クライミングの道具を長持ちさせるコツとは?シューズ・ハーネス・ロープの手入れ方法

Greenfield

クライミングの道具を長持ちさせるコツとは?シューズ・ハーネス・ロープの手入れ方法

ロープクライミングで使う道具の中でも、シューズ、ハーネス、ロープは合成繊維や天然皮革で作られ、金属製の道具よりも買い替えるタイミングが早いものがほとんど。値段が張るものもあり、すぐに買い替えられませんよね。そこで、シューズ、ハーネス、ロープを長持ちさせるコツを紹介します!

クライミングシューズの手入れ

 

何度も繰り返して履くクライミングシューズ。

ソールは土で汚れ、中も足裏の汗と汚れが反応して雑菌が繁殖し、嫌な臭いが出てきます。

ソールの汚れをそのままにしておくとソールの劣化が進むだけではなく、シューズ本来の性能が発揮できません。

また、アッパーに穴が開いていないか、ベルクロやシューレースが切れそうになっていないか、ソールの減りは大丈夫かなども確認しましょう。

 

クライミングシューズは洗える?

汚れたシューズを水洗いしてスッキリさせたい!そう思う人もたくさんいます。

シューズは水洗いすることを前提として作られていませんが、水洗い出来ないわけではありません。

ミッドソールには、シャンクと呼ばれるシューズの剛性を保つ芯が入っています。シャンクの素材は紙製や樹脂製。

紙製のシャンクのシューズを水洗いすると、シャンクがへたり剛性が弱くなります。

そして、自分の足に馴染んだアッパーが硬くなり、新品のように戻ってしまいます。

今回は、日常的に手軽に出来るシューズの手入れを紹介します。

 

クライミングシューズの手入れ方法

シューズの汚れ対策

アッパーはスエードブラシをかけて汚れを落とし、ソールは水を固く絞った雑巾で拭き、直射日光を避け風通しの良い日陰で干しましょう。

また、ソールは軟質ゴムでできたクレープブラシを使うと汚れが簡単に落ちて、ソールのフリクションが蘇ります!

 

 

シューズの臭い対策

素足でシューズを履くと実感するのが、シューズの中の汗や湿気。

その汗は足裏の汚れと反応して、鼻をつく臭いへと変わっていきます。

暑い時期や運動した時にかく温熱性発汗とは違い、不安、緊張、焦りなどで汗が出る緊張汗の部位は、顔、脇、手のひら、そして足裏。

緊張汗でにじみ出る汗は臭いがきつく、シューズの臭いを加速させます。

臭い対策には、天然成分の粉末で除菌・抗菌・消臭できるグランズレメディがおすすめ!

 

 

グランズレメディは一時的にしのぐものではなく、1日1回約1週間シューズの中に粉末を振り入れるだけで、約半年間効果が持続!しかも足の臭いも解消します。

 

 

ハーネスの手入れ

 

シューズとともに湿気を溜めやすいのがハーネス。

ハーネスの生地は、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維です。

軽くて強度があり吸水性が低いのが合成繊維の特徴とは言え、特に気温が高い日にクライミングすると、ウエストベルトやレッグループが湿ってきます。

それぞれの素材にはわずかな差はあるものの、ナイロン製でできているハーネスは、カビ、紫外線、高温などで劣化が進み、耐用年数は製造日より2~5年。

ハーネスの手入れを行い、長持ちさせましょう。

 

使用前後にチェックしよう!

ハーネスは、紫外線、熱、摩耗、裂け、墜落、擦り切れ、腐食物質などで、さらに耐用年数が短くなります。

ベルトやタイインループ、ビレイループは摩耗しやすいパーツ。

使用前後に「縫い目のほつれ、毛羽立ち、切れ目や裂け目、融けや焦げ、色あせ、バックルがひび割れや傷」がないか確認しましょう。

 

ハーネスの手入れ方法

乾燥させよう

湿ったままにしておくとカビの原因になり、劣化につながります。

紫外線に弱いハーネスは、直射日光を避け風通しの良い日陰で干しましょう。

 

ひどく汚れたら洗おう

ハーネスを洗濯ネットに入れ、ぬるま湯を張った洗濯機で回転の低いモードで洗います。

洗剤残りのない液体タイプの中性洗剤がおすすめ。

天然成分100%で作られているベアールのロープクリーナーは、ハーネスやロープの繊維を傷つけず優しく洗います。

 

 

 

ロープのメンテナンス

ロープは、土の汚れ、岩とのこすれ、墜落による衝撃、クイックドローやボルトハンガーなど金属との摩擦など、さまざまなストレスに耐えクライマーの命を守っています。

大切なロープだからこそ取り扱いに注意し、定期的に手入れを行いましょう。

 

ロープにとってストレスとは?

 

ロープは「摩擦、摩耗、紫外線、酸、濡れ、汚れ、水分、大きな墜落」などが劣化する要因。

その中で、触れる機会の多い要因と注意点を紹介します。

 

使用前後の確認

摩擦・・・ビレイデバイスの摩擦熱による外皮の黒い変色や艶が出ていないか確認しましょう。

紫外線・・・長時間直射日光が当たると変色し、柔軟性を失い硬くなります。ロープは直射日光を避け涼しい場所で保管しましょう。

汚れ・・・土がロープの繊維の中に擦り込まないよう、ロープを踏まないようにしましょう。

 

 

ギア類の傷・・・ギア類に傷があると下降時にロープを傷つけてしまう可能性があるため、ビレイデバイスやクイックドローの傷の有無を確認しましょう。

摩耗・・・鋭角な岩に当たらないように、岩の隙間にロープを食い込ませないように注意。また片方の末端ばかりハーネスに結ぶと、その末端ばかり消耗します。ルートを登るたびにロープの末端を入れ替えて結びましょう。

買い替えの目安

休日のみの低い使用頻度では約2年、ガイドなど使用頻度が高い場合は3ケ月~1年。

ロープを素手で触り、極端に柔らかかい部分や、他の部分と明らかに違う折れ方をしていたら、新しいロープを購入するタイミングです。

 

ロープを長持ちさせるために

洗い方

大きな衣装ケースに30℃ほどのぬるま湯を張り、中性洗剤で手洗いします。

洗い終わったら4~5回ほど水を変えてよくすすぎ、直射日光を避け衣装ケースや床の上に広げて自然乾燥させます。

 

 

 

 

まとめ

使わなくても経年劣化で性能が落ちていきます。シューズ、ハーネス、ロープを長持ちさせるためには、それぞれを理解して手入れをすることが大切。手入れをした安全で信頼できる道具で、クライミングを楽しみましょう!

公式アカウント

関連記事