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「子どもをキャンプに連れて行きたいけど、まだ早いかな?」と、足踏みしている人は多いのではないでしょうか。適応力のある子どもは、自然にふれ合わせる時期が早ければ早いほど大きく成長していくもの。キャンプデビューに最適な年齢は、子どもの性格や親のキャンプ経験によっても変わりますが、先延ばしにするよりも、いっそ思い切って連れて行ってみませんか?今回はキャンプに子どもを連れて行くベストなタイミングや、小さな子どもを連れて行く時の注意点やアドバイスをお伝えします。

何歳からキャンプに連れて行ける?

結論から言えば、0歳からでも連れて行けます。キャンプ場に年齢制限はありません。

実際にキャンプで赤ちゃんを抱っこしているお母さんもたまに見かけます。しかし、体温調整機能が発達していない乳幼児を屋外で長時間過ごさせるのは危険という声も。

また、子どもが小さい場合、お母さんは子どもの面倒を見なければならず、サイトの設営はお父さん1人で…という状況になりがちです。

家族の誰かが1人でスムーズにテントやタープを組み立てられて、熱中症や虫さされなどのトラブルも適切に対処できるレベルじゃないと、ちょっと厳しいかもしれません。

親がキャンプ初心者の場合は、無理して小さい頃から連れて行かないほうがいいでしょう。子どもが自分で歩けて、親の言うことを理解できる年齢になってからがおすすめです。

3歳くらいからなら、親も子どもも楽しめるのではないでしょうか。ただし、同じ3歳といっても子どもによって性格は様々。

怖がりな子はテントで眠れないかもしれませんし、たくましい性格なら、もっと早いデビューでもいいかもしれません。子どもの性格をよく見極めて、タイミングを決めましょう。

また、兄弟がいるかどうかも重要なポイント。上の子が小学生以上なら面倒を見てくれるので、親は設営や料理をするのがかなり楽になります。その場合は、下の子が3歳以下でも大丈夫そうですね。

おじいちゃんやおばあちゃんを巻き込んじゃうのもおすすめですよ。

乳幼児を連れて行くときは!?

「初心者だし、子どもが小さいからまだ無理か…」と諦めないでください。子どもが小さいうちは、バンガローを利用するという手があります。

テントを設営しなくていいだけでなく、夜泣きがキャンプ場中に響き渡って他の人に迷惑を掛ける心配もありません。最近流行のグランピングも◎。

自然を感じられながらもトイレやお風呂の設備が整っていて、片付けまで自分でしなくていいならかなりハードルは下がりますよ。(予算は上がっちゃいますけど…)

初心者さんもベテランさんも、安全対策はしっかりと。乳幼児は体温が高く虫に刺されやすいため、大人以上に虫対策は万全にしてください。

また、服装でうまく体温調節してあげ、水分補給はこまめに。真夏や氷点下になるような時期は、熱中症や風邪のリスクが高いので避けましょう。

いざという時のために、なるべく病院が近いキャンプ場をおすすめします。

移動だけで疲れてしまわないように、最初のうちは家からも近い場所がいいですね。

 

年齢ごとの楽しみ方と注意点は?

・0~1歳

ベテランキャンパーの中には、生後3ヶ月から連れ出したという人もいます。0~1歳のうちはあまり動き回らないので、体温調節や虫刺されなどに気をつけていれば2~3歳よりも楽かもしれません。

ベビーカーで大人しくしていてもらって、その間にテントを設営してしまうこともできます。抱っこしていないと泣いてしまうような場合は、デビューはもう少し先に伸ばしたほうがベター。

葉っぱが揺れたり、風の音がしたり、大人にとっては何でもないことでも、赤ちゃんにとっては刺激いっぱい。五感を育てるために、色々なものを見せてあげたいですね。

・2~3歳

この時期はとにかくちょこまかと動き回るので、目が離せません。ものに対する興味も深くなり、夢中になりすぎて周りが見えなくなることも。

危険な場所に行ったり、火や刃物でけがをしたりしないよう十分に注意してください。

トイレが洋式でしかできない場合は、事前にキャンプ場に洋式があるか確認しておきましょう。トイレトレーニング中なら、キャンプ中だけ割り切ってオムツにするという方法もあります。

シャボン玉をしてみたり、ボール遊びをしてみたり、赤ちゃんの頃よりも楽しみは広がります。

上の子の真似をしてお手伝いをしたがったら、簡単なことからやらせてみてもいいでしょう。

・4~5歳

この頃になると、子どもは遊びのプロになります。虫取りや魚釣りなど、興味のあることはどんどんやらせましょう。

遊びを通して想像力や集中力が身に付きます。体力が出てきて動き回りますが、親の言うことも聞けるようになるため、危険な場所やものはしっかり教え込んでください。

特にバーベキューや焚き火など、興味津々でお手伝いをしたがるので、炭などを手で触らないように気をつけて。

・小学生

低学年は今までよりも理解力が上がり、話す言葉も多くなります。高学年になると、倫理的な考えができるようになり、下の子のケアもできるように。

テントの設営や料理なども一人前に手伝えるようになり、親も助かります。大人と一緒に楽しめる遊びも増えてくるので、プランやアクティビティを一緒に考えてもいいですね。

たまにキャンプ場でゲームをしている子を見ますが、せっかくなのでゲーム機は家に置いて行く勇気を持たせましょう。

まとめ

キャンプデビューの年齢は、家族のキャンプ経験の有無や子どもの資質を見極めて決めてください。初心者のうちは、小さな子どもを連れ出すと、ヘロヘロに疲れてキャンプを楽しむどころじゃなくなってしまいます。最初はバンガローを利用するなどして、少しずつ外あそびに慣れていくといいですね。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。