渓流釣りに最低限必要な道具
渓流釣りに最低限必要な道具をご紹介します。事前に準備してから釣りに出かけるようにしましょう。
竿
仕掛けを狙った位置に投入したり、魚の引きをいなしたりするために必要な竿。釣りを始めるにはなくてはならない道具です。
渓流釣りでつかう竿を選ぶ際には、「振り出し竿」を選ぶようにしましょう。コンパクトにできたり、長さを変えたりできるので汎用性が高いですよ。
ライン
ラインとは、魚と竿との間をつなぐ糸のことです。細すぎると切れてしまったり、太すぎると魚に見切られてしまったりします。
特に警戒心が強い渓流魚を狙う際には、細くて見えにくいラインが効果的です。太さは、0.4号から0.7号あたりのラインを選択するとよいでしょう。
仕掛け
仕掛けとは、オモリ、ハリ、目印などの道具をまとめた用語です。それぞれの道具が役割を果たして、渓流釣りの釣果に影響をもたらします。
水深や川幅、狙う魚によって仕掛けのセレクトが変わってくるので、吟味して選ぶようにしてください。
ウェーダー
外部からの水の侵入を防いでくれるウェーダー。川に入水したときに、生地のなかまで水が入ってこない仕組みになっています。
渓流釣りをしていると、どうしても川に入らないといけない場面がでてくるので、事前に準備しておくようにしましょう。
渓流釣りの釣り方を解説
渓流釣りの釣り方についてわかりやすく説明します。経験がない方は、以下を参考に実践してみてください。
ポイントに仕掛けを投入
最初にポイントを見つけて仕掛けを投入します。この際に、事前にポイントを見つけておくのが重要です。
流れが緩やかな深場や、岩などのストラクチャー周りを確実に狙うようにしましょう。
仕掛けを流す
仕掛けを川の流れに乗せてゆっくりと流しましょう。渓流魚が食べる餌は、上流から下流へとゆっくり流れていきます。
この餌のように、自然な仕掛けの流し方を意識してあげると、魚が食いつきやすいです。仕掛けの流れを止めたり緩めたりしないよう、ナチュラルに流してあげてください。
魚をかけて釣り上げる
仕掛けを流している途中にアタリを感じたら、すかさず合わせを入れてください。合わせとは、魚の口に針をかける動作を指し、竿を立てるようにして行います。
しっかりと合わせができたら、魚と慎重にファイトをして釣り上げましょう。
渓流釣りをするならここに注意!
渓流釣りは禁漁期間に行ってはいけません。場所によって期間は異なりますが、産卵期にあたる10月から翌年の2月までは釣りが禁止とされています。
また、遊漁券の購入も忘れないようにしましょう。渓流は漁業協同組合の管理下にあり、遊漁券の購入が義務付けられています。
最後に、野生の生き物との遭遇にも気をつける必要があります。熊よけの鈴をつけたり2人以上で行くようにしたりして、自分の身を守ってください。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。