とにかく褒められたい
理由:親に褒められると嬉しいから
子供はお父さん、お母さんのことが大好きです。大好きな人に褒められると誰もが嬉しいですよね。
ちょっとした話や行動にも、「へぇ~すごいね!」「そんなこともできるんだ!」という一言をかけてあげるだけで素直に喜んでくれます。
アウトドアの中での会話や行動では日常の何倍も子供を褒めてあげましょう。
心の変化:やる気がでる
褒められて嬉しい気持ちはやる気に繋がります。アウトドアの中では、家族で協力して作業をすることがたくさんあります。
例えばキャンプでは、テントをたてる、ご飯の準備や片付けをするなど、たくさんの共同作業があります。
初めての作業では失敗もありますよね。その時の一言がとても大切で、そこで「よくチャレンジできたね!」とか「いい感じだったね!」といって褒めてあげられると、大きなやる気に繋がります。
上手くいかなかったときは、誰でもへこむもの。そこに大好きなお父さん、お母さんからの一言で、「こんなとこは自分は上手くできていたんだ!」と感じられることができれば、前向きな気持ちになれます。
子供のことを褒めてあげて、やる気につなげていきましょう。
行動の変化:積極的に動けるようになる
自分のやったことが褒められるとまた次の行動をしたくなります。子供と一緒に作業したときは、行動自体を褒めてあげるようにしましょう。
行動の良し、悪しを言ってしまうと、子供の中で良い行動と悪い行動ができてしまいます。
そして、頭で考えてしまい行動にとりかかるのが遅くなったり、人に聞いてからでないと行動できなってしまいがちです。
行動自体をただ褒めてあげることで積極的に子供が行動をできるようになります。
認められたい
理由:自分を肯定したい
子供ってわからないことばっかりなんです。大人からしてみたら、「わかるでしょ」「できるでしょ」と思うことも子供にとっては、難しいことだったりするんです。
少なからず行動をするときに不安を抱えてたりします。ちょっと極端な言い方ですが、子供は「わからないもの」「できないもの」という考えを持っておきましょう。
その上で、子供がなにか行動を起こすときは、しっかりと認めてあげる。そうすることで、わからないこと、できないことを自分なりにやって、自分を肯定できるようになります。
心の変化:自信がつく
認められるとどうなるか、、、、子供が自信をつけます。認められる、わかってくれる人が周りにいれば、臆することがなくなります。
キャンプで共同作業をしている時でも、自然の中で遊んでる時でも、子供が、「こんなことやってみたよ!」という場面がたくさんあります。
そこで、「おっ!いいね!」「素晴らしい」とリアクションしてあげるだけで、子供の認められたい気持ちが満たされます。
そうすることで、自分はこれでいいんだと感じ、自信がつきます。
行動の変化:大胆に行動できるようになる
「自分はこれでいいんだ!」という自信があれば、わからないことをするときでも、不安に負けずに行動できるようになります。
お父さん、お母さんが、自分のことを認めてくれるなら、もし上手くいかなかったとしても、とても心強いと感じています。
アウトドアでは、自然の中で本当にたくさんのおもしろいことがあります。そのなかで、子供が自信をもって大胆に行動することができれば、学べることは無限にあります。
親としても、子供が大胆に行動して喜んでいる姿を見れることは嬉しいですよね。
飽きやすい
理由:おもしろいことが大好き
おもしろいことが大好きで、熱中すると何時間でも同じことを続けられますが、「飽きやすい」という一面もあります。
興味のないことはできませんし、こっちからやらせてあげたいと思っても本人が飽きてしまったら、なかなかその後も続けることは難しいでしょう。
アウトドアのなかでも、お皿をずっと洗っているなど、同じような行動や作業が続いてしまっている状況は、飽きている可能性があります。
洗い物中にどっかいってしまったりした経験はないでしょうか。(笑)
心の変化:変化を好む
私が子供にスポーツ指導をする際は、10分程度練習したら少し変化を加え、また10分程度練習したら少し変化を加える。ということを繰り返していました。
そうすることで、子供を飽きさせないで練習の効果を高めることができました。
自然の中にいる時は、いろんな発見を子供自身ですると思いますが、大人目線でも、一緒にわからない振りなどをしてあげながら「これなんだろうね!?」「これおもしろそうだよ!」と提案してあげると、変化を喜んでくれると思いますよ!
行動の変化:いろいろなことにチャレンジする
飽きやすいっていうのは、ネガティブなイメージがありますが、実はいいことなんです。
おもしろいことを探してやってみて、飽きたらまた違うことをして。そんな繰り返しをしていると、いつまにかたくさんのことにチャレンジができています。
飽きてつづかないようなら、「もうちょっとやってみたら?」ではなく、「じゃあ違うことやってみなよ!」と言って、背中を押してあげて、大人からも提案してあげましょう。
無理につづけることに拘らず、やってダメなら、違うことをやらせてあげて、子供が喜べるよう、いろいろチャレンジさせてあげることが大切ですね。
そのなかで継続できることを一緒に見つけ出しサポートしていきましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。