マウンテンバイクでオフロードを走るときに持って行きたい物
まずは、マウンテンバイクでオフロードを走るために必要な準備を紹介します。
オフロード走行では、普段のサイクリングとは異なり、山の中を走るので、様々なことを注意しなければなりません。
例えば、山の中では電波が届かない、車やレッカーが入ってこれない、などが想定されます。
知識や危機意識が不十分のままオフロード走行を始めてしまうと、予期せぬ危険に遭遇するので、充分な準備が必要です。
では、マウンテンバイクでオフロードを走るときに、持っておきたい物を個別に紹介します。
① 応急処置セット
オフロード走行では、転倒によるケガや、木の枝などでの擦り傷、切り傷などを作ることがあります。軽いケガは大前提として、応急処置に使える物を準備してください。
② 身分証やお金
山の中では何が起きるかわからないものです。もしもの時のためにも、身元が確認できるものや、最低限のお金は持っておきましょう。
③ 水分や補給食
オフロード走行はかなり体力を消耗します。消耗したままライディングを続行するのは危険ですので、水分や補給食を用意してください。
④ 自転車の修理グッズ
オフロード走行は、自転車にかなりの負荷がかかるので、突然タイヤがパンクしたり、その他車体のトラブルに見舞われる可能性があります。
替えのチューブや携帯空気入れ、マルチツールなど、トラブルに対応できる準備をしてください。
マウンテンバイクでオフロードを走るときに必要な装備や服装
次に、オフロード走行で必要な装備や服装について紹介します。オフロード走行には、ケガのリスクがあるので、しっかりとした対策が必要です。
①ヘルメット、グローブ、サポーター
オフロード走行では、転倒の可能性が高く、転倒時に身を守るためにも、ヘルメット、サポーター、グローブを着けてください。これを装着するだけでも、ケガをする可能性を低くできます。
②服装について
マウンテンバイク専用のウェアなども販売されていますが、どうしてもという訳ではありません。最低限、肌が露出しておらず、動きやすい格好であれば、特にこだわる必要はありません。
また、ズボンに関しては裾がチェーンに巻き込まれる可能性があるので、体にフィットする物や、バンドなどで留めるなどして、対策してください。
3.マウンテンバイクでオフロードを走るときのマナー
オフロード走行にも守るべきマナーがあります。自分の身を守るだけではなく、周囲の人の迷惑にならない楽しみ方を身に着けましょう。
① 自転車で走ってもいい場所を選ぶ
山道や林道などでは、自転車の持ち込みが禁止されている場所があります。トラブルの元になりかねないので、事前に確認してください。
② ハイカーなどに配慮した楽しみ方を心がける
マウンテンバイクを楽しむ場所では、同様にハイキングを楽しむ人がいることがあります。自分勝手に走っていては、こういった方々にとって迷惑な上に、心象も悪いでしょう。
同じ自然を楽しむもの同士、互いに快適さを保つためにも、マナーを心得た楽しみ方をしてください。
具体的には、道を譲る、スピードを出しすぎない、ドリフトなどのタイヤ痕はできるだけ残さない、などの配慮が必要です。
③ゴミは持ち帰る
当たり前ですが、ライディング中に出たごみは必ず持ち帰ってください。オフロード走行を愛する気持ちがあるなら、キレイな自然を保つことを意識しましょう。
4.マウンテンバイクでオフロードを走るときの確認事項
マウンテンバイクでオフロード走行を楽しむ前に、事前に確認しておくべき情報があります。
①走るコースの計画は綿密に立てる
オフロード走行では体力を消耗します。長時間のライディング、寄り道や無計画な走行はトラブルを招きます。
走る前に、どんなコースで走るのか、どれぐらいの時間がかかるのかなど、綿密なシュミレーションを事前にやっておきましょう。
②天候などもチェックが必要
雨の中での走行は危険を伴います。また、夏場などの暑い日はより過酷です。オフロード走行をするには、事前に天候や温度などをチェックして、見合った準備を心がけましょう。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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