初心者がボディボード にトライするならこんな日!
記念すべき初めてのボディボードに乗る日!せっかくなら条件がいい日にチャレンジしたいですよね。
事前に確認せず海へ出ることは、大きな危険を伴います。天候や波を事前に確認してから、トライしましょう!
天候
ボディーボードをする前日と当日は、必ず天候のチェックをしましょう。
雨の日は視界が悪くなるので、初めての日にはおすすめできません。風が強い日もうねりや高い波が起きやすいので、初心者は避けるのがベター。
また、台風が近づく前後の数日も波には大きな影響が出ます。ベストな天候の日を見つけてチャレンジしてくださいね。
波
今の天気予報のサイトでは波の高さも確認できます。天気が良くても、高い波が来る時は初心者には危険です。必ずチェックするようにしましょう。
いざ、海についてもすぐに波に向かっていくのはNG。しばらく波の状態を見て、どこのポイントが安全か確認しましょう。
おすすめのシーズンや場所
ボディボードはマリンスポーツなので夏のイメージが多いと思いますが、ウェットスーツを着用すれば1年中楽しめるスポーツです。
とはいえ、冬の水温が低い日に始めるのはおすすめしません。
7月や8月の海水浴シーズンは家族連れの海水浴客もたくさんいるので、周囲に気をつけながらボディボードをする必要があります。
早朝や夕方は人も少なく、波もいい状態のことが多いのでおすすめですよ。
9月は水温も気温も高く、海にいる海水浴客も少なくなるので初めて練習するには最適なシーズンです。
9月はライフセーバーがいない時期なので、波やポイントに気をつけながら楽しみましょう。
また、テトラポットや河口付近は複雑な潮の流れが起きやすい場所です。ボディボードをやる場合は避けましょう。
ボディボードの基本姿勢を理解しよう
ボディボードはボードの上で腹ばいになり波に乗りますが、基本的な姿勢があります。簡単に見えますが、海で波に乗りながら基本姿勢になるのは簡単ではありません。
ここでは、基本姿勢のポイントをご紹介します。海に入る前に砂浜の上でイメージトレーニングするとわかりやすいですよ。
基本姿勢のやり方
- ボードの中央部分にお腹が来るように腹ばいになる。この時、肘は90度に曲げ上半身を上げた姿勢になる
- 足の付け根をテール(ボードの下の部分)に合わせる
- 肘がボードからはみ出ないように、ノーズ(ボードの上の部分)を手で軽く握る
- 胸をしっかり反らせ、前を見る
肘は身体と同じように真っ直ぐボードに置くように気をつけましょう。身体の重心が前すぎても、後ろすぎてもバランスが崩れてしまいます。
真ん中にのり、真っ直ぐ上半身をそらすことが大切です。
ボディボードを持って海へ出てみよう
天候も波もOK!波乗りする時の基本姿勢も頭に入ったら、海へ出てみましょう!
しかし、すぐ海へ直行は危険です。まず道具の確認をしっかりしましょう。
リーシュコードはボードにしっかりついてるか少し強めに引っ張り確認します。海に入る前に装着は確実にしておきましょう。
また、波乗りは普段使わない筋肉を使います。首や手首、足首、腰など入念にストレッチしましょう。ストレッチしている時に、波の状態を見ることも大切です。
左右どちらかから、ドミノのように割れる波は波乗りしやすい波です。最初はあまり沖の方ではなく手前で波が割れるポイントを探しましょう。
テイクオフして波に乗ろう!やり方やコツを紹介
ここからは実際にテイクオフをして波乗りするときのポイントやコツを紹介します。テイクオフが成功すると一気にボディーボードが楽しくなりますよ!
スープの上で波乗りしてみる
まずは、割れた白い状態(スープ)の波に乗ってみましょう。
腰ぐらいの水深のポイントで波を待ちます。スープがきたタイミングでボードに乗り、波に押してもらう感覚をつかみましょう。
この時、ボードの真ん中にしっかり乗っていると成功しやすいですよ。基本姿勢で乗ることをしっかり意識してくださいね。
波が割れるタイミングで波乗りしてみる
スープでの波乗りが出来るようになったら、次は波が割れるタイミングで波乗りをしてみましょう。
後ろから乗りたい波のうねりが近づいてきたら、ボードに乗りキックを始めます。波が追いつき、自分の体が浮き上がる感覚がわかったらさらに強くキックしましょう。
波が割れ、波に乗ってしまえばキックしなくても気持ちよく前に進んでいきます。
テイクオフを成功させるコツは、波が割れる直前にボードにつけている肘をすこし伸ばしノーズをすこし下に押してあげること。
水の抵抗が少なくなるので、テイクオフが成功しやすくなります。テイクオフが成功したら、基本姿勢にすぐ戻しましましょう。
割れる波にテイクオフするのは、大きい波であるほど下に落ちる感覚があるのですこし怖く感じるかもしれません。
しかし、ポイントを抑えて基本姿勢ができていれば波のスピードに乗り、気持ちいい爽快感が味わえますよ!
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。