キャンプで揚げ物は気兼ねなくできる!
キャンプ料理の幅はどんどん広がり、アウトドアシーンでさまざまな料理に挑戦するキャンパーが増えてきました。
じつは家庭料理で人気の揚げ物もそのうちのひとつ。
むしろ、油はねを気にして家で揚げ物をしない家庭もあり、「外だからこそ気にせずに楽しめる!」といった方も少なくないようです。
どんな調理器具を準備すればいい?
まずは、キャンプの人数によって、揚げるときの鍋を決めましょう。
ソロキャンプや二人だけの時は、少し深めのスキレットで十分。
小さいサイズのものを使えば少量の油ですむので、より気軽に挑戦できますね。
大人数の時は、ダッチオーブンを用意するといいでしょう。
ちなみに、重みのある蓋をして「蒸し焼き」にすると揚げ物がおいしく仕上がるのだそう。
そうすることでカリッとした触感の本格的な仕上がりになります。
スキレットとダッチオーブン(鋳鉄製)の特徴とは?
スキレットや、ダッチオーブンの定番でもある鋳鉄製の素材は、熱伝導率が高く、保温性にすぐれているのが特徴です。
ダッチオーブンといえば、蒸す、焼く、煮込むなど、万能鍋としてキャンプ料理に欠かせない鍋ですが、揚げ物の鍋としても最適です。
熱の伝わり方にムラがないため、少量の油で揚げることができ、あと片付けもらくちんなのも魅力ですね。
メリットがいっぱい!キャンプで楽しむ揚げ物料理
テーブルのそばで調理ができるキャンプでは、揚げたてをすぐに食べられるのがうれしいポイントです。
なかでもおすすめしたいメニューが、次から次に揚げたてを楽しみたい串揚げ。
お店と違って、家庭の食卓に揚げ油を置くのはちょっと抵抗がありますよね。
一方アウトドアでは油はねをそこまで気にしなくていいですし、立食スタイルで自分の食べたい串を揚げていく、という楽しみ方を体験することができます。
キャンプで揚げ物をするときの注意点
キャンプ料理を盛り上げてくれる揚げ物ですが、注意点も覚えておきましょう。
揚げ物の最中はそばを離れない
油がたとえ少量でも、条件がそろえば爆発や燃え広がる恐れがあります。
調理中は鍋やフライパンから離れないというのが必須条件です。
お子さんやペットが近づいて危ないめに合わないように注意をはらいましょう。
安定感のある場所を選ぶ
キャンプで揚げ物をするときは、卓上のカセットガスコンロや、しっかりとしたつくりのツーバーナーなどを使用しましょう。
ガスとゴトクだけのシングルバーナーなどでの調理はあまりおすすめできません。
強風で鍋ががたつくことのないように、きちんと安定しているか確かめてから火をつけるようにしてくださいね。
油の処理も安全第一
家庭では一回ずつ捨てることのない油でも、キャンプで使用した油を持ち帰るのは危険です。
なるべく、その場ですぐに固めて燃えるごみに出すのがいいですね。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。