今回は、九州の魅力が存分に味わえる、今から予約可能なキャンプ場を紹介します。場所・料金・設備・付近の温泉・アクセス環境などをわかりやすくまとめているので、これからキャンプを計画している人は、ぜひチェックしてみてください。

九州のキャンプ場の魅力とは?

春キャンプ 九州

九州のキャンプ場には魅力がいっぱい。どのような特徴があるのか見てみましょう。

魅力その①:温泉につかってゆったりできる

1つ目の魅力は、温泉が豊富にある点です。別府温泉・湯布院温泉・黒川温泉をはじめ、大小さまざまな温泉がたくさんあります。

環境省が発表した「温泉利用状況」によると、全国に約27,000か所ある源泉のうち、九州には約9,500か所もあり、全国の約35%を占めるほど。源泉数を県別に見ると、大分県が全国トップで4,381か所、2位は鹿児島県の2,771か所です。

温泉がある場所は、川沿い・海沿い・森のなか・火山のふもとなど、バリエーションが豊富。さまざまなロケーションで温泉が楽しめます。

出典:政府広報オンライン「温泉天国、九州

魅力その②:火山がつくりだす壮大な景観を楽しめる

火山が多い九州だけあり、キャンプ場でも壮大な景観を楽しめるところがあります。たとえば、別府のキャンプ場のなかには、由布岳や鶴見岳の景観が眺められるロケーションも。また、「やまなみハイウェイ」の走行中に見られる、火山のふもとにひろがる壮大な原野や森林は圧巻ですよ。

さらに、堂々たる九重連山にあるキャンプ場からの景観も、素晴らしいの一言。そこから下って熊本県に入ったときには、雄大な阿蘇カルデラがひろがります。

さまざまなロケーションのキャンプ場からのぞむ、息をのむような美しい景色は、見飽きることがないでしょう。

 

3月から予約可能な、九州のおすすめキャンプ場6選

春キャンプ 九州

筆者イチオシのキャンプ場も含めて、九州のおすすめキャンプ場を6つ紹介します。

①阿蘇の自然を存分に味わえる「久住(くじゅう)高原コテージ」|大分県 

コテージの宿泊施設が併設されたキャンプ場です。九重連山と阿蘇外輪山とのあいだにひろがる、高原に位置します。山々の光景を眺めながら、草原のなかでゆったりとした時間を満喫できますよ。

サイトには車で乗り入れられて、そのままテント設営が可能です。

住所 大分県竹田市久住町白丹7571-23
料金 3,850円~
設備 露天風呂「満天望温泉」・家族風呂・ショップ
付近の温泉 黒川温泉共同浴場「穴湯」
アクセス やまなみハイウェイ→瀬の本→国道442→県道669
公式HP 久住(くじゅう)高原コテージ

②湖畔の絶景が目の前「RECAMP別府志高(しだか)湖」|大分県

別府を代表する観光地のひとつである、志高湖の湖畔にひろがるキャンプ場。志高湖は鶴見岳のふもとにあり、湖面に鶴見岳や由布岳が映る絶景スポットです。

別府市が運営しているキャンプ場なので、利用料が安いのがうれしいですね。

住所 大分県別府市志高4380-1
料金 1サイト1人あたり660円~
設備 テントサイト・ボート
付近の温泉 竹瓦温泉
アクセス やまなみハイウェイ→志高湖入口→県道52
公式HP RECAMP別府志高(しだか)湖
別府市のサイトもご参照ください。

 

③標高950mの高原がひろがる「スノーピーク奥日田キャンプフィールド」|大分県

アウトドアブランド「スノーピーク」が運営するキャンプ場。高原ならではの澄んだ空気と、今にも降ってきそうな星空が最大の魅力です。

レンタルコーナーを備えており、テント・タープ・テーブル・チェア・ランタン・寝袋などのキャンプギアが借りられます。スノーピークの商品を扱うショップもあるので、キャンプ道具を買い足せて便利ですね。

住所 大分県日田市前津江町大野64-1
料金 1サイト6人までで3,850円~
設備 各種レンタル備品・コインシャワー
付近の温泉 白岩温泉家族風呂
アクセス 県道9(日田鹿本線)→前津江町地域活性化センター前交差点→椿ヶ鼻ハイランドパーク方面へ
公式HP スノーピーク奥日田

④標高800mにひろがる大平原「ボイボイキャンプ場」|大分県

広大な原野にあることから、“九州のふもとっぱら!”と呼ばれているキャンプ場です。区画のない全面オートフリーサイトは開放感があります。平坦なサイトは人気が高いので、場所取りは早い者勝ちですよ。

隣接する「くじゅう花公園 キャンピングリゾート 花と星」では、グランピングも楽しめます。

住所 大分県竹田市久住町大字久住4050-11
料金 オフシーズン3,500円・オンシーズン4,000円
設備 炊事棟・水洗トイレ・コイン式温水シャワー室・ドッグラン
付近の温泉 赤川温泉 赤川荘
アクセス やまなみハイウェイ→瀬の本→国道422を南西へ約700m
公式HP ボイボイキャンプ場

⑤九州旅行の中継地点として好立地「オートキャンプ77CLPおりーぶ畑」|福岡県

東側の別府や大分と、西側の佐賀や長崎を結ぶ中継地点に位置します。その名前のとおり、オリーブ畑の横にあるオートキャンプ場です。オリーブを使った石けんなど、オリジナル商品が管理棟で販売されています。キャンプの思い出に購入するのもよいですね。

テントサイトは全部で14区画あります。芝サイトに車を横付けできて便利ですよ。

住所 福岡県朝倉市馬田2535-1
料金 1サイト4,400円 車1台、中学生以上2名様料金含む。
設備 トイレ・洗い場・レストラン
付近の温泉 天然温泉「卑弥呼ロマンの湯」
アクセス 大分自動車道甘木IC→東田交差点→国道500を北西へ約1㎞
公式HP オートキャンプ77CLPおりーぶ畑

⑥オートサイトからの眺めが凄い「ゴンドーシャロレーオートキャンプ場」|熊本県

阿蘇カルデラの絶景が見わたせるキャンプ場です。九重連山を下った、標高約900mの大草原にあるので、夏でも涼しく過ごせます。また、星空がとても美しいと評判です。

区画サイトは約65サイト。全長50メートル以上あるフリーサイトは、4か所にあります。好きな場所で思う存分、開放感にひたれますよ。

住所 熊本県阿蘇郡南小国町大谷山6338
料金 料金については公式サイトをご確認ください
設備 トイレ(7か所)・炊事場(各区画サイトにあり)・自動販売機・冷凍自販機
付近の温泉 黒川温泉共同浴場「穴湯」
アクセス やまなみハイウェイ→ぐるっとくじゅう周遊道路を西へ約2㎞
公式HP ゴンドーシャロレーオートキャンプ場

※この記事の情報は2023年3月現在のものです。内容が変わる場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPで確認してください。

今回は、九州エリアのおすすめのキャンプ場を紹介しました。九州のキャンプ場では、ほかではなかなか見られない、火山が形づくる壮大な景色を楽しめます。また、さまざまな場所にある温泉を堪能できますよ。木々が芽吹き、花々が開花する春。自然豊かなキャンプ場で、九州ならではの魅力を見つけられるでしょう。これからキャンプを計画している人は、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

ライター

Greenfield編集部

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