『ねどこ』をつくる基本の道具
テント
キャンプの醍醐味のひとつは、「テントで寝る」ということ。初めて買う場合は、各社から出ているエントリーモデルがいいでしょう。
1〜4万円くらいで買えますが、キャンプギアは値段の差が耐久性や快適性に直結します。コスパを考えると、4人用なら3万円前後のものがおすすめです。
大きさは家族の人数に合わせて選びましょう。+1人分くらいにすると荷物も置けて快適ですが、あまり大きすぎると設営が大変なのでほどほどに。
ペグやペグハンマーは付属品だと頼りないものもあるので、しっかりしたものを別に買った方が安心です。
グランドシート
グランドシートとは、地面とテントの間に敷くシートのことです。
シートを敷くことで地面からの冷気や湿気を遮り、テントに汚れや傷が付くのも防いでくれます。テントの大きさに合った純正のものが最適ですが、ブルーシートでも代用できます。
インナーマット
テントの中に敷くカーペットの用な役割のマット。冷気を遮断し、石などのボコボコ感も和らげてくれます。厚みは4mm以上がおすすめです。
こちらもテントの純正品など、各メーカーから販売されていますが、ホームセンターで買える銀マットを使用するのもいいですよ。適度な厚みがあり、安いので重ねて使うこともできます。
シュラフ
春や秋冬のキャンプには必須です。夏キャンプしかしないなら無くてもいいかもしれません。夏はシュラフを敷き布団や掛け布団として使うこともありますが、スリーピングマットとブランケットでも事足ります。
スリーピングマットとはシュラフの下に敷く弾力性のあるマットのこと。インナーマットがフカフカな場合は必要ありません。
シュラフは基本的にミイラみたいな形のマミー型と、布団のような形の封筒型があります。ファミリーキャンプなら、子どもと一緒に寝れる封筒型がおすすめです。対応温度は0℃くらいが丁度良いでしょう。
照明(ランタンなど)
キャンプ場の夜は真っ暗。子どもが怖がらないようにするためにも、照明器具は必要です。
ランタンはガス・ガソリン・LEDのものがありますが、子どもが触っても危なくないLED(電球色)がおすすめです。
サイトを照らす大きめのものを1つと、テント内を照らす小さめのものが1つあるといいですね。また、トイレに行く時用に懐中電灯やヘッドランプがあると重宝します。
ヘッドランプなら両手が空くので、暗い時間にカブトムシを捕りに行くのにも最適ですよ♪
快適なリビング&キッチンをつくろう
タープ
タープって必要?と思われるかもしれませんが、キャンプでは思っている以上にタープの下で過ごす時間が多いものです。日陰を作ってくれるタープは、夏キャンプには必須と言えます。
タープは大きく分けて、どこからでも入れるオープンタープと、メッシュパネル付きで蚊帳としても活躍するスクリーンタープがあります。
虫が防げるならスクリーンタープの方が良さそうな気がしますが、結局下から虫が入ったり、出入りが面倒だったりするので、開放感があるオープンタープの方がおすすめです。
テーブル
美味しい外ごはんを食べるのに、やっぱりテーブルは欲しいですね。木製、アルミ製など、お好みに合わせて選んでください。
チェア
テーブルと合わせて、椅子も家族分揃えましょう。ごはんの時だけじゃなく、のんびりするときにも使うので、座り心地いい深めのチェアがいいですよ。
人数分だとかさばるので、なるべくコンパクトに畳めるものを。
バーナーかBBQグリル
料理をするのに火を起こせるものが必要です。
BBQグリルでもOKですが、毎食炭火だと時間がかかって結構面倒なんですよね。やはりガスバーナーがあるといいです。
おすすめはツーバーナーですが高価なので、最初は自宅でも使えるカセットコンロで代用しましょう。風に強いアウトドア仕様のものがいいでしょう。災害のときにも役立ちます。
クーラーボックス
食材を新鮮に保ったり、飲み物を冷やしておくため、クーラーボックスは必須です。
意外とすぐに容量いっぱいになりがちなので、あらかじめ少し大きめのものを選んでおきましょう。
食器・調理器具
ダッチオーブンやシェラカップなど、いきなり本格的なモノを揃えなくても大丈夫。お鍋や包丁などの調理器具は、普段使っているものを持って行きましょう。
食器も、100円ショップなどで売っているプラスチック製のものなら子どもが落としても安心です。紙皿でもいいのですが、風ですぐに飛んでしまうので、できれば少し重みのあるものがいいですよ。
紙皿を抑えてくれる、お洒落で便利なトレーも販売されています。
総額はどれくらい?レンタルを利用する手も
ここまで一通り揃えると、安くて5万円、ちょっといいもので8~10万円くらいかかるでしょうか。質やデザインにこだわると、予算がどんどん膨らんでしまうのがキャンプギアの恐ろしいところ。
最初から気合いをいれて一式揃えたのに、家族が「もう行きたくない…」なんて言い出したら青ざめちゃいますよね。
また、実際に泊まってみて、「もっと広いテントにすれば良かった…」と後悔することもよくある話です。そんな事態を避けるために、まずはキャンプ場のレンタル品を利用するというのも賢い選択。
キャンプ道具のレンタルなら「そらのした」が断然おすすめです!
200以上のギアを取り扱っているので、カラーバリエーションも豊富で、ワクワクするようなギアに出会える確率が高いです。受け取りも宅配なのでとっても簡単。キャンプ初心者さんにはとても助かりますよ。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。