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スペイン・ロードバイク界のオールスター戦 !クラシカ・マリーノ・レハレッタ

スペイン・ロードバイク界のオールスター戦 !クラシカ・マリーノ・レハレッタ
   
毎年10月最初の日曜日に、バスクのとある村でちょっと変わった自転車レースが開催されます。この日の主役は、現役のプロサイクリストではありません。自転車王国・バスク地方で観戦できる、もうひとつの自転車レースについてお伝えします。
   

元プロとアマチュアのサイクリストによるチーム・タイムトライアル

クラシカ・マリーノ・レハレッタ
筆者撮影

 

毎年10月最初の日曜日、スペインのバスク地方にある小さな村のオルディジアに、サイクリストたちが集合します。

この日「クラシカ・マリーノ・レハレッタ」という自転車レースが開催されるのです。

このレースの主役は、かつてプロとして活躍した自転車選手と、現在のアマチュアサイクリストたち。

彼らが5人一組となり、チーム・タイムトライアル形式でレースをします。

走行距離は32km。

毎年7月25日に開催される、プロのロードレース「クラシカ・オルディジア」の一部と同じコースを走ります。

現役プロでも苦しむこのコースの登りに、元プロとアマチュアサイクリストが真剣勝負で挑みます。

 

 

ロードレース界の名選手が大集合

クラシカ・マリーノ・レハレッタ
筆者撮影:写真右からマリーノ・レハレッタ氏、一人おいて、パベル・トンコフ氏、アブラハム・オラノ氏。

 

大会名にもなっているマリーノ・レハレッタ氏は、1980年代を中心に活躍したこの村出身の自転車選手です。

彼は1982年のブエルタ・エスパーニャの総合優勝をはじめとして、10年以上の選手生活の中で52勝をあげた、スペイン屈指の名サイクリストでした。

この大会が始まったのが4年前。

彼の名前のもとに、今年もスペインをはじめとするロードレース界の大スターたちが集合しました。

その数、総勢72人。

ほんの一部をご紹介いたしますと、アブラハム・オラーノ(ロードとタイムトライアル両方での世界チャンピオン)、パベル・トンコフ(1996年のジロ優勝者)、エスケル・モスケラ(2010年のブエルタ総合2位)、ファン・マヌエル・ガラテ(現EFエ デュケイション・ファースト・ドラパック監督)、ルイス・パサモンテ(元モービースター)、マヌエル・ベルトラン(ランス・アームストロングの名アシスト)等々。

スペイン自転車レース界の過去40年間の歴史を凝縮したようなメンバーと言ってもよいでしょう。

その一方で、たくさんのアマチュア・サイクリストもこのレースに参加しています。

彼らのこのレースへの意気込みは、実は元プロのチームより強いのです。

数週間前から、下見のために何度もこのコースを試走するチームも珍しくありません。

中には「勝つためには手段を選ばず!」と、昨年引退したばかりの元プロや、現役のプロサイクリストに助っ人をお願いしているチームもあります。

 

クラシカ・マリーノ・レハレッタ
筆者撮影:現役プロ・サイクリストのガリコイツ・ブラボ・オイアルビデ氏(写真左から3番目)を助っ人に迎えたチーム。

 

昨年から、女性のサイクリストのチームも増え始めました。

 

クラシカ・マリーノ・レハレッタ
筆者撮影:カラフルな女性のチーム。

 

 

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ハンドバイクのサイクリストのチームが参加したこともあります。

また、タンデム自転車での参加も珍しくありません。

自転車に乗る人みんなが参加できるイベントなのです。

 

 

ゴール後の笑顔と握手

クラシカ・マリーノ・レハレッタ
筆者撮影:ゴール前。

 

元プロもアマチュアも、スタート前には「今日はね、楽しむために来たから」と言います。

でも、スタートしてしまえば思わず本気になって走ってしまうのは、サイクリストの性でしょうか。

それぞれ、真剣勝負で走ります。

そのため、どのサイクリストもへとへとになって、ゴールにたどり着きます。

でも、ゴール後はみんな笑顔。

 

クラシカ・マリーノ・レハレッタ
筆者撮影:現役時代を思い出しながら。

 

今年の優勝チームは、昨年までプロとして活躍していたハイマー・ツベルディア氏をメンバーに加えた、ETXEONDOチーム。

優勝タイムは45分19秒。

2位は元プロのアブラハム・オラーノ氏のチームで、1位とはわずか8秒差でした。

 

 

 







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