冬キャンプ飯でつくりたいドリンクはこれ!
冬キャンプでは、手間をかけずに手軽につくれるドリンクはありがたいですね。お湯や温めた牛乳を注ぐだけで簡単にできる、フリーズドライや粉末タイプのドリンクは要チェック。
簡単につくれる定番ホットドリンク
顆粒やポーションタイプの紅茶は、種類も豊富で選ぶのも楽しいものです。定番のレモンティーやアップルティーのほかにも、マスカットや桃をつかったフルーティーなドリンクが数多くあります。
ホット用の粒状タイプのコーヒーは、昔からキャンプの定番です。カフェオレやカプチーノなどのミルク入りのもの、バニラやキャラメルなどのフレーバーコーヒーなどもあります。かさばらず、アレンジもしやすいので、冬キャンプにおすすめです。
ちょい足しでワンランクアップのドリンク
調理したホットドリンクにプラスするだけで、体もぽかぽかになる「ちょい足しアレンジ」がおすすめです。
ちょい足しにおすすめの食材のひとつは、バター。ミルクの代わりにバターをひとかけら溶かすと、ぐっとコクが増します。コーヒーに入れてバターコーヒーにすれば、栄養価が高まって満足感もえられますよ。
コショウやシナモンなどのスパイス類も、ホットドリンクのアレンジにおすすめです。ストレートのドリンクに加えれば、ピリッとした後味が楽しめます。ミルク入りのドリンクと合わせると、ほんのりスパイシーなチャイ風味に。コショウやシナモンは、血行促進の効果も期待できますよ。
体を温める食材をとり入れたドリンク
冬キャンプのドリンクには、体を温めてくれる食材を積極的にとり入れてみましょう。
唐辛子やショウガなどの薬味は、ジュース類やホットミルクなどのドリンクに合います。うるおいを与えてくれるはちみつ、ドライフルーツやナッツ類は、レモネードやホットワインのスパイスにおすすめ。さらに、血行を促す葛で葛湯を作れば、発汗作用や温感効果が期待できます。
発酵食品には酵素が多く含まれているので、新陳代謝を促してくれます。日本酒や紹興酒などの発酵酒も冷え防止によいとされます。
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キャンディケイン・ココア
キャンプファイヤーを囲みながら、家族みんなで飲みたいホットココア。冬に手に入りやすいミント味のキャンディケインはココアとの相性も抜群です。いつものココアにかわいいキャンディケインをそえて、ホット&クールに。
〈材料 ひとり分〉
インスタントココアの素・・・商品表示により小さじ1~4杯
キャンディーケイン・・・1本
温めた牛乳かお湯・・・150mL
①カップにココアの素を入れ、お湯か温めた牛乳を注いでまぜる
②キャンディケインを入れ、混ぜながらいただく
※好みでマシュマロを浮かべ、溶かしながら飲むのもおすすめ
ジンジャー風味のホットレモネード
体を温めてくれる素材をふんだんに使った、ホットレモネード。はちみつを使うと、まろやかな味わいになります。就寝前のドリンクにもぴったり。
〈材料 ひとり分〉
お湯・・・180mL
レモン・・・半分
はちみつ・・・小さじ2杯
しょうが・・・ひとかけら
①カップに半分に切ったレモンを絞り入れる
②はちみつとお湯を入れてよく混ぜ、しょうがを加える
抹茶葛湯
葛湯は作る過程も楽しめて、親子キャンプにぴったり。手作りなら、とろみも好みで調整できます。熱湯を使うので、やけどには十分注意しましょう。
〈材料 ひとり分〉
熱湯・・・180mL
水・・・大さじ1杯
抹茶の粉・・・小さじ1杯
葛粉・・・大さじ3杯
①大きめの器に、抹茶の粉と葛粉を入れてよくまぜる
②水を加えてしっかり溶かす。先に水で溶かしておくと、ダマになりにくい
③熱湯を少しずつ注ぎながら手早くかき混ぜ、好みのとろみがついたらできあがり
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【冬キャンプ】寒さ対策♪体の中からあったまろう♪お手軽ホットドリンクのススメ
女子キャンにおすすめ!冬キャンプ飯の映えドリンク
キャンプの夜長は温かいドリンクと一緒に楽しくおしゃべり。女子キャンならではの、簡単なのにひと手間を感じさせる、映えドリンクはいかがでしょうか。体を温めてくれるだけでなく、栄養も取れて疲労回復にもぴったりのドリンクをご紹介します。
ホット梅酒
疲労回復の効果があるとされる、クエン酸を豊富に含んだ梅酒。キャンプで疲れた体を癒してくれます。湯せんでも、お湯割りでもつくれますよ。
〈材料 ひとり分〉
お湯・・・100mL
梅酒・・・80mL
あれば梅酒に漬けた梅の実・・・1個
①カップに梅酒をいれ、お湯を注いで梅の実を入れる
②ストレートで味わう場合は、カップに入れた梅酒をそのまま湯せんで温める
※お湯の代わりに、梅酒を紅茶で割ったアレンジもおすすめ!
グロッグ
グロッグ(Glögg)は北欧で飲まれているホットドリンク。アルコールが苦手な場合は、沸騰させてアルコールを飛ばしてくださいね。または、赤ワインの代わりに、ぶどうジュースとりんごジュースを同量混ぜ合わせてもおいしくできます。
〈材料 ひとり分〉
赤ワイン・・・180mL
ブラウンシュガー・・・大さじ1杯
シナモンスティック・・・1本
オレンジの輪切り・・・1枚
クローブ・・・1粒
レーズン・・・小さじ1杯
アーモンド・・・数粒
①小鍋にすべての材料を入れる(時間があれば全部の素材を半日ほど漬け込み、ワインにスパイスの香りを十分に移す)
②鍋を火にかけ、沸騰直前まで温めたらできあがり
エッグノッグ
優しい味わいのエッグノッグは、たまご入りで栄養満点です。ふんわりと漂うバニラとシナモンの香りは、ゆったりと語らいたい女子キャンの雰囲気にもぴったり。
〈材料 ひとり分〉
温めた牛乳・・・180mL
たまご・・・1個
ブラウンシュガー・・・大さじ1杯
バニラエッセンス・・・適量
シナモンパウダー・・・適量
①たまごを溶き、砂糖を加えて、白っぽくなるまでまぜる
②温めた牛乳を注ぎ、泡だて器でまぜる。※ミルクフォーマーを利用すると簡単
③カップに注いでシナモンパウダーをふりかける
※お好みで、ブランデーやラム酒を小さじ1杯ほど加えると、大人の味に
乾電池式ミルクフォーマーは、キャンプやピクニックなど、野外で持ち歩くのに便利です。出先でも簡単に、カフェレベルのクリーミーなホットドリンクが完成します。いつでもこだわりのドリンクを飲みたい方におすすめです。
冬キャンプ飯に役立つドリンク用ギアも要チェック
冬場のキャンプで温かいドリンクを楽しむために、ギアの性能にはこだわって選びたいですね。容器の保温性や、飲みもののこぼれにくさなどを重視し、より実用度の高いドリンクギアを集めてみました。
①大容量がうれしい、口元が熱くならないチタンマグ
熱が伝わりにくいチタン製のマグ。寒さでドリンクがあっという間に冷たくなってしまうのを防ぎます。軽量で取っ手がたためるので、持ち運びも簡単です。たっぷり飲める大容量もうれしいですよね。
②飲み口付きでこぼれにくい、保温用マグ
スタンレーの真空マグは、移動用のハンドルとこぼれ防止の飲み口つきの二重構造。保温も保冷もできるので、1年中つかえます。キャンプのドリンクギアは、持ち運びやすさやこぼれにくさも考慮して選びましょう。
③マグカップ対応、カップホルダー
机やテーブルに挟むことで簡単に使えるドリンクホルダー。チェア付属のビアホルダーはつかいやすいですが、ホットドリンクは置く場所の安定感を重視したいですよね。NYShのマグカップホルダーは、クリップでテーブルに留める仕様なので、不意の動作でもドリンクをこぼしにくく安心感があります。ホルダーには切り込みがあり、マグの取っ手の収まりがよいのも特徴です。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。