秋冬のキャンプファッションはレイヤリングが大切
今年もキャンプが一番楽しい時期、秋冬がやってきますね。でも秋冬のキャンプといえば、気になるのが寒さ対策。
機能的でおしゃれな秋冬のアウトドアファッションで、お洒落をするのもキャンプの楽しみのひとつです。
とくに秋冬は重ね着でお洒落の幅が広がって、楽しみが増える時期でもあります。そんな秋冬キャンプですが、注意したいのが昼と夜の寒暖差です。
冬は基本的に一日中寒いので意識する必要はありませんが、秋の晴れた日に「昼は汗をかくぐらい暑かったのに、夜は凍えるほど寒かった…」なんてことも多く、辛い思いをすることがあります。
そこで大切になってくるのがレイヤリングなのです！
レイヤリングとは？
そもそもレイヤリングとはなんでしょうか？聞いたことはあるけど、実際に何をどうするかまで説明できる人は少ないと思います。
レイヤリングとは、アウトドアで体を冷やさず快適に過ごすために行われる重ね着のことです。体を冷やす大きな原因は、汗と冷たい空気の2つです。
寒い時期のアウトドアでは、汗と冷たい空気に対処するために、機能の異なる3種類のレイヤーを重ね着します。これがレイヤリングの基本になります。
状況に合わせて各レイヤーを着脱することで、気温の変わりやすいキャンプ場でも快適に過ごすことができます。
その3種類のレイヤーとは、
- ベースレイヤー：直接肌の上に着る。
- ミドルレイヤー：ベースレイヤーの上に着る。
- アウター：一番外側に着る。
の3つです。
3種類それぞれに役割があり、使用されている素材や生地の厚み、特性が異なります。以下で、それぞれ3種類について解説します。
ベースレイヤー
ベースレイヤーは、肌に直に触れるインナーです。冬用と夏用があります。汗をかいて濡れると体が冷えてしまいます。
ベースレイヤーは水分を素早く吸収して、外側に発散することで、肌をドライで快適な状態にたもちます。あまり動いて汗をかく機会が少ないキャンプでは、保温性の高いものを選びましょう。
ミドルレイヤー
ミドルレイヤーは、ベースレイヤーの上に着用します。アウターとベースレイヤーの間に空気を溜めることができるので、高い保温性を実現できます。
フリースやパーカータイプのものが多くミドルレイヤーだけで着ても違和感の少ないデザインが増えています。動くことの少ないキャンプでは、特に保温性の優れた素材が使用されているものをチョイスしましょう。
アウター
アウターはミドルレイヤーの上に着用します。気温に応じて着脱して体温を調節します。
ミドルレイヤーと違いアウターには、熱を逃さない防寒性、雨を通さない撥水性、不快な蒸れを抑える透湿性の3つの役割があります。
これらの機能性が優れているものを選びましょう。
秋冬キャンプファッションおすすめ！メンズ向けのアイテム紹介
20代～40代のメンズキャンパーの、秋冬キャンプコーデで活躍しそうなアイテムをご紹介します。
帽子
「THE NORTH FACE ゴアテックスハット」
防水透湿素材のGORE-TEX PRODUCTS素材を使用した、トレッキング用防水ハットです。13mm幅のしっかりとしたシームシーリング加工を施すことで、防水性が向上しました。
トレッキングや野外フェス、普段使いにも幅広く活用できるアイテムです。
ベースレイヤー
秋冬キャンプのベースレイヤーには保温性の高いものを選びましょう。昼間は暑いことが多い秋キャンプでは、ICEBREAKER テックライト ショートスリーブのベースレイヤーがおすすめです。
高い保温性と防臭性で知られているメリノウール100%で機能性が高く、ICEBREAKER独自の縫製技術により高い耐久性を実現しています。
ミドルレイヤー
少しレトロな雰囲気が素敵なパタゴニア PATAGONIA M’s RETRO PILE JKTはパタゴニアのフリースジャケットです。素材はリサイクルポリエステル100％で環境に優しく、非常に軽量で保温性も抜群です。
体にピッタリとフィットする滑らかで柔らかい生地が内側に使われているため着心地も抜群に良いです。
アウター
日本の代表的な寝袋メーカーであるNANGAがキャンプの焚き火用のアウターとして制作したTAKIBI DOWN JACKET。
本来ダウンジャケットは非常に燃えやすいため、焚き火で使うのは危険なのですが、こちらのダウンジャケットは表面生地に難燃性素材が使われていて焚き火の火の粉で穴があいたり、燃えてしまうことはありません。
首周りのフードから風の吹き込みを防ぐ構造になっていて、風の強い日でも焚き火のそばでゆっくりと暖を取ることができます。
エプロン
テンマクデザインは、シンプルなデザインで質の良いアウトドア用品を作っているブランドです。
キャンプエプロンⅡは、お腹の部分に革グローブが収納できる程の大きなポケットが2つ、ハンマーやペグ、ナイフが吊り下げられるデイジーチェーンが取り付けられています。
またエプロン裾のループに棒状のものを通すことで、薪を運ぶのに便利なログキャリーのような使い方もできるので、とても使い勝手がいいエプロンです。
レギンス
「ヘルスニット 幾何学柄レギンス」
秋口のキャンプでは、昼間は気温が上がり暑いことも多いです。でも虫対策はしたい…。そんな方におすすめなのは、レギンスの上にハーフパンツを組み合わせるコーデです。
ヘルスニット幾何学柄レギンスは柄が派手なので、シンプルなデザインのパンツとトップスに合わせるとバランスがいいです。
パンツ
THE NORTH FACEのアルパインライトパンツは、デザイン性と履き心地の良さからアウトドアだけではなく、タウンでも違和感なく使えるアイテムです。
元々は登山用に開発されたパンツなので、動きやすく通気性もあり履いていて不快感がないのも魅力の1つです。カラー展開も5色あるのでお気に入りの色が見つけやすいです。
靴
いかにもアウトドアらしいデザインが特徴的なSOREL(ソレル)のカリブー。ソレルのトレードマークであるシロクマのロゴがサイドに刻印されていてかわいいです。
デザインだけでなく、靴底から足の甲の部分にかけてゴム素材が使われていて、雨や雪による浸水を防いでくれる機能性と高い耐久性が魅力です。
冬キャンプにピッタリの1足です。
靴下
アウトドアの靴下といえばダーンタフ。ダーンタフ メンズ ブーツソックフルクッションは一生履ける靴下と言われています。その理由とはメーカーが靴下の生涯無償交換を行っているからです。
メーカーに穴が空いた靴下を郵送で送って、靴下の穴開きや劣化が使用によるものと断定された場合のみ無償で新品と交換してくれるユニークなサービスを行っています。
素材にはメリノウールが使用されていて、保温性、通気性、速乾性、防臭性を兼ね備えているので、靴下としての機能性も十分です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。
