※このページにはアフィリエイトリンクが含まれています。
登山用にPRO TREK(プロトレック)が欲しいけど、種類が多くて違いがわからないという方もいるでしょう。今回は、PRO TREKのラインごとの違いや選び方のポイントを説明します。おすすめモデルも紹介しますので、ぜひチェックしてください。

PRO TREKの主なシリーズ4つ

PRO TREKは、CASIO(カシオ)のアウトドアウォッチです。登山やクライミング、釣りなど、自然のなかで使える豊富な機能が特徴。ここではPRO TREKの主な4つのシリーズを紹介します。

①PRO TREK最高峰ライン「マナスル」

8,000m峰での使用を想定したPRO TREKの最高峰ライン。耐久性に優れ、頑丈なのも特徴です。メイン素材にチタン、風防にはサファイアガラスを採用し、摩擦や衝撃による傷がつきにくくなっています。

また、夜間でも見やすいダブル蓄光処理で、視認性を高めているのがポイント。方位・気圧/高度・温度を計測できるトリプルセンサーや、電波ソーラーを搭載しているのも魅力です。

そのほかにも急激な気圧の変化を知らせるアラーム通知や、万一のバンド外れを防止する機能も。PRO TREKの最上位クラスならではの豊富な機能で、過酷な環境での活動を支えます。

②登山にぴったり「クライマーライン」

トレッキングやクライミングをする方に最適なライン。トリプルセンサーや電波ソーラーを備えたモデルが多く、山での行動をサポートします。

防水性能は10気圧防水で、海や川での使用には少し物足りませんが、そのぶんコンパクトなサイズ感と軽量化を実現しているのが特徴です。少しでも身軽に動きたい山での活動に適していますよ。

歩数計測や、スマホと連携できるモデルもあり、自分のニーズに合わせて幅広いラインアップから選べるのもうれしいですね。時計表示はモデルによってデジタルとアナログから選べるため、好みによってチョイスしてください。

③山でも海でも使える「マルチフィールドライン」

多種あるPRO TREKのなかでも、20気圧防水が特徴。登山はもちろん、海や川などの水辺のアクティビティを楽しむ方にもおすすめのラインです。不意の豪雨や水濡れを気にせず使えます。

トリプルセンサーや電波ソーラーを搭載しているだけでなく、月齢や潮の満ち引きを確認できるモデルもあります。さまざまなフィールドでアクティブに自然を楽しむ方なら、ぜひチェックしてみてください。

④釣りに特化した「アングラーライン」

釣り好きな人に魅力的なライン。20気圧防水に加えて、釣りに役立つ機能が豊富なのが特徴です。

たとえば、釣りに適したタイミングなどがわかるフィッシングタイム機能付きで、釣り時を逃しません。「PRO TREK Connected」対応モデルなら、スマホと連携することで、釣った場所をアプリに記録できるのも便利ですよ。

 

登山用PRO TREKのチェックポイント4つ

登山 PRO TREK

安全に登山を楽しむためにも、信頼できる機能を備えた腕時計を選ぶことは大切です。登山で使うPRO TREKを選ぶときのポイントを4つ紹介します。

①電波ソーラー

充電の必要がないので、電源確保が難しくなりがちな登山に適しています。計画的な行動に不可欠な時刻合わせの必要もありません。頻繁に電池交換をする手間も省けます。PRO TREKのソーラーパネルは、蛍光灯の光でも発電できるのが高ポイントです。

②時計の表示形式

デジタルかアナログかは、好みで見やすいほうを選べばOK。デジタルなら時刻が数字で表示されるので、細かい時間をすぐに把握できます。アナログは針をコンパスとして使う場合に便利ですよ。

③サイズ感

行動の邪魔にならないサイズを選びましょう。登山では岩場を登ったり、ロープや鎖をつかんだりしますよね。必要な機能を搭載したコンパクトモデルなら、普段使いしやすく、女性にもおすすめです。

④モバイルリンク機能

Bluetooth経由で時計とスマホを連携させる機能です。専用アプリ「PRO TREK Connected」をスマホにインストールしておけば、ルートログを記録できるなど、用途に合わせてカスタマイズできます。

登山用の腕時計の選び方については、以下の記事もあわせてご覧ください。

登山時計を初めて買うならこれ!おすすめの時計と機能をご紹介します

登山用PRO TREKおすすめモデル6選

登山で使うPRO TREKのおすすめモデル6つを紹介します。どれを選んだらよいか迷っている方は必見ですよ。

①本格派ギアを追及!マナスル PRX-8001YT-7JF

プロの登山家が監修したPRO TREK最高峰ライン「マナスル」のモデルです。雪紋を表現したチタンベゼルや、鋭く切り立った雪稜をイメージしたフェイスデザインが特徴。デザイン性の高さだけでなく、PRO TREKのテクノロジーを結集したスペックも魅力です。

ベゼルには高い強度をもつ64チタンを採用し、激しい動きでも傷がつきにくい仕様。大ぶりで視認性が高いルックスですが、重さは136gと軽さも両立しています。

機能もデザインもこだわりたい方におすすめのモデルです。

カシオ プロトレック マナスル PRX-8001YT-7JF
カシオ プロトレック マナスル PRX-8001YT-7JF

②方位計測に便利!クライマーライン PRW-6800Y-1JF

簡易コンパスとして使える、回転ベゼルを採用したモデルです。自分が今どこにいるのか、方位の把握が重要な登山に役立ちますよ。

秒針はコンパスデザインで、見やすいのも特徴です。紙の地図と合わせて使うことを想定し、平置き可能なスリット入りバンドを採用しています。バンドはソフトで伸縮性のあるシリコーン素材。裏はゴミがつきにくい加工がされているため、アウトドアシーンでの使い勝手を高めています。

加えて、電波ソーラー・気圧傾向インフォメーション・10気圧防水・-10℃耐低温仕様など、登山中に頼れるさまざまな機能を備えているのもうれしいポイントです。

カシオ プロトレック PRW-6800Y-1JF
カシオ プロトレック PRW-6800Y-1JF

③動きやすさと高機能を両立!クライマーライン PRW-60Y-1AJF

新しい構造を採用し、高機能のまま小型化を実現したモデルです。軽量なバンドは、登山中の手首への負担を軽減します。トリプルセンサーや電波ソーラー、10気圧防水ももちろん搭載。雪山で使える耐低温仕様です。暗闇でも時刻が読みとれるネオンイルミネーターは、テント泊にも便利ですよね。

高機能ながら、アウトドアでの軽快なユーザビリティも欲しい。そんな方ならぜひ候補に入れてみてください。

カシオ プロトレック PRW-60Y-1AJF
カシオ プロトレック PRW-60Y-1AJF

※環境に配慮した、バイオマスプラスチックを採用したモデル(PRW-61Y-1BJF)も販売されています。

カシオ プロトレック PRW-61Y-1BJF
カシオ プロトレック PRW-61Y-1BJF

④軽量&コンパクト!クライマーライン PRW-30Y-1BJF

時計のデジタル表示にこだわる方におすすめのモデルです。高度や気圧、気温、方位がワンプッシュで表示され、ひと目で確認できます。

登山時にうれしい電波ソーラー・10気圧防水・耐低温仕様(-10℃)も搭載したベーシックモデル。66gと軽量でコンパクトなので、女性にも使いやすいサイズです。

カシオ プロトレック PRW-30Y-1BJF
カシオ プロトレック PRW-30Y-1BJF

⑤普段使いにもGOOD!クライマーライン PRT-B50T-7JF

大型のアラビック時字が特徴的で、視認性を高めています。スマホと連携して使えるモバイルリンク機能付きで、多彩な設定を追加できるのもポイント。軽くてサビにくいチタンバンドは、ビジネスシーンでも馴染むデザインです。

歩数計測ができる加速度センサーを搭載しているので、登山の行動計画や、日々のウォーキングにも使えて便利。充電が必要な電池式で、電池寿命は約2年です。

カシオ プロトレック PRT-B50T-7JF
カシオ プロトレック PRT-B50T-7JF

⑥山・海・川で大活躍!マルチフィールドライン PRW-70Y-1JF

登山だけでなく、海や川でのレジャーにもおすすめの20気圧防水モデルです。もちろんトリプルセンサーや電波ソーラーも備えています。さらに、潮の満ち引きがわかるタイドグラフや、釣りに適した時間がわかるフィッシングタイムも搭載していますよ。

山でも海でも活躍するスペックを兼ね備えたモデルで、さまざまなアウトドア・アクティビティを楽しむ方なら要チェックです。

カシオ プロトレック PRW-70Y-1JF
カシオ プロトレック PRW-70Y-1JF

 

PRO TREKについて、ラインごとの違いや特徴を説明しました。豊富な種類のなかから、自分のニーズに合ったものを選べるのがPRO TREKの魅力です。登山用にPRO TREKを選ぶなら、「クライマーライン」は外せません。山での活動をサポートする多彩な機能を搭載し、心強い相棒になるでしょう。ぜひPRO TREKを取り入れて、さらに快適な登山を楽しんでください。

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。