サイクルキャップのかぶり方
つばありのキャップは、普通につばを前にしてヘルメットをかぶることもできますが、後ろからの日差しが強いときなどは、つばを後側にして使うこともできます。
気分のほかにはおしゃれを意識して、つばを前にしたり、後ろにしたりすることなど、自由度が高いところが魅力でもあります。
またキャップのつばを上げたり、下げたりすることでも、印象がだいぶ変わります。
通常は下げて使って、曇り空など自転車から降りたときはつばを上げたりしてもおしゃれです。
最近はつばの内側に文字や絵が書いてあったり、つばをあげることを意識したデザインが多いので、選ぶ時には全体のデザインだけでなく、つばの内側もチェックしてみましょう。
サイクルキャップの種類
ヘルメットの防寒インナーの形状は、大きく分けて3タイプあります。それぞれの特徴を紹介しますので、チェックしてみましょう。
つばつきタイプ
つばのついた、最も一般的な形状です。つばの大きさはさまざまで、日よけや雨よけとして活躍します。デザインが豊富なので、好みの柄を見つけやすいでしょう。
ビーニータイプ
つばがなく、頭部へのフィット感が抜群のタイプです。汗止めの効果が期待できるため、汗かきな人に適しています。ヘルメットのデザインを損なわず、使いやすいのも魅力です。
バンダナタイプは後ろで結ぶようになっているので、少し長めで首までカバーできるタイプもあります。
ヘルメットをかぶっていると、どうしても首の部分が、暑かったり、日に焼けることが多いので、それが気になるという人はバンダナタイプがおすすめです。
バラクラバタイプ
頭・鼻・口までをすっぽり覆う形状で、目出し帽とも呼ばれています。登山やスキーなどでも活躍する、防寒性の高いアイテムです。首元まで下げれば、ネックウォーマーとしても使用できます。
サイクルキャップのメリット
かぶるだけでヘルメットの浮いてる感が激減
サイクルキャップの効果というのも、意外と知られていないのではないでしょうか。
まず、サイクルキャップの効果としてあげられるのは、ヘルメットと頭のフィット感です。
ヘルメットは自分の頭の形にあったものを選ぶのが鉄則ですが、全部フィットするかというと、ワキや後頭部など多少浮いている感があることも。
サイクルキャップをかぶると、そんな浮いている部分をキャップが埋めてくれるので、浮いている感が激減します。
また落車したときなどヘルメットと頭の間に隙間があると、その部分が衝撃を受けやすいため、ケガをしやすくなると言います。
でもキャップをかぶっていると、その隙間が減るので、衝撃もその分少なくなり、ヘルメットだけよりもさらに安全性が高まるわけです。
またつばつきのサイクルキャップならば、ヘルメットとサングラスの間に入る日差しや風を遮る効果もあります。
自転車を乗っていると、日差しがずっと顔に当たるのは暑いですし、風といっしょに虫や植物の一部や砂などが飛んでくることもよくあります。
隙間とはいえ、サイクルキャップで遮ることができる効果は大きいです。
日焼けと汗止めにも有効
暑い日にヘルメットをかぶっていると、汗が顔だけでなく、頭から流れて首筋などにもどんどん落ちてきます。
汗は臭いや汚れの原因になったり、ヘルメットを劣化を早めてしまうことも。
サイクルキャップをかぶっていると、汗を吸い取ってくれるので、汗が流れて体を冷やすこともありませんし、ヘルメットを常にきれいに保っていることができるというメリットがあります。
またヘルメットをかぶっていると、髪に変なクセがついてしまうこともあります。
それを防ぐ目的で、サイクルキャップをかぶる人もいます。
サイクルキャップをかぶっていると、ヘルメットよりも髪に変なクセがつきづらいですし、最悪ついてしまった場合でも、食事や休憩のときなどはキャップをかぶってしまえば見えません。
サイクルキャップは、色のバリエーションやデザインも多いので、サイクリストの中には、趣味と実益を兼ねて集めているという人も多いアイテムです。
サイクルウェアとキャップを合わせてもオシャレ感がアップしますし、お気に入りのサイクルキャップをかぶるだけで気分が良くなる効果も
サイクルキャップを選ぶポイント
ヘルメットの防寒インナーを選ぶ際は、素材のもつ性能とサイズに着目しましょう。ここでは、4つのポイントを紹介します。
保温性
冬のサイクリングに使用するなら保温性が重要です。ウールやフリース素材は高い保温性をもつので、冷え込む季節に適しています。
速乾性
汗冷え対策のために、ポリエステル素材を使用した、速乾性に優れたタイプも選択肢のひとつです。ロードバイクは、冬でも意外と汗をかくスポーツである点を考慮しましょう。素材の特性により、冬場の洗濯でも生乾きにならないメリットがあります。
フィット感
頭部に程よくフィットするサイズを選びましょう。サイズが大きすぎると、風が入って保温効果の減少につながります。反対に小さすぎると、頭を圧迫してしまうかもしれません。可能であれば、試着してから購入するのがおすすめです。
また、ロードバイクではヘルメットの着用が必須なため、ヘルメットとの相性も考慮してサイズを検討するとよいでしょう。
素材
サイクルキャップの素材は、メーカーによってもかなり違いますし、メーカーのオリジナルの素材を使っているところもあります。
ポリエステル…吸汗速乾効果があり、サイクルキャップにもよく使われる
メッシュ…表面に穴がたくさんあいている生地で、通気性に優れています
コットン…吸水性と通気性が高いが、乾きにくいというデメリットも
サイクルキャップおすすめ8選
KAPELMUUR(カペルミュール)「Polartec ウインターキャップ Power Wool メランジグレー」
保温性と速乾性に優れた防寒インナーキャップです。ニット素材で暖かく、耳元まですっぽり覆うデザインにより、寒さをシャットアウトできます。また、頭部の裏面はメッシュ素材になっているため、汗抜けがよいのが魅力です。
つばがついている形状は、眩しい冬の日差しにも対応できて便利!よく晴れた、冷え込む日のサイクリングにおすすめです。
MONTON(モントン)「ウォームキャップ」
外気温5〜15℃まで対応のビーニータイプです。内側に、肌触りのよいフリース生地がつかわれています。耳まで覆う形状で、冷たい風からしっかり守ってくれるでしょう。
プロサイクリングチームにもウェアを提供している「MONTON Sports」の商品なので、使い勝手は申し分なしです。冷たい風のなかを走行する際には、こちらを検討してみてはいかがでしょうか。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)「UAオリジナル スカルキャップII(トレーニング/MEN)」
ストレッチ性に優れた、男性用のサイクルキャップです。つばがなく、頭部にフィットする作りのため、冷たい風が吹く季節でも風が入る心配がありません。
また、速乾性に優れたポリエステル素材により、汗冷えを防げるのがポイントです。紫外線を90%以上カットする性能も期待できるので、冬だけでなく、オールシーズン活用したい人にも向いています。
mont-bell (モンベル)「スーパーメリノウール バラクラバ」
頭から首元まで覆える、バラクラバタイプです。保温性抜群なので、とくに寒い日にイチオシの商品です。メリノウールとポリエステルの組み合わせによって、寒さ対策と汗対策が同時にできるでしょう。
また、鼻の部分に施された芯を調節することで、自分の顔の形に合わせられます。フィット感を高めれば、メガネやサングラスのくもりを防げる効果も見込めます。寒い日にサイクリングする人は、1つ持っておくと役立つアイテムです。
SHIMANO(シマノ)バンダナ春夏用ウェア
シマノといえば、ロードバイクなどに使われる変速ギアや自転車の部品で有名ですが、スポーツウェアやアクセサリーでも定評があります。
バンダナ春夏用ウェアは、首のところで紐を締めて装着する、1番シンプルなタイプです。
吸汗速乾素材であるやポリエステルを素材としていて、ヘルメットをかぶったときの汗をしっかりと吸収してくれます。
首の後ろをしっかりとカバーして、日焼けから守ってくれます。
UPF50+の加工がされているので、しっかりとUVカットしてくれます。
ちなみに、UPFというのは、オーストラリアやニュージーランドで定められたUVカットの基準値で、UPF50はUVカット率95%以上ということですから、夏にぴったりです。
Apis(アピス)サイクルキャップ Gelati Sammontana
アピスはイタリアのキャップ専門のブランドで、その歴史は60年にものぼります。
レーシングチームのデザインのキャップを多く発売していて、イタリアを意識したカラーリングとオシャレなロゴなどが特徴です。
素材はコットン100%を使用していて、吸汗性がしっかりとしていて、コアなファンが多いブランドでもあります。
ジェラーティ・サモンタナは、ジェラーティ・サモンタナレーシングチームのキャップです。
フリーサイズになっていて、落ち着いた黄色にブルーのライン上に黄色のアイスクリームのロゴがプリントされています。
つばの内側にもジェラーティ・サモンタナのロゴがあり、つばを上げて使うのも素敵です。
後ろはストラップではなくゴム仕様になっているので、ストラップでは頭が痛くなると言う人にもおすすめです。
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