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2014年に初の電動アシスト機能を持つ「Electrifiedシリーズ」をローンチ以来、2016年に初代「S」モデル、翌2017年「X」モデル、さらに2018年には両モデルをヴァージョンアップした「S2」「X2」を発表したVanMoofが、2020年、4代目となる新しいE-bikeを発表します。

VanMoof

VanMoof

ヴァージョンアップの度に、業界初の最新テクノロジーを次々と最新モデル自転車に採用してきたVanMoof。今回の新しい「S3」&「X3」でも、様々な技術的改良が施されています。
たとえば、より小型化し静音性も増した最新モーターの採用。ライダーからのフィードバックを取り入れ、初めて採用された油圧式ブレーキ。
また、新採用の4段階オートマティックギア「e-shifter(電動シフター)」は、アプリを使ってでシフトのタイミングをライダーの好みにあわせてカスタマイズすることが可能です。

そしてなにより、このVanMoof4代目E-bikeの注目すべき点は、その価格です。新しい「S3」&「X3」は、前モデルに比べてなんと、40%以上のプライス・ダウンとなる250,000円(€1,998 / US$1,998)。国産の高級電動アシスト自転車のマーケットに於いても、十分にリーズナブルな価格設定です。
これはなにより、VanMoofのビジネススケールの拡大と、10年に渡る独自のイノベーションの結果でもあり、同時に、ます。製造から流通まで、すべてのサプライチェーンを自社で保有するVanMoofからこそ、可能となったプライシングなのです。

なお、新しい「S3」&「X3」は、2020年4月22日からvanmoof.comとブランドストアで発売を開始します。ファーストデリバリーは5月を予定しています。

VanMoof S3 & X3 注目スペック

•パワフルな250〜350W モーター •オートマティック4段階 e-shifter •500W で加速するブーストボタン
•最高時速32Km/h(24km/h) (※01) •4時間のフル充電で最長 150 km 走行可能 •スマートフォン接続
•盗難防止トラッキングシステム •キーレスのキックロック •リスポンシブアラーム •油圧式ブレーキ
•完全内蔵型のワイヤリング •内蔵型e-ベルとカスタマイズ可能なサウンド

※01:日本の電動自転車には、モーターのみで自走可能で法的には原動機付自転車に分類される「フル電動自転車」と、時速24km以上は動力の補助を受けてはならない「電動アシスト自転車」があります。
VanMoof S3 & X3では、日本の電動アシスト自転車の規格にあわせ、動力補助は時速24kmまでとなります。

VanMoof(バンムーフ)とは?

VanMoofは、自転車大国オランダ・アムステルダム発のハイテク自転車メーカーです。インダストリアル・デザイナーの兄とエンジニアの弟の2人の兄弟によって、2009年に設立されたのは2009年。
従来の自転車業界とは一線を画すキャリアや、テクノロジー満載でテック好きに刺さるデザインセンスから「自転車界のテスラ」などとも呼ばれています。

最初にVanMoofが注目されたのは、その盗難防止技術でした。キーレスロックや盗難アラームの採用。たとえ盗まれてもGSM方式の電波で追跡可能という高級外車並の盗難防止システムなど、「盗まれないスマートバイク」として、日本でも知る人ぞ知るブランドとなりました。

また、これまでの自転車は、どんな高級自転車も結局のところ、複数メーカーのパーツの寄せ集めだったりしますが、VanMoofはタイヤを除くすべてのパーツをオリジナルでデザイン・製造しています。
販売ルートも既存のサイクルショップを経由せず、8割をインターネットによる通販、残りは世界9カ国の直営ブランドショップ(世界9カ国)を通してライダーへ直接販売。
サプライチェーンのすべてを自社で掌握することで、現在、VanMoof信者というべき熱烈ファンのライダーたちを、世界19ヵ国に12万人以上も擁する、ニュータイプのハイテク自転車メーカーとなったのです。

VanMoofブランドストア東京
東京都渋谷区神宮前3-26-3
Tel:03-6812-9650
https://www.vanmoof.com/jp_jp

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。