キャンプ料理の基本
まず、キャンプ料理で抑えておくべき基本をご紹介します。これを守るだけでキャンプ場での料理がとてもスムーズになるので、ぜひ実践してみてください。
材料はある程度下準備していく
材料は自宅である程度下準備しておくと、キャンプ場での作業がとても楽になります。
キャンプ場の炊飯場は、狭かったり、混んでいたり、キャンプサイトから離れていたりと作業がしにくいことも多いです。
余計な手間をなくすためにも、野菜などはあらかじめ洗って必要なサイズに切っておきましょう。時間があれば下茹でもしておくと調理の時間を短縮できます。
切った具材は、ジップロックやビニール袋などに入れて持ち運びます。
何の材料か忘れないようにメモしておくと、間違いがなく、スムーズに料理することができます。袋なら使い終わった後は捨てられるので、後片付けが簡単で荷物にもなりません。
保冷はしっかりと
お肉や魚など、夏場は特に傷みやすいので、保冷はしっかりと対策する必要があります。
保冷効果の高いクーラーボックスを使用し、冷たい空気を逃さないよう、調理するまではなるべく無駄な開閉をしないようにしましょう。
外に出すときは、地面に直接クーラーボックスを置かないようにします。地面からの熱が伝わり、食材が傷みやすくなってしまうので注意しましょう。
テーブルや調理台の上に置くか、すのこなどを持っていくのも良いです。
クーラーボックスの中には、食材を挟むようにして保冷剤を入れます。おすすめなのが、ペットボトルに水を入れて凍らせたものを保冷剤として入れておくこと。
溶けたら冷たい飲料水にしたり、洗い物用の水として使用したりと何かと便利です。余った分は流せば、軽くなるので帰りも楽ちんです。
食材は必要な分だけ持っていく
食材や調味料は必要な分だけ持っていきましょう。調味料は容器のまま持っていくとかさばるし持ち運びも大変です。
粉状のものであれば小さめのジップロックなどに入れて、液状のものはペットボトルなどに入れて持ち運べば、必要な分だけで済むので荷物になりません。
何の調味料が入っているか分かるように、マジックで書いておくと良いでしょう。
また、野菜などはまるごと持っていくと、使いきれずに処分に困ってしまうことも。あらかじめ切っておくと、必要な分だけ持っていけるので便利です。
初心者でもカンタンに作れるおすすめメニュー
焼き鳥
簡単に作れて見栄えも良い焼き鳥は、キャンプ料理の定番です。がっつり食べられるので子供にも大人気。
ビールとの相性も抜群で、大人にも嬉しいメニューです。みんなで好きな食材を持ち寄って楽しみましょう。
- 鳥のもも肉や玉ねぎ、かぼちゃ、ネギなど食べたい具材を一口サイズに切ります。
- 竹串に刺して、塩コショウを振ります。
- タレ味にしたい場合は、醤油、みりん、料理酒、砂糖を同量混ぜてタレを作り、焼き鳥に漬けます。自宅であらかじめタレを作り、ペットボトルなどに入れて持っていくのがおすすめです。
- 炭に火を付けて安定したら、両面をまんべんなく焼いていきます。
アヒージョ
スペイン料理の定番、アヒージョ。オシャレでハードルが高いイメージがありますが、実はキャンプでも簡単に作れるんです。
バゲットにつけて食べると絶品!様々な具材で楽しむことができます。
- 耐熱の器にスライスしたにんにくとオリーブオイルを入れて、火にかけます。お好みで鷹の爪を加えても。
- にんにくの香りがしてきたら、バターをひとかけら加えて溶かします。
- エビやマッシュルーム、タコ、イカなど、お好きな具材を加えます。
- 具材に火が通るまで熱したら、クレイジーソルトを振って味付けします。
- 焼いたバゲットを添えて完成です。
豚バラとトマトのホイル焼き
豚バラとトマトを重ねて焼くだけで簡単にできます。さっとできるので、すぐに食べたいときにもおすすめのレシピです。
- アルミホイルで箱を作り、食べやすいサイズに切った豚バラ肉とトマトを交互に重ねていきます。
- 全体に塩コショウをして、チーズを乗せます。
- アルミホイルで蓋をして、炭火の上で、またはガスコンロのフライパンの上で15分くらい焼きます。
- チーズが溶けて、全体に火が通ったら完成です。
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ライター
Greenfield編集部
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