山開きが行われる東海エリアの山を4つピックアップしました。山だけでなく、峠や高原でも山開きが開催されるので、気軽に立ち寄れますよ。山開きを祝う各種のイベントや、お祭りが行われる場所もあります。日程を確認し、家族や友達で楽しんでくださいね。

①名峰が連なる!飛騨山脈(ひださんみゃく)|岐阜県・長野県・富山県・新潟県

2023年 山開きされる山 東海

飛騨山脈は、岐阜県・長野県・富山県・新潟県に連なる山脈です。日本アルプスの北側にあることから、北アルプスとも呼ばれています。

飛騨山脈の山開き情報

飛騨山脈では、毎年5月10日に、岐阜県側の山開き「播隆祭(ばんりゅうさい)」が行われます。この行事は、槍ヶ岳や笠ヶ岳を開山したとされる播隆上人(ばんりゅうしょうにん)の偉業をたたえるとともに、登山者の安全を祈願するものです。

神事が行われたあとは、地方の伝統芸の「鶏芸(とりげい)」や、獅子舞の「へんべとり」が披露されますよ。

飛騨山脈の山開き 5月10日(毎年)
開催場所 新平湯温泉「村上神社境内」
開催時間 10:00〜
アクセス 電車:JR高山線「高山駅」下車→高山濃飛バスセンターから、濃飛バス「新穂高ロープウェイ行き」で、「村上」まで約1時間15分→バス停から徒歩約3分

車:長野自動車道「松本IC」から、「奥飛騨総合文化センター駐車場」まで約1時間30分→「村上神社」まで徒歩約5分

参考 奥飛騨温泉郷観光協会 「イベント情報

飛騨山脈の見どころ

3,000m級の名峰が連なり、そのスケールの大きさに心を奪われます。どの山に登っても、美しい絶景にきっと出会えますよ。

なかでも、標高3,180mの槍ヶ岳は、飛騨山脈のシンボルです。空に向かって槍の穂先を突き上げたような外観は、非常に特徴的。ハイカーなら、一度は登ってみたい山のひとつといえるでしょう。

ただし、しっかりとした装備や服装が必要です。気になる人は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。

登山初心者が必要な服装とアイテムの確認リスト

 

②パノラマの絶景!富士見台高原・恵那山(ふじみだいこうげん・えなさん)|岐阜県・長野県

2023年 山開きされる山 東海

標高1,739mの富士見台高原と、標高2,191mの恵那山は、岐阜県と長野県の境に位置しています。胞山県立自然公園(えなさんけんりつしぜんこうえん)の一部です。

富士見台高原・恵那山の山開き情報

山の安全を祈願し、大パノラマのなか、富士見台高原と恵那山の山開きが開催されます。先着300名に、クアリゾート湯舟沢中津川市ふれあい牧場などの施設利用割引券や、手作りのオリジナルグッズ、五平餅、豚汁が配られますよ。

また、スイスの伝統的な楽器であるアルプホルンの演奏や、ツリークライミングの体験コーナーがあるので、友達や家族で楽しめるでしょう。

富士見台高原・恵那山の山開き 4月29日
開催場所 富士見台高原 萬岳荘
開催時間 11:30〜(受付9:30~)
アクセス 富士見台高原 萬岳荘「アクセス
参考 恵那山ねっと「富士見台高原・恵那山山開き

富士見台高原・恵那山の見どころ

富士見台高原と恵那山の魅力を紹介します。

緑の大パノラマ!富士見台高原

山頂から眺められる大パノラマは壮観です。天気に恵まれれば、一面に広がる緑の笹と、青空のコントラストが楽しめます。

また、山の中腹まで車でアクセスできるので、人気のスポット。萬岳荘から山頂までの所要時間は、往復約1時間10分のため、家族連れで気軽に登れるでしょう。

エネルギーを感じるパワースポット!恵那山

山頂には、恵那神社の奥宮本宮がまつられており、パワースポットになっています。全部で7つの社(やしろ)があるので探してみましょう。また、稜線歩きは景色もよく、楽しみながら気持ちよく歩けますよ。

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Greenfield編集部

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