剣道・空手にはどんな効果が期待できる?
剣道にはこんな効果が期待できる
・挨拶ができるようになる
・上下関係を学べる
・判断力や集中力が養われる
・バランス感覚が養われる
おもには、上記のような効果が得られます。
まずは礼儀作法ですが、剣道は、「礼にはじまり、礼に終わる」と言われ、礼儀作法を厳しく教えてくれます。
これは武道の精神であり、剣道において礼儀がもっとも重要であると考えられているからです。
はじまりの挨拶から、しっかり身につくようになります。
また、剣道だけでなく武道は上下関係を重んじる世界ですので、早くから上下関係を学ぶことができるのは魅力です。
これは社会人になってからもずっと役に立つことですので、学んでおいて損はありませんね。
試合では剣道は技が入れば、勝負は一発で決まるスポーツです。
瞬時の判断や集中が必要とされるため、判断力や集中力が育まれます。
この判断力や集中力は、10代に入ってからの受験勉強などで非常に役に立ちます。
また、剣道では体のバランス感覚向上や体力向上も期待できます。
これは、剣道が裸足での練習になるため足の指の感覚が鍛えられることで、下半身の強化につながりバランス感覚の向上につながるからです。
空手ではこんな効果が期待できる
・挨拶ができるようになる
・忍耐力や集中力が養われる
・自信がつく
・自分の身を守る技術が身に付く
おもには、上記のような効果が得られます。
こちらも礼儀作法を大切にしているので、挨拶からしっかりと身につけることができます。
空手は「型」と「組手」の2つの構成で成り立っており、この2つを基本とした練習を行います。
「型」では指先にまで神経を使って表現するので、繰り返し練習することで忍耐力や集中力が養われます。
「組手」では1対1の試合なので、勝つと度胸がつき自信につながります。
基本的な動きを覚えることで、自分自身の身を守る術も身に付きます。
女の子に護身術として身に付くように習わせる親も多いようです。
どちらの武道も、集団練習なので社会性や協調性が育ち、お友達がたくさんできます。
また、いろんな年齢の子供と関わることでコミュニケーション能力も向上するでしょう。
剣道・空手の月謝は?ほかに費用はかかる?
剣道の月謝は平均で月額3,000円~5,000円程です。
その他に
・入会金
・竹刀
・着衣一式(剣道着、袴)
・防具一式
・スポーツ保険
などの費用がかかります。
はじめは竹刀と着衣一式を購入し、基本動作が身についたあとに、防具一式を購入するところが多いようです。
防具は高価なものになりますので、買い替えなどを考えると貸し出しなどがあると助かりますね。
竹刀は初めは1,000円程度のもので十分ですが、貸してくれるとこもありますのでまずは教室に聞いてみるとよいでしょう。
空手の月謝は平均で月額3,000円~5,000円程です。
その他に
・入会金
・空手着
・用具一式
・スポーツ保険
などの費用がかかります。
空手着は、指定のものや刺繍を入れたりすることもあるので、教室を通して購入することが多いです。
剣道も空手も、昇級試験の費用や試合参加費などがその都度必要になります。
こちらは、教室などによって金額は異なります。
いつからはじめるのが良い?武道教室
剣道は小学生からはじめるのがおすすめ。
幼児期から受け入れているところもありますが、竹刀を持って練習をするので、幼児期では少しむずかしいのです。
もちろん無理というわけではありません。
しかし、練習内容も限られてくるので、子供の成長を見て決めるのが良いでしょう。
体の大きい子や体力がある子などは、早めにはじめても問題ないと思いますよ。
空手は4歳くらいから受け入れているところが多いようです。
挨拶や礼儀作法、基本動作などの体力作りから練習するので、小さい子供からでもはじめやすいと思います。
親子教室をしているところもあるので、親子で通うこともできます。
送り迎えをしているうちに、一緒に習うようになったという親もいるようですね。
武道教室を選ぶポイントとは?
剣道・空手の教室を選ぶポイントは
・道場と体育館どちらにするか
・通う距離はどうするか
・指導者や教室の雰囲気はどうなのか
おもに上記3つのことを確認してみましょう。
剣道教室を選ぶポイント
剣道・空手ともに専用の道場を構えているか、体育館などを借りて練習を行っているところが多いです。
剣道で道場を構えているところは、全日本剣道連盟に加盟しているところがほとんど。
指導方針が明確で、道場の有段者がしっかりと教えてくれます。
また、体育館で教室をしているところはスポーツ少年団などが教えているところが多いです。
有段者がボランティアで教えてくれるところもあり、月謝も比較的良心的な金額です。
がしがしと、本格的に習いたいのであれば道場がおすすめ。
基本的なあいさつや、構えなどをまずはやりたいという場合には、少年団がおすすめです。
空手教室を選ぶポイント
空手は、競技形式がおもに「伝統派空手」と「フルコンタクト」に分類できます。
それによって通う教室が変わってきます。
流派の数も多く教室によってルールも違うので、直接調べてみてください。
剣道・空手は週2回ほど練習をするところが多いので、通う距離も大切ですね。
指導者や教室の雰囲気は、実際に見学をしてみると良いでしょう。