※このページにはアフィリエイトリンクが含まれています。
冬キャンプは冬用シュラフを用意しないと寒くて眠れません。しかし、冬用シュラフは高価なので手が出ないという方も多いでしょう。そんな「3シーズンシュラフでどうにか冬キャンプできないかな?」という方におすすめの+αアイテムを10点ご紹介します。

シュラフカバー

シュラフカバーの役割は、結露からシュラフを守ること。冬のキャンプはテントの内部がびしょ濡れになるほど結露することがあります。

3シーズンシュラフ 冬

出典 ISUKA

ダウンは濡れると保温性を維持できなくなってしまうので、防水のシュラフ以外はシュラフカバーは必須と言えます。

化繊のシュラフの場合は濡れても保温性をある程度維持してくれますが、シュラフカバーは熱を閉じ込めてくれる役割もあるので、併用することで保温性をさらに上げてくれますよ。

シュラフカバーは高いので、エマージェンシーシートで代用している人もいます。

しかし、シュラフカバーは透湿性があるので汗などの水蒸気を外に逃がしてくれるのですが、エマージェンシーシートはそれがないため、シュラフとシートの間で結露してしまうことがあり、逆効果になってしまうことも。

どうせ買うなら透湿性のあるものを買いましょう。

 イスカ(ISUKA) ゴアテックスシュラフカバーウルトラライト

イスカ(ISUKA) ゴアテックス シュラフカバー ウルトラライト ネイビーブルー 200721
イスカ(ISUKA) ゴアテックス シュラフカバー ウルトラライト ネイビーブルー 200721

 

インナーシーツ

シュラフの中に入れて使うシーツは、サラッとした肌触りの薄手のものから、中綿入りの保温タイプまで様々あります。

3シーズンシュラフ 冬

出典 mont-bell

インナーシーツのみを夏用のシュラフとして使うこともできるので、持っていても損はしません。ということは、夏用のシュラフをすでに持っているのなら、それを重ねてもいいわけですね。ただしその際は、重ねた時にダウンがギュウギュウに潰れてしまわないようにすることがポイント。ダウンは潰れてしまうと保温性を発揮できません。

インナーシーツの場合はその辺りが計算されていますが、手持ちのシュラフを重ねる場合は外側を大きいものにするなど工夫してください。

 ロゴス 寝袋 シルキーインナーシュラフ 

ロゴス(LOGOS) 抗菌防臭シルキーインナーシュラフ
ロゴス(LOGOS) 抗菌防臭シルキーインナーシュラフ

 

テントシューズ

テントで眠るときに気になるのは、やっぱり足もとの冷えですよね。靴下だけでは寒いというときは、テントシューズの出番です。

 

3シーズンシュラフ 冬

出典 Goldwin

テントシューズはダウンのものと化繊のものに分かれます。保温性やコンパクト性はダウンの方が優れていますが、化繊は水に強いという利点があります。

シュラフの中だけで使う場合はダウンの方がおすすめですが、テント内を歩いたりするシーンが多いのであれば、化繊の方がおすすめです。

イスカ(ISUKA) ダウンプラス テントシューズ

イスカ(ISUKA) テントシューズ ロング(Tent Shoes Long)
イスカ(ISUKA) テントシューズ ロング(Tent Shoes Long)

 

キャップ

帽子を被ったまま寝るのは慣れていないと窮屈に感じるかもしれませんが、冬キャンプではそうも言ってられません。

お手持ちのニットキャップでいいと思いますが、チクチクしないフリースのキャップや、締め付け感の少ないナイトキャップならより快適です。

パーカーのフードを被っても大分違います。

カリマー ビーニー waffle beanie

karrimor カリマー ワッフルビーニー

 

バラクラバ

シュラフに入っても唯一露出している顔。顔が寒くて眠れないというのはよくあることですよね。そんなときは、バラクラバをして寝ればかなり温かいですよ。

バラクラバとは、いわゆる目出し帽のこと。

ウィンタースポーツなどによく使われるアウトドアブランドのものは、蒸れることもなく呼吸も苦しくありません。

見た目はちょっと怪しくなりますが(笑)、あるとないとでは大違いでしょう。バラクラバを用意できない方は、ふつうのマスクでも効果はあります。

HOT CHILLYS ホットチリーズ マイクロエリート シャモア マスク HC6127 コンバーチブル バラクラバ

ROCKBROS(ロックブロス)冬用 ネックウォーマー バラクラバ
ROCKBROS(ロックブロス)冬用 ネックウォーマー バラクラバ

 

ダウンジャケット、ダウンパンツ

寒いときは着込む。これは基本ですが、あまり着込みすぎても寝心地が悪くなります。

3シーズンシュラフ 冬

出典 NANGA

軽くて温かいダウンは寝ている間もゴワゴワせず、ストレスがありません。ストレッチ素材なら、なおいいですね。

ダウンジャケットはお持ちの方も多いと思いますが、ダウンパンツも是非使ってみてください。下半身が今まで感じたことのない温かさに包まれます。

 ミズノ アウトドアウェア ブレスサーモ ダウンパンツ

[ミズノ] アウトドアパンツ ブレスサーモ ダウンパンツ 登山 トレッキング 防寒 吸湿発熱 Go to by mizuno B2MF0526
[ミズノ] アウトドアパンツ ブレスサーモ ダウンパンツ 登山 トレッキング 防寒 吸湿発熱 Go to by mizuno B2MF0526

湯たんぽ

3シーズンシュラフ 冬

出典 LOGOS

最近は小型の湯たんぽがたくさん販売されていますね。カバーもかわいいものが多く、キャンプ以外にお家や外出先でも使えます。

シュラフの足もとに湯たんぽを入れれば、朝まで温かいですよ。ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽがわりにしているキャンパーも多いようです。

その際は、低温やけどしないよう、タオルなどに包むようにしてください。

 クロッツ やわらか湯たんぽ たまご型タイプ 

【クロッツ】 やわらか湯たんぽ たまご型タイプ (ブラック)
【クロッツ】 やわらか湯たんぽ たまご型タイプ (ブラック)

ホッカイロ

3シーズンシュラフ 冬

お湯を沸かすことすらつらいような冷え込みのときは、お手軽なホッカイロを駆使しましょう。足の裏やお腹に貼って寝れば寒さ知らずです。

背中や腰に貼ってしまうと、自分の重みでカイロが圧迫され低温やけどする可能性がありますので、注意してください。

 

毛布

薄手の毛布ならシュラフの中に入れて使えますし、厚手の毛布はシュラフの上に掛けることで保温性が上がります。

3シーズンシュラフ 冬

ちょっとかさばりますが、マットの上に毛布を敷いて、シュラフの上にも毛布を掛けるサンドイッチ状にするとかなり温かいですよ。

毛布なら自宅で使っているものを持って行けばいいのでお金もかかりません。ただし、結露で濡れてしまう覚悟はしておいたほうがいいですね。

 

コット

寒さは地面から伝わってきます。冬キャンプでは、シュラフマットだけだと冷気を防げないんですよね。

シュラフマットの上に毛布を重ねたり、マット自体をアルミなど断熱素材を使用したものにするなど選択肢は色々ありますが、一番のおすすめはコットです。

3シーズンシュラフ 冬

出典 coleman地面との距離が遠くなり、荷物を隙間に挟めば冷気を遮断してくれます。夏場は逆に、コットの下に空気の通り道を作ってあげることで、涼しく快適に眠ることができますよ。

昼間はベンチとしても使えますので、予算に余裕がある方は是非導入してみてください。

 

コールマン(Coleman) コット トレイルヘッドコット/パックアウェイコット 2000031295/2000031296
コールマン(Coleman) コット トレイルヘッドコット/パックアウェイコット 2000031295/2000031296
電源サイトであれば、電気毛布や電気カーペットで簡単に暖をとれますが、今回ご紹介したアイテムを駆使すれば、電源が無くてもなんとか乗り切れます。毛布やホッカイロ、湯たんぽなどはすぐに取り入れられますし、シュラフカバーやコットなども、冬用シュラフを購入するよりは安価で済みますよ。是非検討してみてくださいね。

ライター

Greenfield編集部

自然と向き合い、環境に配慮しながらアウトドアスポーツを楽しむ人に向け、自分や周囲のウェルビーイングの向上につながる情報をお届けします。