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登山を経験するなかで「これがあって助かった!」と思える便利グッズがいくつかあります。休憩タイムにお尻への負担をやわらげてくれる携帯座布団もそのひとつ。今回は登山へ携帯座布団を持っていくメリットをはじめ、選び方のポイントやおすすめの5選を紹介します。

 

登山へ携帯座布団を持っていくメリット

登山 携帯座布団

携帯座布団を登山へ持っていくメリットはさまざまありますが、コンディションの悪い場所でも座りやすくなるため、お尻への負担が軽減される点が大きいでしょう。

登山では、食事以外にも小休憩をはさむことがしばしばあります。必ずしもベンチがあるとは限らないので、ゴツゴツとした岩場や直接地面に座る際には、携帯座布団の快適さが身に沁みることでしょう。

肌寒い季節には地面から伝わってくる底冷えをやわらげ、テント泊の登山では枕としての利用もできる便利グッズ。

携帯座布団は”必ずしもなくてはならないグッズ”ではないので、登山の準備リストにピックアップしていなかった人もいるかもしれません。一度使って快適さを知ったら、自分好みの携帯座布団を見つけたくなるかもしれませんよ。

登山にベストな携帯座布団の選び方

登山 携帯座布団

種類が豊富な携帯座布団は、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。選び方のポイントを3つ紹介するので、自分にあうタイプを見つけてみてくださいね。

①「軽量&コンパクト」で持ち運びやすいものを選ぶ

携帯座布団を選ぶときには、重量と収納時のサイズに注目してみましょう。

重い荷物を背負って長時間山歩きをする登山。ハードな登山で体力を消耗してしまわないために、持っていくアイテムは少しでも軽量化したいところ。重量の目安は100g未満がおすすめです。

また、コンパクトなサイズ感も重要です。休憩時に「サッ」と取り出して、つかったあとはすぐに収納できる座布団がおすすめです。折りたたんで小さくまとめるものや、丸めて紐やカラビナでザックへ取り付けられるタイプもあります。

ザックの横ポケットへ収納しやすい「軽量&コンパクト」の携帯座布団を選ぶと、身体への負担を軽減してくれるだけではなく、持ち運びしやすく登山で大活躍するでしょう。

②濡れや汚れに強い素材や耐久性があり丈夫なものを選ぶ

登山では雨露で濡れたり、地面の土がついて汚れるのでジャブジャブ洗ってもダメージを受けにくい素材がおすすめです。そこで防水効果の高いポリエチレンは、登山で使う携帯座布団にはピッタリの素材といえるでしょう。

屋外のワイルドな環境で使う座布団は、破れにくく耐久性のあるものを選ぶことがポイントです。登山道は大きな段差があったり、ゴツゴツした岩などがあるので擦れやすいです。また、鋭い枝や岩場で引っ掛けてしまった場合にも、すぐに破れてしまう素材は避け、適度な厚みと耐久性の高い素材選びも大切。

このようなハードな場面が多い登山時の使用では濡れても乾きやすく、さらにダメージに強いタフな座布団がよいでしょう。

③快適な座り心地と形状にこだわって選ぶ

快適な環境へ近づけるために使う携帯座布団は、座り心地のよい形状やサイズ感で選びましょう。

軽量化を重視しすぎて薄いタイプを選ぶと、ゴツゴツとした岩の感触や地面からの冷気がお尻に伝わり、快適さを感じられないかもしれません。

凹凸のある形状とクッション性が高い「クローズドセルフォーム」は、携帯座布団の座り心地をUPさせてくれる人気素材のひとつ。断熱性能もあるので、底冷えを緩和してくれるでしょう。

また、自分の体型に合うサイズを選ぶことも重要です。大き過ぎたり、お尻がはみ出るほど小さい座布団だと登山時には使いにくいので、マットの上に座った時に座布団が少しはみ出る程度の大きさがおすすめです。

デザインやサイズも豊富なので、自分の体型や好みにあうものを登山のお供に選びましょう。

登山におすすめの携帯座布団5選

登山 携帯座布団
携帯座布団の選び方のポイントがわかったところで、ここからは、登山におすすめの携帯座布団を5つを紹介します。ぜひ自分好みのアイテムを見つけてくださいね。

①サーマレスト|Zシートソル

サーマレストのZシートソルは、充分なサイズ感でありながら”100gにも満たない軽量化”と、アコーディオン式に折りたためるコンパクトさが人気の携帯座布団です。

折りたたんだあとはループを使って固定できるので、ザックの横ポケットへ即収納。

クローズドセルフォームとアルミ蒸着された素材は、座り心地のよさと保温性の高さをキープしてくれるでしょう。明るいレモン&ブルーのカラーでビジュアルも最高です!

サイズ 長さ33cm×幅41cm厚さ2cm
重量 60g
カラー レモン×シルバー、シルバー/ブルー
素材 橋架ポリエチレン
サーマレスト|Zシートソル
サーマレスト|Zシートソル

②モンベル|トレールクッション

モンベルのトレールクッションは4つ折り収納もでき、”軽量&コンパクト”さが魅力的です。

登山ブランドを代表するモンベルですが、こちらの携帯座布団はお手頃価格なので、登山初心者やはじめての携帯座布団の購入を考えている人にはおすすめのアイテム。

モンベルらしいシンプルでスタイリッシュなデザインは、老若男女問わず幅広い年齢層から注目されています。

サイズ 長さ26.5×幅33×厚さ1.0cm
(収納サイズ 長さ26.5×幅8×厚さ4.5cm)
重量 38 g
カラー グリーン(FOST)、オレンジ(MAN)、
ネイビー(NV)、ブルー(PRBL)
素材 50デニール・ポリエステル・リップストップ[ポリウレタン・コーティング]、ウレタンフォーム
モンベル|トレールクッション
モンベル|トレールクッション

③エバニュー |コンパクト折りたたみマット

「軽量・コンパクト・コスト」三拍子を重視する人におすすめの携帯座布団は「エバニュー コンパクト折りたたみマット」です。

20gの重量と8つ折りのコンパクトなサイズ感にも驚きですが、1,000円未満で購入できるコストパフォーマンスのよさに、さらに驚きを隠せません。

発砲ポリエチレンの素材はやわらかく、ゴツゴツとした岩場からお尻をしっかりと守ってくれるでしょう。

サイズ 長さ33.5×幅26.5×厚さ0.5cm
(収納時 長さ13×幅9×厚さ5cm)
重量 20g
カラー グレー・ダークグリーン
素材 発泡ポリエチレン
エバニュー |コンパクト折りたたみマット
エバニュー |コンパクト折りたたみマット

④キャプテンスタッグ |折りたたみFDザブトン

カラーバリエーション豊かな「キャプテンスタッグ 折りたたみFDザブトン」は、お子様や女性にとくに人気。

ポリエステル素材なので、汚れが気になったらすぐに洗えて速乾性がよいというメリットも。

ワンコインで購入できるお手軽さから、登山だけではなく自宅のバーベキューや野外観戦など、あらゆるアウトドアシーンへ取りいれている人も多いですよ。

サイズ 長さ34×幅27.5×厚さ1cm
(収納サイズ 9×27.5×厚さ4cm)
カラー グリーン・ブラック・マリンブルーなど
素材 表面:ポリエステル
内面:発泡ポリエチレン
キャプテンスタッグ |折りたたみFDザブトン
キャプテンスタッグ |折りたたみFDザブトン

⑤Mozambique(モザンビーク)|アルミナムミニマット

「携帯性・耐久性・保温性・防水性」4つの機能面が高水準という優秀なMozambique(モザンビーク)」のミニマット。

リバーシブルで使用できるアルミ蒸着加工は、寒い季節には地面からの寒さをやわらげ、照りつけるような暑い季節には熱気を遮断してくれるので体温調整の一助となるでしょう。

折りたたみサイズは500mlのペットボトルよりコンパクト。さらに重量は、およそ卵2つ分とのことで驚きの軽さ!装備が多くなる登山では、最強の相棒になりそうですね。

サイズ 収納時 長さ11×幅15×高さ7.5cm
(使用サイズ 長さ41×幅28×厚さ0.9cm)
重量 76g
カラー ダークアース
素材 XPEフォーム
モザンビーク|アルミナムミニマット
モザンビーク|アルミナムミニマット
今までは「登山に携帯座布団がなくても問題ない」と思っていた人でも、メリットや選び方のポイントを知っていくうちに、気になるアイテムのひとつになったかもしれません。バリエーションやコスト面も豊富な携帯座布団は、お手軽な価格から試してみるのもひとつの手かもしれませんよ。その際には、ぜひ「おすすめ携帯座布団5選」を参考に選んでみてくださいね。快適に登山を楽しむお手伝いになればうれしいです。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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