雪中キャンプで使うバーナーの選び方
雪中キャンプで使用するバーナーを選ぶときは、通常のキャンプで使用するバーナーとは異なります。なぜなら、雪中キャンプで使用するときは氷点下の過酷な状況にも耐えることができるバーナーが必要だからです。
雪中キャンプで使うバーナーを選ぶときのポイントは下記の2点。
①火力が強いバーナーを選ぶ
②氷点下でも使えるガソリンバーナーを選ぶ
バーナーを選ぶときのポイントについて詳しく説明をします。
ポイント①火力が強いバーナーを選ぶ
雪中キャンプに使用するバーナーは火力が強いものを選びましょう。雪中キャンプでは気温が低い状況や風が強い状況で使用することが多いです。そのため、火力が弱いと火が消えたり、点火しなかったりします。雪中キャンプで使用するなら火力が強いものがよいでしょう。
ポイント②氷点下でも使えるガソリンバーナーを選ぶ
雪中キャンプのバーナーはガソリンバーナーがおすすめです。ガソリンバーナーは寒さに強く、引火する温度も低いので、氷点下でも火の威力を維持する力があります。
ガソリンバーナーはガスバーナーよりも火力が2倍近く強いです。
ガスバーナー:約1,500〜2,000kca/h
ガソリンバーナー:約2,000〜3,000kca/h
しかし、そのぶんガソリンバーナーは取り扱いにも注意が必要なので、使い方はしっかりと把握しておきましょう。
雪中キャンプで使用するバーナーを選ぶときの注意点
雪中キャンプでは火力が非常に重要です。雪中キャンプで使用するバーナーは発熱量が2,500kcal/h以上あるものを選びましょう。過酷な状況でも一定の火力を保ったり、火が消えないようにするには火力が強いものを選ぶ必要があります。
ガソリンバーナーを選べば問題ありませんが、ガス缶を使用する場合はOD缶(アウトドア専用のガス缶)を選ぶとよいでしょう。OD缶のガスはプロパンガスを使用しており、寒い状況でも火力が落ちない特性があります。
そのほかの注意点は、ガソリンバーナーを選ぶときは取り扱い方法がしっかりと明記されているものがよいです。海外製品も多いので、しっかりと日本語で明記されている、または、その文字を自分で理解できるものを選びましょう。
ガソリンバーナーは火力が強いぶん、やり方を間違えると大事故につながりかねないので取り扱いには注意が必要です。
雪中キャンプで使えるおすすめバーナー3選
雪中キャンプで使えるおすすめのバーナーを3つ紹介します。
①「SOTO」ストームブレイカー
②「JETBOIL」アウトドア バーナー ZIP ジップ
③「MSR」XGKEX
それぞれの商品について詳しく説明をします。
おすすめのバーナー①SOTO|ストームブレイカー
ストームブレイカーは、多くのストーブを売り出した「SOTO」のバーナーです。
バーナーのヘッドの火口は300個あり、炎も短いので風にも強い設計。すり鉢のバーナーヘッドになっているので、さらに風に強い形になっています。コンパクトでかさばらないので荷物が多くなりがちな冬キャンプにはうれしいですね。
おすすめのバーナー②JETBOIL|アウトドア バーナー ZIP ジップ 1824325
JRTBOILのアウトドアバーナーは、調理などに必要なアイテムがコンパクトに備わっているクッカー一体型のバーナーです。火力も強く、温める・食べる・飲むがこの1つで可能。
また、400gしかないので軽くて持ち運びに便利。JETBOILの保温クラッカーのフラックスリングが熱量の効率を2倍にしてくれるので、氷点下などの過酷な状況でも使うことができます。1つのバーナーで調理などを済ませたい方におすすめです。
おすすめのバーナー③MSR|XGKEX
MSRのXGKEXは、厳しい環境や高地でも使用できるようにつくられたバーナーです。
火力の強さはもちろんのこと、バーナーを囲う頑丈なエンクロージャーによる耐久性も魅力です。バーナー本体も不純物が入りにくい構造になっています。そのため、氷点下のような厳しい環境や高地でも点火可能。
また、ストーブ本体にクリーニング用品も備わっており、バーナー自体を振るとジェットクリーニングができるのでメンテナンスも簡単です。火力が強く、かつ壊れにくいバーナーがほしい方におすすめです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。