ビブラムといえばユニークな5本指のシューズ
ビブラムのファイブフィンガースはその名のとおり、つま先部分がそれぞれ別れた作りをしたシューズ。5本指くつ下の靴版といえばわかりやすいでしょう。
ソール専門メーカーとして創業
ビブラムはもともと、靴底のソールを専門とするメーカーとして1937年に創業。世界ではじめて加硫ゴムを用いて靴底を作った会社でもあります。
グリップが効いているなど、登山に適した安全性の高い靴底を開発していて、多くの登山靴メーカーがビブラムソールを使っています。
そして2004年から「第二の皮ふ」として足袋のようなシューズ「ファイブフィンガース」を開発し始めました。
ファイブフィンガースは、普段使いとしてだけでなく、トレッキングや登山にも使えることから、イタリアでも人気のシューズになりました。
外反母趾などにもおすすめ
ビブラムのシューズは山道でも滑りにくことはもちろん、外反母趾や浮き指、扁平足の人もはきやすいということで人気です。
外反母趾などが改善するわけではありませんが、素足に近い感覚のため、ラクに履けるようです。
ビブラムシューズの特徴は
ビブラムシューズの特徴といえば、まずはグリップが効くソールがついていることですが、ここではそのほかの特徴について、説明しましょう。
身体のありのままの力を引き出す
ファイブフィンガースは、足指を自由に動かすことができるので、普通の靴のような制限がありません。そのため、靴を履いていないかのような開放的なはき心地で、身体のありのままの力を引き出してくれるのが特徴。
アスリートのトレーニングから、外反母趾など足の悩みがある人まで、幅広く利用されています。
風呂敷をコンセプトに開発されたシューズも人気
ビブラム社と日本人デザイナーのコラボによって、風呂敷をコンセプトとした「ビブラム フロシキ」も発売されました。
足の幅や甲の高さを合わせることができ、フロシキのようにクルッと足を包み込む設計になっているので、適度なフィット感があり、ストレスフリーの履き心地です。
ファイブフィンガースもフロシキも足の指が動かしやすく、素足に近い感覚ではけるというコンセプトをもとに作られているので、靴独特の締めつけ感が苦手な人や、靴を履くと痛みがある人にもおすすめです。
サイズとカラー展開も豊富
外国メーカーの靴は小さいサイズがないことも少なくありませんが、ビブラムの靴は日本サイズで21cm(女性用)〜29cmまであります。
また23、23.5、24というようように0.5cmずつサイズが上がるので、自分にぴったりなサイズを探せるはずです。
カラーも基本カラーのほか、イタリアらしいビビッドカラーや、デザインがついているものもあるので、選ぶのが楽しくなります。
日本正規輸入店のほか、楽天やアマゾンで取り扱いしていますので、興味をもったらぜひ一度、店舗やサイトでチェックしてみましょう。
この記事を書いた人
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。