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関東地方には釣りとキャンプの両方が楽しめる、素晴らしいキャンプ場があちこちに存在します。今回は釣りとキャンプができる魅力的なスポットを海、湖、渓流に分けて5つご紹介します。

関東で釣りが楽しめるキャンプ場の魅力とは

関東 釣りが楽しめるキャンプ場

関東地方の海岸は、太平洋黒潮の激流に直接面しているところが多いため、その海流に乗ってきた回遊魚を狙うことができます。高級魚や大きな魚が釣れるチャンスもじゅうぶんにある点が魅力的です。

渓流魚が狙える釣りスポットがたくさんある

関東は西日本に比べて標高が高く、気温も低い地域が多いです。そのため、低水温を好む渓流魚を狙える釣りキャンプ場がたくさんある点も、関東地方ならではの魅力です。

一般に流通しない魚を釣って食べられる

釣りキャンプならば、一般に流通しない魚を食べることができます。たとえばソウダガツオは足がつきやすい(傷みやすい)魚ですが、釣りキャンプだと釣ってすぐに食べられるので、そういう心配も無用です。

淡水魚であれば野生化したニジマスやイワナなど、魚屋ではあまり売っていないような魚の食味を楽しむことができるのも、釣りキャンプならではの魅力です。

温泉などそのほかの楽しみも多い

関東地方は草津温泉など有名な温泉があちこちにあり、すぐ近くに釣りキャンプ場が存在することも多いので、釣りをする前後に立ち寄って温泉や観光を楽しむことができます。

早朝のよい時合に釣りができる

釣りキャンプの場合、朝マズメといわれる夜明け頃のよい時合も、早起きするだけで簡単に狙うことができます。

 

関東のキャンプ場で釣りをする際の注意点

関東 釣りが楽しめるキャンプ場

関東のキャンプ場ならではの、注意しておきたい点もいくつかあります。

人が多いので釣りができない場合がある

関東地区の釣りキャンプ場は、とくに東京から近い場合、ピーク時期にはたくさんの人が押しかけてきて混雑する場合が多いです。

そのため、ピークの時期を外すか、東京からはやや離れた場所を選ぶなど、混雑対策をする必要があります。

釣れない可能性もある

これも人が多いことと関連しますが、釣り場に人が多すぎてよいポイントが選べなかったり、騒がしすぎて魚が警戒してしまったりして、釣果が悪くなる可能性もあります。

関東で釣りが楽しめるキャンプ場

関東 釣りが楽しめるキャンプ場

これより関東地方で釣りができるキャンプ場を、海、湖、川に分けて紹介します。

【千葉県】お台場海浜庭園オートキャンプ場

こちらのキャンプ場は房総半島の南端近く、館山市にあってすぐ裏が磯釣りのできる海岸となっています。

キャンプ場裏の海岸はプライベートビーチなので、キャンプ場利用者の人はのびのびと釣りや散策、海遊びを楽しむことができる、という点も魅力的。

子ども連れの場合は磯場より安全な堤防も近くにあるので、堤防釣りを楽しむのもよいでしょう。キャンプ場からは、伊豆諸島や富士山まで見渡すことができます。

風が強い日が多いので、キャンプをするならば風対策をしてください。

釣れる魚

磯釣りで釣れる魚ならば、たいていの魚がターゲットです。一例をあげれば、マダイ、メジナ、クロダイ、イシダイ、イナダ、ヒラスズキなどです。

キャンプ場の設備・料金

キャンプ フリーサイト】6,000円 6名様まで(7名様より1人 1,000円/泊)
【オートサイト(AC電源有)】7,000円 6名様まで(7名様より1人 1,000円/泊)
ソロキャンプ 【車】4,000円  1人用テント
【バイク】2,000円 1人用テント
設備 庭園風呂、シャワー、水場、トイレあり

※釣具のレンタルはなし

お台場海浜庭園オートキャンプ場

【神奈川県】ちがさき柳島キャンプ場

関東 釣りが楽しめるキャンプ場

こちらのスポットは、キャンプ場のすぐ裏が柳島海岸の石積み護岸となっていて、釣り好きの人にはかなり有名なスポットとなっています。

東京や横浜などの大都市からすぐ近くにあるスポットのため、ピーク時には満杯となってしまいます。確実に利用するには早めに予約を入れておいた方がよいでしょう。

釣れる魚

柳島海岸石積み護岸ではクロダイ、スズキ、キス、イシモチ、ソウダガツオ、マゴチ、ヒラメなどが狙えます。釣り場も広大ですが、人気スポットのため、土日などはかなり混雑する場合もあります。

また、近くの相模川河口ではハゼ、クロダイ、スズキなど河口域に生息する魚を狙うことができます。

キャンプ場の設備・料金

テントサイト 繁忙期(宿泊3,700円・日帰り3,200円)
通常期(宿泊3,200円・日帰り2,700円)
閑散期(宿泊2,700円・日帰り2,200円)
設備 フリーWiFi、シャワー/トイレ、水場、リヤカーあり

※釣具のレンタルはなし

ちがさき柳島キャンプ場

【栃木県】菖蒲ヶ浜キャンプ場

関東 釣りが楽しめるキャンプ場

菖蒲ヶ浜キャンプ場は中禅寺湖のほとり、標高1,200mの地点にあって夏でも涼しいキャンプ場です。付近は絵に描いたように美しい高原の絶景が広がっています。

中禅寺湖はマスの種類が豊富で、都心の近場ではまず見ることのできない種類のマスが釣れるという点が魅力的です。

釣り初心者の方には、ワカサギ釣りもおすすめ。ワカサギ釣りは群れが回っていれば誰でも釣れる簡単な釣りだからです。

中禅寺湖ではボート釣り以外にワカサギ釣り用の桟橋もあります。桟橋からなら、ファミリーでも安心してワカサギ釣りを楽しむことができます。

湖の西側は禁漁区となっていて、菖蒲ヶ浜キャンプ場の目の前の浜も釣り禁止となっています。しかし、釣りができる遊漁区まではキャンプ場から歩いて2、3分程度なので、キャンプと釣りを楽しむのにまったく支障はありません。

釣れる魚

ホンマス、ヒメマス、ブラウントラウト、ニジマス、レイクトラウト、ワカサギなど。

キャンプ場の設備・料金(持込テントに宿泊)

利用料
  • 大人(1人/泊)1,500円(税込)中学生以上
  • タープ(1張/日)1,700円(税込)
  • 大型テント(1張/日)2,000円(税込)張幅3mを超えるもの
  • デイキャンプ(大人)1,500円(税込)中学生以上
設備 炊事場・トイレ・売店

※釣具のレンタルはなし

菖蒲ヶ浜キャンプ場

【群馬県】野反湖キャンプ場

関東 釣りが楽しめるキャンプ場

天空の湖と呼ばれる絶景の野反湖畔にあるキャンプ場。標高1,500mもの高地にあるため、夏でも涼しいです。野反湖は釣りがとても盛んな湖なので、釣り&キャンプを楽しみたい方にはぴったりのスポットです。

釣れる魚

ニジマス、イワナ。

ニジマスはブルーバックレインボーと呼ばれる背中が青いものや、降海型スチールヘッドと交配させた「ハコスチ」と呼ばれる大型で引きの強いものも釣れます。

組合によって年に数回、ニジマスやハコスチを放流しているので、ある程度の魚影は保たれています。イワナはニジマスに比べれば数が少ないです。

キャンプ場の設備・料金(テントサイト利用時)

敷地料 テント1張1泊2,200円/税込入場料
(1人用テントは1,700円/税込)
タープ1張り770円/税込
入場料(0歳から一律) 1人1泊 660円(税込)
設備 コインシャワー、ランドリー、売店、トイレ、休憩室あり

※釣具のレンタルはなし

野反湖キャンプ場

【山梨県】道志村観光農園キャンプ場

関東 釣りが楽しめるキャンプ場

道志村観光農園キャンプ場は、道志川の清流のすぐそばにあります。釣りに関しては万一、道志川で魚が釣れない場合でも、キャンプ場に隣接する道志川渓流フィッシングセンターを利用すれば魚を放流してくれるので、誰でも渓流魚を釣ることができます。

魚のつかみ取りや栗拾い、ホタル鑑賞、川遊びなど、釣り以外にも楽しみの多いスポットで、東京からも近いのでファミリーでの釣りキャンプにぴったりの場所です。

釣れる魚

ヤマメ、イワナ、ニジマス、アユ。漁協が定期的にこれらの魚を放流しています。

キャンプ場の設備・料金

オートキャンプ 大人:700円 / 小人(4歳以上):400円
テントサイト料:1000円
タープ:500円
車:1000円/台
デイキャンプ 1人(4歳以上):500円
設備 シャワー、トイレ、炊事場、テニスコートあり

※道志川渓流フィッシングセンターでは釣具のレンタルあり

道志村観光農園キャンプ場

※この記事の情報は2022年8月現在のものです。内容が変更する場合もありますので、最新の情報はリンク先のHPで確認してください。

関東の釣りもできるキャンプ場は海釣り、淡水釣りとも魅力的なスポットがあちこちにあります。今回紹介した場所以外にも、魅力的なスポットがいくつもあるので、自分の釣りスタイルに合ったキャンプ場を見つけて釣りとキャンプの両方を心ゆくまで楽しみましょう。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。