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【体験記】ニュージーランドでトレッキングや登山を楽しむときの注意点や日本との違い~入門編「Great Walk(グレイトウォーク)」について⑤~

【体験記】ニュージーランドでトレッキングや登山を楽しむときの注意点や日本との違い~入門編「Great Walk(グレイトウォーク)」について⑤~
   
自然にあふれたニュージーランドには「Great Walk(グレイトウォーク)」と呼ばれる人気のあるトレッキングコースがあります。前回は全部で9つあるこの「Great Walk(グレイトウォーク)」について詳しく解説しました。今回は「Great Walk(グレイトウォーク)」の中の一つ、「Routeburn Track(ルートバーントラック)」(以下、ルートバーントラック)を歩いた時の体験談をお話したいと思います。
   

ニュージーランド トレッキング「ルートバーントラック」の概要

ニュージーランド トレッキング ルートバーントラック

 

ルートバーントラックはニュージーランドの南島にあり、フィヨルドランド国立公園とマウントアスパイアリング国立公園をまたぐ、全長が32㎞のコースです。

一本道となっており、スタート地点とゴール地点が違います。

ただ、一方通行ではないのでどちら側からでも歩きはじめることができます。

どちらにしろ、帰りのバスなどの予約も忘れずに行いましょう。

ニュージーランドの原生林の中を氷河の溶け水が混じったきれいな色の川や険しい渓谷に沿いながら歩いたり、高山植物が広がる森林限界を越えた岩場を歩いたりと見どころが満載のトレッキングコースです。

山小屋のほかにキャンプサイトもあり、自分で自由にアレンジしながら一般的には2泊3日、急ぎであれば1泊2日でも歩くことができます。

毎年トレイルランニングの大会も行われており、参加者の方はもちろん数時間で走り切ります。

ルートバーントラックからはGreat Walk(グレイトウォーク)以外のトレッキングコースにも行くことができるので、ほかのコースと合わせて1週間ほどかけて歩く人たちもいます。

ルートバーントラックの山小屋とキャンプサイトは要予約となっています。

(シーズン中、10月中旬から4月後半まで)

近年は人気が上昇中ですので、山小屋の早めのご予約をおすすめします。

ご予約はこちらから→Department Of Conservation

 

 

ニュージーランド トレッキング「ルートバーントラック」1日目

ニュージーランド トレッキング ルートバーントラック

 

1日目のコースの概要

体験記ということで、私が歩いた時のルートでお伝えしていきます。

スタート地点はグレノーキーという町の近くにある、「ルートバーンシェルター」です。

グレノーキーはクイーンズタウンという町から車で30~40分のところにあります。

ルートバーンシェルターにはお手洗いもありますので、ここで済ませておくと良いでしょう。

ニュージーランドの原生林の中をてくてくとゆっくり歩いて行き、リラックスしたトレッキングを楽しめます。

氷河から溶け出した水が流れる壮大な渓谷の横を通り過ぎたり、もしかしたらニュージーランド原産の鳥たちも近くにやって来るかもしれません。

途中から少し登っていきますが、標高自体はそんなに高くないのでゆっくり登っていけばあっという間に山小屋にたどり着きます。

 

1日目に滞在する山小屋について

ルートバーンシェルターから歩き始めた場合、1日目はルートバーンフラットハットという山小屋か、ルートバーンフォールズハットという山小屋に泊まることができます。

ルートバーンフラットハットは歩いて40分くらいのところにあり、すぐに着いてしまいますので、おすすめはルートバーンフォールズハットです。

ルートバーンフラットハットのあたりから登りが少しきつくなります。

ルートバーンシェルターからルートバーンフォールズハットまでは8.8㎞、約2時間半~4時間くらいの道のりとなります。

山小屋は予約制ですので、予定を決めたら忘れずに予約しましょう。

 

 

ニュージーランド トレッキング「ルートバーントラック」2日目

ニュージーランド トレッキング ルートバーントラック

 

ルートバーンフォールズハットからは岩場をどんどん登っていきます。

この山小屋の名前の通り、少し登ったところにたくさんの滝があり、見どころの1つとなっています。

森林限界を越えたところをずっと歩いて行くコースがほとんどになりますので、天候などのコンディションによって景色がまったく違いますし、歩きやすさも全然違います。

私が歩いたときは雨がたくさん降っていたので、風も強く非常に歩きにくかったです。

2日目はルートバーントラックの中で一番標高の高いハリスサドルという所を通ります。

標高は1,255mで緊急用のシェルターがあるので、ここでランチを食べて休憩する場合が多いと思います。

この辺りからは往復1時間プラスでコニカルヒルという景色が良いところへのサイドウォークもありますので、余裕がある人はこちらも行ってみてください。

一番高い所まで登ると、あとはゆっくりと下って行きます。

徐々にこの日に宿泊する山小屋、レイクマッケンジーハットとその隣にたたずむ湖が見えてきます。

この湖まで下りていくというのがベストな行程になりますが、この山小屋は予約でいっぱいな場合があるので、その時は次の山小屋まで行ってしまいます。

2日目は11.3㎞、約4時間半から6時間くらい歩きます。

レイクマッケンジーハットからは天気次第で素敵な朝焼けや夕焼けも見ることができます。

 

 

ニュージーランド トレッキング「ルートバーントラック」3日目

ニュージーランド トレッキング ルートバーントラック

 

3日目はマッケンジーハットからゴール地点であるディバイドまで歩いて行くコースとなります。

標高は1,000m以下の道をほぼ下るように歩いて行きます。

ちょうど森林限界あたりを歩いて行くので、きれいな谷なども見ることができるし、途中では落差174mのEarland Fallsという滝の傍も通ることができます。

3~4時間歩くと、もう1つの山小屋レイクホーデンハットもありますので、ここでランチ休憩するのが良いでしょう。

その後はニュージーランドの原生林の中を歩いて行って、ゴール地点の少し前にはキーサミットという景色が良い標高の低い山へのサイドトリップもあります。

こちらも余裕があるのであればおすすめです。

3日目は12㎞、4~5時間の道のりとなります。

 

 

まとめ

今回はニュージーランドのGreat Walk(グレイトウォーク)の一つ、ルートバーントラックについて自分の体験を含めお話してきました。距離が比較的短めのコースになりますので、トレッキング初心者の人でも気軽に歩けるコースとなります。スタート地点とゴール地点が違うのであらかじめ予定を立てて交通手段の確保を忘れないでください。次回は私が歩いたことのある別のトレッキングコース「Kepler Track(ケプラートラック)」についてお話したいと思います。


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