2ルームテントとは?
2ルームテントとは、寝室とリビングが一体となっています。
普通のテントよりも広いスペースがあり、設営が簡単で荷物も少なく家族連れや初心者に人気となっています。
ドーム型のテントを連結したものから、トンネル型のものなど種類は様々です。
ドームテントとの違いについて
ここではテントの定番と言われる「ドームテント」との比較で説明します。
ドームテント
シンプルな作りをしているので、初心者でも簡単に組み立てが可能です。
コンパクトなので収納もしやすく持ち運びに便利ですが、テント自体の高さが低く狭いので窮屈に感じることがあります。
人数によってタープを張る必要があります。主にソロキャンプやキャンプ初心者におすすめです。
2ルームテント
リビングと寝室が一体化にしていて、広さや高さもあります。タープを張る必要がないので、悪天候になっても安心。
タイプも大きく2種類に分かれており、2つのフレームをクロスさせてインナーに差し込みその上からシートを被せる「クロス型」、3~5本のフレームを平衡に並べてトンネル状に設営する「トンネル型」とあります。
2ルームテントは夏は虫除けをしながら涼しく、冬は雪をよけながら快適に過ごせますが、大きいので設営には十分な広さが必要です。
組み立ても一人だと大変なので二人以上でないと慣れるまでにすこし時間がかかります。
主にファミリーや大人数におすすめです。
2ルームテントのメリットとデメリット
2ルームテントのメリット
- タープの組み立てが必要なく設営や撤収が一度でよい
- 雨や風がきても気にせずに過ごすことができる
- 就寝中に野生動物に荒らされにくく、プライベート空間がある
2ルームテントのデメリット
- テント自体が大きく、重量もある
- 雨が降った時の乾燥が大変
- 設営の手間と、設営に慣れるまで時間がかかる
2ルームテントのおすすめメーカー
ここでは2ルームテントのおすすめのメーカーを紹介します。
ロゴス
1985年にアウトドアグッズの展開を開始した日本のブランド。
ファミリーをターゲットにキャンプ用品はもちろん、ウェアやアパレル製品など使い勝手の良い製品を多く取り扱っています。
ブランドマークの意味は「5つの方向に勢いよく伸びる葉脈のように、自然と人との繋がりを広げる一番のブランドでありたい」という思いから生まれたそうです。
キャプテンスタッグ
アウトドア・レジャー関連のアイテムがそろったブランドです。
創業者がアメリカに視察した際に、現地でバーベキューを楽しむ家族を見て日本でも再現したいという思いから創業したのが始まりです。
主にアウトドア用の食器やコンロを取り扱っていましたが、現在は登山やカヌー用品といったさまざまなアウトドア用品を取り揃えています。
コールマン
1900年に設立した老舗のアウトドア用品メーカーです。
日本でも人気が高くバックパックやキャンプギアなどアウトドアを楽しむ用品を豊富に取り扱っているので自身の気に入るキャンプスタイルを選ぶことができます。
2ルームテントのおすすめモデル
2ルームテントのおすすめのモデルを紹介します。
ロゴス(LOGOS) Tradcanvas PANELドゥーブルXL
ロゴスのおすすめ2ルームテント「ドゥーブル」。
最大で6人泊まれ、サイズは約幅300×奥行520×高さ205cm。
吊り下げ式のインナーテントで、インナーテントを外してフライトシートを使うとスクリーンタープとしても使用できます。
上下にベンチレーションが備え付けられ通気性がよく、マッドスカート付きで水や虫の侵入を防ぐことができます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ツールームドームテント
サイズは約幅280×奥行620×高さ190cmの5~6人用テント。前面にはメッシュ付きのリビングが備わっています。
1㎜メッシュを採用しているため虫の侵入を防ぐことができ、通気性も抜群で弾力性のあるグラスファイバーのポールを採用しています。
収納時は約幅70×奥行20×高さ20cmに収めることができます。
M-3133 CS ツールームドームUV(3~4人用)(キャリーバッグ付)
サイズは約幅220×奥行475×高さ165cmの3~4人用です。
前面に装備されたひさしを広げて左右に巻き上げれば、開放的なリビングスペースができます。
リビングとインナーテント内にメッシュ窓が2か所装備されており、メッシュ窓は通気性とプライバシー保護の両立ができます。
コールマン ウエザーマスター スクリーンテント 6人用
大型テントで、クイーンサイズの広いエアーベットが2台置ける広さがあり、スクリーンルームは約2.7m×1.8mとゆったりとした広いスペースで最大6人泊まれます。
夏用で特権取得済みのWeatherTecシステムにより室内を湿気から守ります。
コールマン(Coleman)トンネル2ルームハウス LDX デニム
サイズは約300×235×187 cm、重さ16 kgの5人用の2ルームテントです。
自立式で4本のポールを通すだけで設営は簡単、長さ約3.5mのラージリビングスペースは広々と使えます。
大型ドアとメッシュスクリーンで夏でも快適に過ごせ、吊り下げ式インナーテントで雨の日も撤収が簡単です。
2022年2ルームテントの新作
7月に発売予定のコールマン新作の2ルームテントです。
コールマン Coleman タフスクリーン2ルームハウス
ワイドエアメッシュという大きな窓が特徴で、換気機能が上がり、空気循環を促すことで外気を取り入れます。テント内にこもった熱や湿気を排出し、日光の光をブロックし涼しく快適に過ごせます。
別売りのファンを天井に付けることでさらに風の力で外気を取り込みテント内に気流を作り、より快適な空間にすることができます。
また、一人でも設営できるアシスト機能付きで、テントの剛性をあげるクロスフレームで立てやすくなっています。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。