることも大切です。遮光性が高く、UVカットしてくれるタープを使って夏でも快適なサイトをつくりましょう。
テント
ダークルームテクノロジーで日光の透過をブロックし温度上昇を軽減します。開くだけで簡単に設営できるので疲労も少なめですよ。
タープ
遮光ピグメントPU加工が施された、雨風に強い王道タープ。ヘキサ(6角形)タープは設営しやすいので初めてのタープにもおすすめです。
③日焼け対策グッズ
紫外線はお肌の大敵。一日中外で過ごすキャンプでは紫外線対策が欠かせません。汗もたくさんかくので日常以上にこまめに塗り直しましょう。
また日焼けと熱中症の両方の対策面から必ず帽子は持っていきましょう。
日焼け止め
アウトドアではすぐに使えるようにポンプタイプがおすすめ。こちらは汗、水に強いスーパーウォータープルーフです。
爽やかなシトラスソープの香りのスプレータイプの日焼け止め。汗や水に触れると、UVブロック膜が均一になり、さらに強くなる優れもの。
手が汚れやすいキャンプではスプレータイプは重宝しますね。
帽子
頭頂部とバイザーに遮熱効果のあるシートを内蔵。さらに本体のメッシュ部分とシールド部に虫除け加工をプラスしたサンシールドハット。
スナップボタンで首周りのシールドを簡単に取り外しが可能です。
④食中毒の対策グッズ
暑い季節のキャンプは食材の管理がとても大切です。
保冷力の高いクーラー、長時間使用できる保冷剤の用意、こまめな調理器具の消毒を心掛けましょう。痛みやすい食材は避けておいしいキャンプご飯を楽しみましょう。
クーラーボックス
保冷力約5日!ファミリーにちょうどよい、容量約49Lのクーラーです。
(※約30℃の室内でクーラーに入れた一定量の氷が完全に溶けるまでの時間)
保冷剤
−16℃の表面温度を長時間持続するキャンプで大定番の保冷剤です。
冷凍庫で完全に冷えるまで数日かかるので前日に慌てて冷やさないように気をつけましょう。
まな板、包丁、お皿など調理器具も気を付けましょう。アルコール除菌に加えて抗菌効果も発揮してしてくれるものがおすすめ。
あればうれしい!夏キャンプをより快適にする道具
持っていなくてもキャンプはできるけど、もし持っていれば夏キャンプがもっと快適になるアイテムたち。そして、道具を最大限活かすちょっとしたコツをご紹介します。
アウトドア扇風機
アウトドアで使える扇風機があればキャンプサイトはもっと快適な場所になります。充電式やバッテリー式などコードレスタイプがおすすめ。
充電式電池、AC電源、車のシガーソケット(DC電源)の3種類から使用できるアウトドア扇風機です。LEDライト付きのなので夜のテントの中でも使いやすいですよ。
こちらはリチウムイオンバッテリー(別売)対応の小型扇風機。AC電源も使用できます。最大風速180m/分のハイパワーで夏のキャンプを快適にしてくれますよ。
クーラースタンド
クーラーボックスをそのまま地面に置いてしまうと地面の熱がクーラーに伝わって保冷力が低下してしまいます。クーラーボックスの性能を最大限引き出すためにもクーラースタンドを使いましょう。
定番のスタンダードなクーラースタンドです。コンパクトで安定感抜群なスタンドで、幅を約30〜60cmに調整が可能。
収納付きのアルミクーラースタンドです。アジャスターが付いているので多少斜めの場所でも平らに置くことができます。
夏のキャンプ場選びと設営場所のポイント
夏キャンプはなるべく涼しい場所にあるキャンプ場を選びましょう。
今は性能のよいキャンプ用品がたくさんありますが、やはり夏は暑いです。涼しい場所であれば道具の効果もグンと高くなりますよ。高原や林間、川や湖のあるキャンプ場などがおすすめです。
また設営場所は急な雨のことも考えて水ハケがよく、ほかより少し高くて平らな場所に設営するようにしましょう。
そしてテントはロープとペグ(ロープをかける釘のようなもの)をしっかりと張って設営することが大切です。しっかりテンションをかけて設営することでテント内の風の通りがよくなり、結露も防げます。
何よりロープを張らないテントは風に弱く、強風時に飛んでいってしまい事故につながることもあります。そうならないためにもテント、タープはしっかり設営しましょう。
持ち物リスト
基本のキャンプ道具 | 夏の必需品 | ||
テント | 虫除けスプレー | ||
タープ | 虫刺されの薬 | ||
シュラフ(寝袋) | ポイズンリムーバー | ||
マット | 遮光性の高いタープ | ||
ペグ | 日焼け止め | ||
ペグハンマー | 帽子 | ||
テーブル | 長袖のアウター | ||
チェア | 長ズボン | ||
ランタン | クーラーボックス | ||
LEDライト/ヘッドライト | 強力な保冷剤 | ||
着替え・タオル | 除菌スプレー | ||
防寒着 | スポーツドリンク | ||
レインウェア | 塩飴など | ||
バーナー | |||
燃料(ガス缶など) | |||
調理器具 | 持っていって欲しいアイテム | ||
食材・飲物 | 扇風機 | ||
クーラーボックス | クーラースタンド | ||
保冷剤 | タオルケット | ||
グローブ(軍手) | |||
カトラリーセット | |||
キッチンペーパー | |||
虫除け | |||
ファーストエイドキット | |||
焚火台 | |||
薪 | |||
トング | |||
着火剤 | |||
ゴミ袋(大・小) |
夏キャンプの必需品、思っていたより多く感じたかもしれません。しかし、備えあれば憂いなし。一生の思い出になるような楽しいキャンプにするためにもできる準備はしておきましょう!キャンプ場で「忘れたーっ!」とならないように必需品リストをまとめましたので参考にしてみてください。※必要な持ち物は人によって変わります。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。