基本レシピ｜韓国のお漬物！辛くない「水キムチ」
まずは基本の「水キムチ」レシピをご紹介します。
韓国では定番の「水キムチ」には、植物性乳酸菌が豊富に含まれています。キムチを作るのはハードルが高そう…と思う方でも、簡単に作れるレシピです。
材料（2人分）
・水（500ml）
・砂糖（大さじ１/２）
・塩（大さじ１/２）
・ミニトマト（10～15個 小さめなら多めに）
・新たまねぎ（大1/2個）
・きゅうり（1/2本）
・にんにく（ひとかけ）
・しょうが（ひとかけ）
作り方
1．ジッパー付き保存袋に、水・砂糖・塩を入れよく溶かす
2．ミニトマトはへたを取り、切り込みを入れておく
3．新たまねぎは極うす切りに、繊維にそって切る
4．きゅうりは食感が残るよう3mm幅に切る
5．にんにくはスライス、しょうがは細切りにする
6．１にカットした野菜を入れ、空気をしっかり抜いてジッパーを閉じる
（なるべく空気に触れない状態にする）
7．常温（25℃前後）で1～2日、冬場なら3日くらい発酵させる
8．発酵したら、冷蔵庫で保存する
ポイント
上の画像のように、細かい気泡がでて、やや白濁（はくだく）してきたら発酵したサインです。 そのままクーラーボックスに入れてキャンプに持っていけます。
スープが漏れないようにしっかりジッパーを閉じてください。袋を二重にすると漏れる心配がないでしょう。
クーラー内のにんにくのにおいが気になる方は、入れる量を調節して、食べるときにお好みでチューブのおろしにんにくを加えてください。暑い時期は抗菌作用のあるにんにくを入れるのがおすすめです。
ジッパー付き保存袋ではなく、保存容器を使用する場合は煮沸消毒を行い、野菜が水面から出ない状態にします。
・サラダのように、生で食べられるほとんどの野菜で水キムチを作れます。
・リンゴやスイカなど、季節の果物でもおいしく仕上がります。
（果物を入れる時は砂糖をいれなくても発酵が進みます）
・和風にするなら、白菜やみょうがなどもおすすめですが、アクが強い野菜や酸味の強い柑橘類（かんきつるい）は不向きです。
冷蔵庫内でゆっくり乳酸発酵が進みますので、味の違いを楽しんでください。冷蔵で１週間くらい保存できます。
アレンジレシピ①｜BBQのシメにもぴったりの本格冷麺
茹でた麺に「水キムチ」をあわせるだけで本格冷麺のできあがり。ほてったカラダにうれしい、さっぱりした味わいです。ぜひスープまで飲み干してください。
材料（2人分）
・基本レシピで作った「水キムチ」（約半量）
・冷麺（2玉）
・キムチ（少々）
・酢（お好みで少々）
作り方
1．冷麺を指定の時間（パッケージのレシピ）どおり茹でて、冷水でしめる
2．麺の水をよく切り、器へ入れて「水キムチ」のスープ・具材を加える
3．キムチを乗せてできあがり
（途中でお酢を入れれば、味の変化を楽しめます）
ポイント
麺は「韓国冷麺」等の本格的なものを選んでください。スーパーなどで販売されているものか、季節によって置いていなければ、コシのある細うどん（乾麺）でも代用できます。
キャンプの準備は結構忙しいですよね。テントの設営が終わって小腹がすいたときも、手軽に本格冷麺を作れます。BBQでお肉を食べた後のシメにもおすすめです。
アレンジレシピ②｜お手軽！ガスパチョ風冷製スープ
キャンプの朝食にサラダを食べたいけれど、「洗って・切って」はちょっと面倒ですよね。この冷製スープなら、保存袋から器に入れるだけと簡単です。クーラーの中でも発酵が進んで、深いあじわいになっていきます。
材料（2人分）
・基本レシピで作った「水キムチ」のスープ（200cc）
・基本レシピで作った「水キムチ」の具材（約半量）※トッピング用に少しとっておく
・トマトジュース（濃厚タイプ）（100cc）
・オリーブオイル （小さじ1）
・乾燥パセリ（少々）
作り方
＜キャンプに行く前＞
基本レシピで作った「水キムチ」から、トッピング用に少し具材をとっておき、残りのスープと具材をミキサーにかけ、ペットボトル等に入れて冷蔵庫で冷やしておく
＜キャンプ当日＞
1．ミキサーにかけた「水キムチ」を冷やした状態で持っていく
2．食べる直前に、1を器に入れ、トマトジュースを加えて軽く混ぜる
3．とっておいた「水キムチ」の具材をトッピングする
4．オリーブオイルをまわしかけ、乾燥パセリをひとふりしてできあがり
ポイント
バゲットを水キムチスープに浸しておき、ミキサーをかけてからザルでこせば、さらに本格的な味わいに仕上がります。もっと簡単に作るなら、「水キムチ」と濃いめのトマトジュースを混ぜるだけでもOK。見た目と味のバリエーションが楽しめますよ。
お酒を飲みすぎてしまった翌朝にも最適！軽く焼いたバゲットやホットサンドとも相性ぴったりでです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。
