株式会社ABCスタイルは食品ロス削減の一環で、日興フーズ株式会社が提供するさつまいもの残さを活用した料理教室を、全国のABCクッキングスタジオで1月31日まで開催。食べられるのに捨てられる“もったいない食材”の活用をテーマに、食品ロス削減への理解をうながします。

ABCスタイル主催の食品ロス削減レッスンとは?

ABCスタイル食品ロス

料理教室で材料に使用するのは、日興フーズの「MISUTENAIおいもプロジェクト」から生まれた「MISUTENAIおいもペースト」の商品のひとつ。

茨城県産紅はるかの干し芋の加工過程で出るさつまいもの残さをペーストにすることでさまざまな料理に活用できます。さつまいもを100%原料とし、甘味料や添加物を一切使用していないので安心して食べられ、自然の甘味をそのまま味わえます。

料理教室の概要

料理教室では、MISUTENAIさつまいもを使用して「ガレット・デ・ロワ」風のブレッドを作ります。ガレット・デ・ロワは、フランスで1月6日の公現節(キリスト教の祝日のひとつ)に食べられる伝統菓子。

フランスでは新年のお祝いに欠かせないお菓子なので、1月にぴったりのメニューです。また、参加者には食品ロス問題の啓発パンフレットを配布。地球資源の活用や食品ロスによる環境負荷などについて理解が深められます。

概要

メニュー名:食品ロス削減レッスン!おいもペーストを使った「ガレット・デ・ロワ風ブレッド」
期間:2025年1月31日まで
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食品ロスとは

ABCスタイル食品ロス

食品ロスとは、本来食べられるにも関わらず捨てられてしまう食品を指します。2015年の国連総会で採択されたSDGsへの取り組みをきっかけに、食品ロスに対する社会的な関心が高まっています。環境省によると、日本の食品ロスは令和4年度で、約472万トンと推計されており、そのうち半分は家庭から出た食品廃棄物だったことから 、個人の食品ロスへの認識・意識向上が求められています。

料理教室の開催で食品ロス問題を啓発

料理教室は、農林水産省が推進する食品ロス対策の一環で開催します。活動を通して、食品産業における環境負荷を低減するなど、課題の解決を目指す取り組みです。

ABCスタイルの展開事業

ABCスタイルは全国に料理教室を展開するABCクッキングスタジオのグループ会社で、食の領域に特化した総合人材サービスを国内外に提供しています。

過去には、福島県の地域活性化を目的とした「のぞいてみよう!食の宝庫・福島県セミナー」や、株式会社クラダシと共に廃棄される食材を活用して冷凍スープを協同開発・販売支援するなど、食のプロたちと食育事業や地域活性化事業に取り組んできました。

今後のビジョン

「食を通じて世界中に喜びと感動を」を掲げるABCスタイルは、食の専門知識やビジネスコンサルで築いたファンづくりのノウハウを活かし、食品事業を取り巻く社会課題の解決を目指します。

株式会社ABCスタイル

ライター

Greenfieldニュース編集部

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