自然×遊び=最高の教育
お子様は野外でたくさん遊んでいますか?遊ぶことは子どもにとって学ぶことです。
そんな遊びを自然のなかでするのがなぜ良いのでしょう。その理由を説明していきます。
遊びは絶賛勉強中
実は、遊んでいるときの子どもの集中力ってすごいんです。子どもにとっては、「楽しいこと=遊び」であって、そこに区別がありません。
ゲームしているとき。絵を書いているとき。スポーツしているとき。勉強しているとき。その楽しい時間は、子どもにとっては遊んでいる感覚と同じです。
子どもは遊んでるときは、夢中になってますよね。それが、集中力が最高に高まっていて、エネルギーが溢れている状態です。
ちょっとうまくいかなくてもそんなのおかまいなし。どんどんチャレンジできてしまいます。
ものすごい勢いでトライ&エラーを繰り返していることで、自分で試行錯誤することを学んでいるんです。
自然のなかに「型」はない
自然のなかでは予想外の連続です。風が吹く、花が揺れる、虫が飛ぶ、砂が舞う、鳥が鳴く、急な悪天候など。
そうやって、自然環境は常に変化していきます。子どもの目に映る世界は動き続け、新しい発見に心が弾むことでしょう。
決まった「型」がないから、刺激を常に受け続けることができ、発想も広がっていきます。そんな自然のなかで、子どもはなにをして遊ぶのでしょうか。
自由な発想で自由な行動をして、刺激的な時間になることは間違いありません。
最高の教育とはつまり体験教育
雨に当たると濡れますよね。雨は冷たくて、そのまま放っておけば寒くなります。
ひどい場合は風邪を引くこともあります。だから、みんな傘をさします。
でも、子どもは水たまりでビシャビシャ遊んだり、傘もささずに走り回ったりしますよね。
「風邪引くから傘さして濡れないようにね」と伝えても楽しそうに遊んだままだったり。大人の私達は、「雨に濡れて風邪をひく」という体験をしてるからそれを子どもに伝えるのですが、子どもはなかなかそれがわかりません。
これを子どもに知ってほしいときは、実際に「雨に濡れて風邪をひく」という体験を子ども自身がすればいいんです。それで風邪を引いて辛い思いをしたらきっと次は「雨に濡れる」ことをしなくなるでしょう。
これが体験して学ぶ「体験教育」です。子どもの理解力で、いくら「教える」ことをしてもわからないものはわかりません。体験してみて、自分で感じることが一番の学びになります。
子どもが自立するとは
自然のなかで遊ぶことで様々な体験を積んでいきます。そういった体験は、子どもの「自立」を促します。
「自立」とはどんなことなのか、、、
自分で考え、学び、行動する
大人に至っては当たり前なことですよね。でも、これってどこで学ぶのでしょうか。勉強は学校や塾で教えてくれ、スポーツなら地域の指導者に教わることができます。
もちろん、いろんなことを教えてくれるのですが、自立を教えてくれる先生ってそう出会ったことありませんよね。
社会から求められる力の割には、教わる場所がないって不思議ですよね。それでも、教わらなくても自分で学ぶ方法が、「自然のなかで遊ぶこと」です。「自然×遊び」で子どもは自学自習していきます。
答えのない世の中を生きる力である
世の中には答えがないことがたくさんあります。子どものうちは、誰かしらに守られています。
でも、大人なったら自分の力で生きていかなければなりません。答えのないという点では、「世の中と自然は似ている」というふうにも捉えることができます。
大人になっても、自然の中で夢中で遊んでいた子どものころのように、答えのない世の中をたくましく生きている姿って嬉しいですよね。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。