キャンプにローチェアがおすすめの理由
焚き火を囲んでリラックスして楽しめる
焚き火ブームでローチェアの人気に火がついたといっても過言ではありません。焚き火を楽しむ際に、火の高さとローチェアからの目線の相性がよく、薪を入れるときもかがむ必要がなくちょうどいい高さです。
座面が低いので自然を感じやすい
ローチェアは座面が低いため、土や芝生、草木が自然な流れで近くなります。そして、地面に近いところから見る自然がとても壮大なものに感じられます。ゆったりとした気持ちで自然を感じるのに適しています。
足を伸ばしてくつろげる
足を伸ばしてお座敷のような感覚で座れるローチェアはリラックスするのに最適です。座面が低い分、立ち上がりにくい欠点はありますが、座ったときのリラックス感にはきっと満足できるでしょう。
キャンプサイトがすっきり見える
ローチェアを採用すると、テーブルやラック等も全体的に高さが低くなるため、キャンプサイトがすっきりとまとまって見えます。テント内にローチェアを入れてくつろぐ場合も、天井からの距離が保てるのでテント内が広く感じられます。
子どもも座りやすい
小さな子どもはハイチェアに座るとバランスを崩してひっくり返ってしまう危険があります。ローチェアであれば重心が低く転倒のリスクが軽減され、さらには立ったり座ったりしやすいメリットがあります。
キャンプ用ローチェアの選び方のポイント4つ
①座り心地
キャンプでは座っている時間が長いため、椅子の座り心地は重要です。座り心地は座面高や座面幅、背面の高さでチェック。できれば実際に座って座り心地を試してみることをおすすめします。少しの間なら快適でも、長く座ると体型に合わないかも?という気付きがあるかもしれません。
座面高が合っているか
一般的にローチェアは地面からの高さが20~30cmの椅子を指します。座面高が低いほど立ち上がりにくくなりますが、ひじ掛けがあると楽に立ち上がれます。また、食事をする際の姿勢が前傾になるので、腰に負担を掛けてしまうことも。座る人の体格やテーブルなど周辺のものとのバランスを考えて選びましょう。
座面幅の広さ
体が大きい人やローチェアであぐらをかきたい人は、座面幅が広い方がゆったりと座ってくつろげます。ひじ掛けの有無によっても、座面幅に対する体感が変わってきます。深く腰掛けられるタイプの方が椅子に体を預けられるのでリラックスするのに向いています。
背面の高さ
背もたれの低いローチェアは浅く腰掛けて立ったり座ったりしやすい傾向にあります。一方、背もたれの高いローチェアは、体をすっぽり預けて背面を包まれるような安心感がありくつろげます。
②生地の素材
ローチェアの使用シーンによって生地の素材選びも大切です。ナイロンやポリエステルは軽量で速乾性に優れているため、川や湖畔での使用に向いています。焚き火の近くで使用する場合は、コットンやポリコットンなどの難燃素材がおすすめ。火の粉が飛んできても燃え広がりづらく穴が開きにくい特徴があります。
③収納性と持ち運びやすさ
お家で使う家具とは違って、キャンプでは運搬や設営するのがお約束。キャンプ用ローチェアは、持ち運びの際にどれだけかさばるか、重さが許容範囲かどうかもチェックしておきましょう。
折りたたみ・収束式は簡単に使える
折りたたみ式や収束式タイプは、設営がほんの数秒でとても簡単です。ただし、収納時にはある程度場所を取り、作りがしっかりしている分、重量があります。
組み立て式は持ち運び便利
組み立て式は収納するととてもコンパクトで軽量になるので、持ち運びにとても便利です。本体の布とフレームを取り付けやすいものを選びましょう。力やコツが必要なチェアは設営に時間がかかりストレスを感じる原因になります。
④ポケットやリクライニングなどの機能性
ローチェアには、高さ調節ができたりリクライニング機能があったりするものがあります。どんなシーンでどのように使用するのか、ドリンクホルダーや収納ポケットなどの便利な機能が必要かどうかにも注目して選んでみてください。
キャンプ用おすすめローチェア
折りたたみ・収束式
【ロゴス】あぐらチェア
ポップなカラーが目を引くロゴスのあぐらチェア。名前の通り、あぐらが組みやすいように座面が深くなっていて、アームレストが後方に配置されています。背面には大きなポケットがついていて便利です。
【FIELDOOR】フィールドチェア
高い背もたれと木製のひじ掛けが特徴的なローチェア。ポリコットン素材なので焚き火の近くでの使用にも対応しています。座面高が16.5cmと低いので、リラックスして自然をより身近に感じられます。
【コールマン】コンパクトフォールディングチェア
張りのある座面によって立ち上がりやすい構造になっているローチェア。見た目がおしゃれでキャンプサイトに映えます。アルミフレームと木製のひじ掛けがスタイリッシュで、持ち運びに便利なハンドルがついていて機能的です。
【BUNDOK】ロースタイルチェア
高級感ある木製のフレームがキャンプサイトに馴染むおしゃれなローチェア。重量は3.5㎏と少々重めですが、折りたたみ式なので簡単に設営可能です。
組み立て式
【Hang Outハングアウト】キャンプチェア
丸みを帯びた木製フレームがおしゃれなローチェア。それぞれのパーツをポケットに収納して、クルクルと丸めてバックルで留められるのでとてもコンパクトに収納できます。脚にキャップがついているので、室内でも傷をつけずに使用可能です。
【MOON LENCE】2wayローチェア
ローチェアにもハイチェアにもなる、使用シーンに合わせて使える便利な2wayのローチェアです。四角いフレームによって安定感があり、両サイドにあるポケットがスマホなどの小物を入れるのに役立ちます。
【RiveRock】アウトドアチェア
背面の高さがあり、すっぽりと背中を預けられてハンモックのような座り心地のローチェアです。星空観察や花火大会にもぴったりなローチェアは、超軽量に設計されているので、かさばらず荷物になりません。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。