キャンプ地で盗難被害に遭いやすいタイミング
キャンプ地で盗難被害に遭いやすいタイミングを知っていれば、それに備えて盗難被害対策ができます。ここでは代表的なタイミングを紹介します。しっかり覚えてくださいね。
サイトに誰もいない時
盗難被害はサイトに誰もいなくなったタイミングに起こりやすいです。特に、観光や温泉などで長時間サイトを離れるタイミングは盗難の絶好のチャンスなので、「周りに人がいるから大丈夫だろう」と気を抜かないでください。
就寝時
就寝時のタイミングも盗難が起こりやすいです。テントの中にいる人は外に置いてあるものに目が届きにくく、周囲のキャンパーにも気づかれにくいので要注意です。
盗難被害に遭いやすいキャンプ道具
盗難被害に遭いやすいキャンプ道具は以下の通りです。
- タープ
- ランタン
- 椅子
- テーブル
- シングルバーナー
- グランドシート
バーナーやランタンなどの小さいものから、テーブルやタープなどの大きなものまで、さまざまです。このことから「重たい」「大きい」という理由で安心はできないといえます。また、現金や貴重品などの管理にも十分に注意してくださいね。
キャンプ時にやるべき盗難被害対策
盗難被害の現状が把握できたところで、キャンプ時にやるべき盗難被害対策を2項目に分けて紹介します。
キャンプ道具を徹底管理
キャンプを楽しむために買い集めたキャンプ道具は常に狙われています。キャンプ道具は徹底的に管理しましょう。キャンプ道具の管理方法は以下の通りです。
キャンプ道具をテント内に収納する
使わないキャンプ道具は日中、夜間に関わらず、テント内に収納しておきましょう。キャンプ道具を出しっぱなしにするのは盗難被害に遭うリスクが高まります。テントに入りきらないテーブルや椅子などの大きい道具はグランドシートやブランケットで目隠しをしておくことをおすすめします。
キャンプ道具を車の中に収納する
テントに収納しきれないキャンプ道具や絶対に盗まれたくない高価なキャンプ道具、貴重品などは可能であれば、車の中に収納しておきましょう。テント内に収納するよりも、より安全と言えるでしょう。
キャンプ道具に印をつける
キャンプ道具が狙われにくくするための対策としてはキャンプギアにステッカーを貼ったり、名前を書いたりして印をつけておくことも有効です。転売目的での盗みがしづらくなります。
盗難被害に遭わないための雰囲気作り
盗難被害に遭わないための雰囲気作りも大切です。テントの周り、テント内には誰もいない。テントの入り口は開きっぱなし。外に高価なキャンプ道具が並んでいるという状況が危険なのは容易に想像がつくと思います。
しかし、トイレなどで短時間、サイトが留守になってしまうこともありますよね。そんな時に使える、サイトが留守に見えない雰囲気作りの方法は以下の通りです。
テントから靴やサンダルをチラ見せ
テントの入り口の間から靴やサンダルを少し見せると、中に人がいるように見えます。「誰かテントにいるかも」と警戒してしまうので効果的です。簡単にできるので、やっておきましょう。
音楽をかける、ライトを灯す
音楽をかけたり、夜間はライトを灯しておくだけでも、充分な盗難被害対策になります。常に自分のサイトには人がいるように見せかけておきましょう。
近隣のキャンパーさんに声かけをする
こちらは少しハードルが高いかもしれませんが、近隣のキャンパーさんに挨拶をしておきましょう。そうすることで、周囲の方が自分のサイトの異変に気づいてくれることもあります。
キャンプ時に役立つ盗難被害対策グッズ
「盗難被害対策のやり方はわかったけど、これだけではまだ不安がある」「念には念を入れて対策をしたい」という方に向けておすすめの盗難被害対策グッズを紹介します。
防犯ブザー
防犯ブザーはキャンプ道具を固定するペグに縛り付けておくと効果的です。キャンプ道具を急いで持ち出そうとした時にブザーが引っ張られ、ブザーがなるというトラップを仕掛けることが可能になります。
南京錠
テントの入り口を南京錠で施錠します。就寝中のテント内侵入防止に効果的です。南京錠は簡単に施錠、解錠ができるようにダイヤル式のものがおすすめです。
センサーライト
センサーライトは人が近づくと反応して光ります。テント周りにおいておくことによって人の動きに気づくことができますし、動物などの接近の予防にもなるので効果的です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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