まずはトレッキング服装えらびの基本をおさえよう!
初心者からベテランまで、レベルに応じて老若男女が楽しめる登山。
せっかく行くならお気に入りのコーディネートでのぞみたいですよね。
しかしファッション性が先行してしまい、肝心な服装の基本がわからなくなってしまうという声もきかれます。
トレッキングに適した服装を選ぶためには、基本をおさえておくことが安全かつ大切です。
まずは基本をしっかりふまえた上で、デザインやおしゃれを楽しんでいきましょう。
トレッキングとランニングとの服装の違い
まずなによりも、気候の変化にあわせて調節できることが大切です。
トレッキングの場合は、寒さや暑さ、雨、雪など、目まぐるしく変化する天候に対応していなくてはなりません。
また大自然のなかを移動するので、寒さ対策や暑さ対策、雨対策が欠かせません。
一方でランニングは、主に平地のランニング向けのコースを走るため、極寒期以外はシンプルな服装で対応可能です。
トレッキングの服装えらびはレイヤリングが基本
さまざまな天候や気温の変化に対応するためには、レイヤリングといって幾層かに重ね着して温度調節することが大切です。
レイヤリングは、一番下のアンダーウェア(肌着)と中間のミッドウェア、上に着るアウター(雨風を防ぐ)の3層が基本です。
平地で過ごすときのように、今日の気温ならこれくらいの服装で…と少ない枚数で組み合わせてしまうのは避けましょう。
これだけはそろえよう!トレッキングの必須ファッションアイテム
必要最低限そろえておきたいトレッキングの必須アイテムについて説明します。
必須アイテムをそろえながら、コーディネートを楽しんでください。
アンダーウェア
トレッキングのアンダーウェアはとても重要なアイテムです。
汗や雨で濡れてもすぐに乾くポリエステル素材を選ぶようにしましょう。
綿素材・コットンは乾きにくいので、できるだけ避けたほうが無難です。
アウター
急な雨など、天候の悪化に備えるための必須アイテムがアウターです。
高いものでは3万円以上する登山用のアウターもありますが、1万円ほどのアウターでも十分トレッキングに耐える機能を備えています。
帽子
帽子は、蒸れにくく雨を通さない防水機能を備えたタイプがおすすめです。
雨が首のところからなかに侵入しないように、広めのつばの付いたサファリハットのタイプがいいでしょう。
トレッキングシューズ
トレッキングシューズを選ぶポイントは、岩場でも滑りにくいグリップ力を発揮するアウトソールであることと、防水性です。
蒸れにくくて防水性に優れたゴアテックス(GORE-TEX)素材がおすすめ。
さらに忘れてはならないのが、足に合っているかどうかです。
履いたときに合っていると思っても、いざトレッキングに臨んでみると、豆ができたり、すりむけたりして痛い思いをすることがよくあります。
このようなトラブルを防ぐために、購入したら必ずフィッティング(実際に履いて数日間走ってみる)をして、足に合っているか確認するようにしましょう。
今どんなトレッキングファションが流行っている?男女別トレッキングコーデ
基本と必須アイテムをおさえたところで、どんなトレッキングウェアのコーディネートが流行っているのか見てみましょう。
おしゃれにトレッキングを楽しみたいものですね。
女性のトレッキングコーデ
女性のトレッキングウェアは、ショート丈のボトムスやスカートとレギンスを重ねるコーディネートが一般的です。
最近は、通気性のいいナイロン素材のトレッキングパンツ(ズボンタイプ)の人気も高まっています。
ズボンタイプでは、ほかにデニム素材の丈の短い太めのストレートなどもおしゃれですね。
トレッキングウェアの色をおさえながら、アウターや帽子、リュックなどの組み合わせでカラーコーディネートを楽しむ人も増えていますよ。
男性のトレッキングコーデ
男性のトレッキングコーデも女性の場合と同じく、ショート丈のボトムスにレギンスを合わせるタイプが一般的です。
また、伸縮するタイプのポリエステル素材のズボンにも人気が集まっています。
ズボンタイプはトレッキングだけでなく、普段使いにも便利そうですね。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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