雪中キャンプ用のグローブを選ぶポイント
雪中でテント設営などの作業をするときに使えるグローブ選びのポイントをまとめました。
グローブ選びポイント①防寒性能
雪中ではテント設営時のロープ結びや調理など、手先を使う細かい作業がたくさんあります。そのため、手先がかじかんで作業ができないということがないように、手先があたたかい防寒性能の高いグローブを選ぶことが大切です。
グローブ選びポイント②防水性能
雪中での作業ではグローブについた雪が溶けて中まで浸透してくることがあります。グローブが濡れてしまうと冷たくてしかたありません。水が浸透してこない防水性能の高いグローブを選びましょう。
グローブ選びポイント③作業がしやすい
雪中キャンプでおこなう細かい作業がスムーズにできるように、手にフィットして作業しやすいグローブを選ぶことが重要になります。
グローブ選びポイント④燃えにくい素材・難燃性
雪中キャンプで焚火をして調理する場合は、燃えにくい素材のグローブがおすすめです。ウール素材はあたたかいけれど、燃えやすいので注意が必要。コットン素材やシリコン素材、レザーなどがいいでしょう。
業務用グローブも選択肢に入れる
雪中キャンプで使えるグローブを探す場合、一般的にアウトドアブランドのなかから選んでしまいますが、ホームセンターやワークマンで売られている業務用手袋も選択肢に入れておきましょう。
業務用のグローブは快適に作業ができるようにさまざまな工夫がもりこまれているため、雪中キャンプにもってこいのアイテムです。
とくにワークマンやホームセンターなどで売られている業務用のグローブに人気が集まっています。次の項で紹介していきます。
雪中キャンプにおすすめのグローブ
雪中キャンプにおすすめのグローブを紹介します。
ダイヤゴム ダイローブ手袋 #102
内側に起毛アクリルを使用して保温性能を高めた業務用のグローブは雪中キャンプにおすすめ。厳冬期の工事現場や冷凍庫内での作業員、漁業関係者の間で人気があります。またガソリンスタンドのスタッフにも人気です。
ミヤコ テムレスグローブ ストラップ TEMRES02WIN ブラック
テムレスのネーミングは「手蒸れなし」からきています。内側は起毛パイル地で、雪をにぎっても冷たさが伝わりにくい透湿防水防寒です。-60℃の環境下でも凍らないポリウレタン製なので、滑りにくく雪中でのこまかい作業もスムーズ。
ワークマン 水CSRグローブ 1双
高い防水性を持つワークマンの水CSRグローブは、現場作業員だけでなくライダーやキャンパーにも愛用されています。手のひら部分に合成ゴムが使用されているため滑りにくく作業しやすいのが特徴です。
https://youtu.be/raLxILK-2QA?t=201
スノーピーク(snow peak) ファイヤーサイドグローブ
薪ストーブや焚き火台での調理専用グローブです。熱く熱したスキレットやダッチオーブンの移動など、火を使う雪中キャンプで大活躍してくれます。表面はスエード革(ケブラー糸使用) 、インナーにはポリエステル・コットン(表地難燃繊維)を使用しています。
雪中キャンプを楽しむには
雪中キャンプを楽しむためにこれだけは守ってもらいたい点をいくつかまとめました。
時間に余裕を持って行動する
雪中キャンプのテント設営は、普通のキャンプの約倍の時間がかかるといわれています。雪かきや地盤かため、でこぼこしたテントサイトの整地など、普通のキャンプにはない工程がたくさんあるので、時間に余裕をもって計画を立てるようにしてください。
テント内でストーブをつけたまま寝ない
雪中キャンプでは、テント内で石油ストーブをつけて過ごすかたも多いことでしょう。テント内でストーブを焚くときは必ず一酸化炭素チェッカーを作動させるようにしてください。
また、ストーブをつけたまま寝るのは非常に危険です。必ずストーブを消して、寒さ対策を万全にして寝るようにしましょう。
非常食や防寒対策を万全に整える
雪中キャンプでは、不測の事態に遭遇することがよくあります。たとえば、大雪が降り車での移動ができなくなるなどです。数日分の非常食や防寒対策を万全に整えてから雪中キャンプに臨みましょう。
雪道でのスリップ事故に注意
雪道は運転に慣れた者でも危険です。かならずスタッドレスタイヤを装着するようにしてください。また、二輪駆動車と四輪駆動車とでは雪道の走行能力に雲泥の差があります。雪中キャンプにはジムニーのような四輪駆動車がおすすめです。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
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