気温チェック
一番の基本は、訪れる土地の気温をチェックすることです。
天気予報アプリなどで現地の最低・最高気温を確認しましょう。
その際に重要なのは、最低気温です。
現地で宿泊予定の方などは特に大切です。
筆者自身、何度も経験がありますが、夜間や朝方、気温が一番下がった時に着る服が無く、寒さに襲われると本当に寂しい気持ちになり、全てのヤル気が削ぎ落とされます。
そして真冬並みの気温では命の危険すら感じる時もありますので、気温チェックは必ず行いましょう。
アイテム選び
世の中には沢山のアイテムがあります。
ここでいうアイテムとは商品分類上の単位の一つでジャケット、パンツなどの大分類にプラスして、〇〇ジャケット、◯◯パンツというような個別の商品名称のことと理解してください。
最低気温と連動してアイテムを揃えるのが基本と述べましたが、大まかな気温と必要になるアイテムの参考例です。
・20℃以上→Tシャツ×ショートパンツ
・20℃以下→フルレングスプルオーバー×ニーレングスパンツ
・15℃以下→フルレングスプルオーバー×トレーナー、もしくはアウタージャケット×フルレングスパンツ(寒がりの方ならインナーをプラスする)
・10℃以下→上記アイテムにプラス、インナー&厚手アウター
・5℃以下→上記にプラスして更に厚手インナー&ダウンなどの防寒アウター
といった具合です。
もちろん例外はあるでしょうが、基本はこちらをご参考にアイテム選びをしてみてください。
たくさん服を着すぎて暑くなれば脱げだけで調節ができますが、寒いのに着る物がない、ということだけは避けたいですね。
特にお子様のウェアを考えるママ達には、一番気にしてほしいポイントとなります。
是非参考にしてください。
素材について
素材は日々進化しますし、シーズン毎に新しいテキスタイルが開発されており、機能や値段に関しても様々です。
最先端の機能素材でないと嫌な方はさて置き、アウトドア初心者の方にオススメの素材選びのポイントです。
素材には大まかに、綿やウールなどの天然繊維か、ポリエステル・ナイロンなどの合成繊維があります。(細分化するともっと沢山あります)
個人の好き嫌いもあると思いますが、筆者のオススメは断然、合成繊維です。
理由は、肌触りや吸湿速乾性にも優れていることと、手に入りやすいからです。
特筆すべきは、特にTシャツやプルオーバーなどの速乾性です。
綿に比べて汗冷えなどが少ないですし、キャンプ場などで洗って干しても、断然乾きが早いです。
そして、適当に畳んでもかさばらないので、いいこと尽くしです。
合成繊維と一言で言っても多々ありますが、ポリエステル100%や綿との混紡、混編はオススメで、洗濯絵表示にポリエステル100%もしくはポリエステル〇〇%綿〇〇%などの表示が入っていれば、速乾性があると考えてよいでしょう。
お店で迷った場合は、店員さんに素材の特徴とベストな気温を尋ねると、丁寧に答えてくれますよ。
自分の着用シーンを想定してベストな素材を選んでみてください。
サイズ感
サイズ感というのは、洋服の細部のサイズです。
例えば着丈、袖丈、身幅、袖口寸などの各寸法のことです。
選ぶ際に大事なことは、自分にとって使い勝手がいいことと、だらし無く見えないことです。
デザインが気に入ったら必ず試着をしてみましょう。
ブランドによって、基本のパターンサイズ(洋服の型紙)が違いますから、同じサイズであっても、着丈や身幅が微妙に違うこともあります。
必ず試着して、着心地を確認しましょう。
インナーウェア
インナーウェアとは、Tシャツやプルオーバーの下に着る、重ね着用のプルオーバーやタイツ、パンツなどのことです。
近年、非常に進化しているアイテムで各メーカーが様々なアプローチで商品開発しており、選べる商品数も以前から格段に増えています。
インナーウェアのメリットは、防寒、透湿、汗冷え防止、防臭、軽量化など、様々な効果が期待できます。
実際、筆者も数着使用していますが、特に気温変化の激しい時(山登りや標高の高い土地でのキャンプ、釣り)には重宝します。
有名アウトドアメーカーであれば、ほとんどのところで商品展開があると思いますので、一度探してみてはいかがでしょうか。
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。