清水寺ってどこにあるの?
清水寺は京都府京都市の東郊、東山区清水にあります。
行政上の住所は京都市東山区1丁目294になります。
電車で行く場合は京阪電鉄京阪本線「清水五条駅」下車徒歩約22分、または「祇園四条駅」下車徒歩約25分。
JR京都駅からバスで行く場合は京都市交通局(市バス)206系統・東山通北大路バスターミナルゆき、100系統清水寺祇園 銀閣寺ゆきで五条坂下車、徒歩10分。
京都バス(土・休日のみ運行)18系統・大原ゆきで五条坂下車、徒歩10分。
清水寺は世界文化遺産
清水寺は東山三十六峰のひとつ音羽山に、延鎮上人が778年にが開山したお寺。
1994年にはユネスコの世界文化遺産にも登録され、日本国内はもちろん世界各国から年間500万人の拝観者が訪れる有名なお寺です。
寺域は約13万平方メートルもの広大さを誇り、そのなかに多くの国宝や重要文化財が点在しています。
本堂や舞台などの境内に入る場合は、拝観料400円(中学生と小学生は200円)が必要です。
清水寺の紅葉の時期は?
清水寺の境内には約1,000本のヤマモミジが生い茂り、毎年秋には有名な清水の舞台や三重塔、放生池などの周囲が見事に紅葉します。
また、紅葉がもっとも美しい季節にはそれにあわせて「秋の夜間特別拝観」が行われ、紅葉がライトアップされます。
ライトアップの期間は事前に発表されますので、スケジュールを調整すれば美しく幻想的に広がる紅葉を楽しむことができます。
平年の紅葉時期は?
毎年11月下旬から12月上旬に見ごろを迎えます。
2019年のライトアップ期間は?
今年の「秋の夜間特別拝観」は11/16(土)~12/1(日)に行われることが発表されました。
夜間特別拝観は17時30分から受付が開始され、21時に受付終了となります。
清水寺の5つの絶景紅葉ポイント
清水寺の紅葉はどこで見ても美しいのですが、そんななかでもとくに美しい絶景スポットが5ヶ所あります。
この秋、清水寺を訪れる予定のある方はぜひこの5ヶ所で紅葉をご堪能ください。
紅葉ごしの清水の舞台
清水寺といえばなんといっても「清水の舞台」。
テレビや雑誌でも「清水寺の紅葉」として紹介されている映像は大抵、「紅葉ごしの清水の舞台」です。
清水寺で紅葉を楽しむ際に外すことはできません。
ただし注意が必要で現在、清水寺の本堂、いわゆる「清水の舞台」は改修工事中で工事のための木組みで覆われていて外部からは舞台そのものはほぼ見えません。
なんとなく雰囲気は楽しむことはできるという程度ですが、この工事50年に一度のものだそうで逆に考えれば半世紀に一度しか見られない光景が楽しめている、ということなのかもしれませんね。
工事は2020年終了予定です。
清水の舞台下から見上げる紅葉
清水の舞台下から見上げる紅葉もまた絶景で知られています。
しかし、こちらもやはり工事の影響で本来の姿は楽しむことができない状態です。
ただ、舞台を覆う木組みと紅葉の赤のコントラストもそこはかとなく美しいものがありますので、ぜひお楽しみください。
紅葉と三重塔
清水寺のシンボルでもあり、国内最大級の大きさを誇る三重塔。
こちらは2015年に修復を完了しており、塔を彩る朱色がまだ新しく目にも鮮やかです。
このヴィヴィッドな朱色と滲むような紅葉のコントラストが楽しめるのも今だけかもしれませんね。
子安塔から眺める紅葉
清水寺の本堂から錦雲渓をへだてた丘の上にある子安の塔。
その場所からは清水の舞台と三重塔を真正面からセットで眺めることができる絶景スポットです。
しかし、意外と訪れる人も少なく穴場でもあります。
清水の舞台と三重塔と紅葉。
この贅沢な組み合わせを、こっそりとひとり占めしてください。
ライトアップされた紅葉
先述したように2019年は11/16(土)~12/1(日)の期間、夜間ライトアップが行われます。
夜のとばりのなかライトアップされた紅葉は、昼間とはまた一味違う顔を見せてくれることでしょう。
清水寺を訪れる際、気をつけたいこと
清水寺は車でもアクセスは可能ですが清水寺境内には駐車場がありません。
周辺に民間の駐車場はありますが、時期によってはたいへん混雑するため清水寺側では公共交通機関を利用するよう呼びかけています。
紅葉の時期の清水寺とその周辺はたいへん混雑します。
ただ、朝早くは比較的空いています。
混雑を避けるなら早朝の拝観がおすすめ。
拝観は午前6時から可能です。
おすすめのライトアップされた紅葉ですが、秋の京都は夜の冷え込みがかなり厳しいです。
ライトアップされた「秋の夜間特別拝観」に行かれる場合は、防寒の準備をしっかりされるようおすすめします。
清水寺
京都市東山区1丁目294
公式サイト:https://www.kiyomizudera.or.jp/
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。