春スキーとは
スキーのシーズンは雪の多い12月末頃から2月までがハイシーズンですが、3月になると「春スキー」になります。
春スキーは雪質に大きな特徴があり、雪が解け始めて雪と水と泥が混じり合うため、滑走のしやすさはハイシーズンに比べ劣ります。
それでも、雪が無くなる5月頃まで雪を求めてスキーへ行くこともできます。
春は冬に積もった雪が徐々に溶けてくる時期のため、標高の低いところから段々とコースが閉鎖されていき、コース幅も徐々に狭くなって雪から土や枝が見えるところが徐々に増えてきます。
ただその分リフト券は安くなりますので、安くスキーを楽しみたい方にはおすすめです。
春のスキーウェア選びの注意点
春スキーはハイシーズンと比較して暖かくなるため、冬の感覚で服を着ていくと日差しの暖かい昼間には汗だくになってしまいます。
ただ頂上付近だと温度が下がることがあるため、脱ぎ着でき温度調整をしやすい服装がおすすめです。
春のスキーウェア選びのポイント①インナーを使って体温調整してみる
晴れた日の日中は暑いからとウェアを着ずに滑る方もいますが、おすすめできません。
外気温や天候の変化に対応できるように、上下のウェアはハイシーズンのままで、インナーの枚数を減らしたり薄手のものにしたりして温度調節をすることがおすすめです。
春のスキーウェア選びのポイント②撥水性のあるウェアなどで水濡れ対策を!
春スキーは雨が降ることにも注意が必要です。
そして、晴れていると雪が溶けてシャーベット状になります。
水分を多く含んでいるため、雪の上に座ったり転んだりすると、防水撥水機能のない服装だと雪が付いて水がしみ込んできて非常に冷たいです。
そんな時のために、レインウェアや防水撥水機能のあるウェアを選んでおくとよいでしょう。
春のスキーウェア選びのポイント③小物も忘れず取り入れよう
ケガ防止や日焼け対策のためにも、ソックス・帽子・グローブも身に付けましょう。
春の仕様にして楽しんでみるのもおすすめです。
日差しが強くなるので日焼け対策も万全に行いましょう。この時期の日焼け止めの塗り忘れは、パンダ目など跡に残ってしまいますので、運動の汗でも流れない強力なものを使いましょう。