暑い時期にはキリリと冷えた冷麺がぴったり。とくに袋麺は軽量で持ち運びやすくて保存性が高いため、自宅はもちろんのこと、キャンプでも重宝します。今回は食欲をそそるスパイスやハーブを使用した、エスニック冷麺のレシピを3つ紹介します。
ココナッツミルクが決め手!カレー冷麺
まずは市販のカレールウと袋麺を使った、カレー冷麺を紹介!ココナッツミルクの濃厚さ、ナンプラーのコク、レモンの爽やかさがカレーとマッチした一品です。
材料(2~3人分)
- 袋麺(2~3袋)
- カレールウ(2欠片)
- にんにく(小さじ2分の1)
- しょうが(小さじ2分の1)
- 玉ねぎ(半分)
- ライム、またはレモン(1欠片)
- 冷凍のエビやイカのミックス(適量)
- 豚バラ肉(適量)
- ココナッツミルク(200mL)
- 鶏ガラスープの素(小さじ2~3杯)
- ナンプラー(大さじ2)
- 水(400mL)
作り方
- にんにく・しょうが・玉ねぎをみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、みじん切りにしたにんにくとしょうがを加える。
- 香りがたったら、みじん切りにした玉ねぎ・豚肉・冷凍のエビやイカのミックスを加え、玉ねぎがしんなりするまで炒める。
- 水・鶏ガラスープの素・カレールウを入れて、10分ほど煮込む。
- ココナッツミルクとナンプラーを加え、味を調える。粗熱をとり、氷を入れたクーラーボックスなどでよく冷やしておく。
- 袋麺を沸騰したお湯に入れて茹でる。茹で時間は袋に記載されている時間よりも30秒ほど長く茹でること(あとで麺を水で冷やすと締まるため)。
- ザルとザルより大きなボウルを用意し、茹でた麺をザルにあける。
- ボウルに水を張り、ザルごと冷水につけてすばやくかき混ぜる。麺がよく冷えて締まるまで、何度も水を交換して繰り返す。
- 器に麺を盛ってスープを注ぎ、ライムもしくはレモンをそえたら完成!
ポイント
一般的なカレールウで作れますが、スパイスカレーをベースに使用すれば、さらにエスニックになります。お好みでキュウリやトマトなどの夏野菜や、ミントやパクチーを添えてもおいしく召し上がれますよ!
五香粉を効かせたジャージャー冷麺
ピリ辛の肉みそだれが食欲をそそります。五香紛(ごこうふん)を入れるだけで、一味違った変化をつけられますよ。
肉みそだれを自宅で作っていけば、麺を茹でて、きゅうりを刻むだけで食べられるので手間いらず。キャンプにもぴったりの一品です!
材料(4〜5人分)
- 袋麺(4〜5袋)
- 合いびき肉(300g)
- 長ねぎ(1本)
- しょうが(小さじ1)
- きゅうり(3本)
- 片栗粉(大さじ1)
- テンメンジャン(大さじ2)
- 豆板醤(小さじ1と2分の1)
- ごま油(大さじ2)
- 麺つゆストレート(200mL)
- 片栗粉(大さじ2)
- 五香粉(少々)
作り方
- 袋麺を沸騰したお湯に入れて茹でる。茹で時間は袋に記載されている時間よりも30秒ほど長く茹でること(あとで麺を水で冷やすと締まるため)。
- ザルとザルより大きなボウルを用意し、茹でた麺をザルにあける。
- ボウルに水を張り、ザルごと冷水につけてすばやくかき混ぜる。麺がよく冷えて締まるまで、何度も水を交換して繰り返す。
- しょうがと長ねぎをみじん切りにする。きゅうりは端を落とし、3等分にしたのち、千切りにしておく。
- フライパンに麺つゆストレート・豚ひき肉・しょうが・長ネギ・豆板醤・甜面醤を入れ、よく混ぜてなじませてから中火にかける。
- 水60mL(分量外)に片栗粉を入れ、よく溶いておく。
- 豚ひき肉に火が通ったら、一旦火をとめる。水溶き片栗粉を回し入れ、とろみがつくまで中火にかける。
- 五香粉をふりかけ、ごま油を回し入れる。
- 器に麺を盛り、上から肉みそだれをかけ、きゅうりの千切りを添えたら完成!
ポイント
最後にごま油を入れることで、風味が引き立ちます。五香粉は少量加えるだけで、一気に中華風味になるスパイス。ただし、クセが強いため好みが分かれます。まずは少量ずつお試しくださいね。
肉みそだれはジャージャー冷麺以外にも、豆腐や野菜スティックにもマッチ!さまざまな料理のアレンジに使用できるため、キャンプに持っていけば重宝しますよ。
もりもりパクチーのベトナム風冷麺
さわやかなパクチーとナンプラーのコク、レモンの酸味が食欲をそそる冷麺です。トッピングの肉は、茹でて油が落ちるため、ヘルシーに仕上がりますよ。さっぱりとした味わいで、暑い時期でもするすると喉をとおります。
材料(2人分)
- 袋麺(2袋)
- レモン果汁(大さじ3)
- ナンプラー(大さじ3)
- 水(大さじ3)
- 砂糖(大さじ2)
- 唐辛子(1本)
- にんにく(1欠片)
- 紫玉ねぎ(半分)※普通の玉ねぎでも可
- 豚肉や鶏もも肉、牛肉(200〜300g)※どんな肉でも可
- フライドオニオン(適量)
- パクチー(一束の半分ほど)
- トマトやきゅうり(お好みで)
作り方
- 用意した肉を一口大に切る。
- 袋麺と肉を沸騰したお湯に入れて茹でる。茹で時間は袋に記載されている時間よりも30秒ほど長く茹でること(あとで麺を水で冷やすと締まるため)。
- ザルよりも大きなボウルを用意し、茹でた麺と肉をザルにあける。
- ボウルに水を張り、ザルごと冷水につけてすばやくかき混ぜる。麺と肉ががよく冷えて締まるまで、何度も水を交換して繰り返す。
- パクチー・にんにく・赤唐辛子をみじん切りにして、紫玉ねぎはスライスする。トマトやきゅうりをトッピングする場合は食べやすいサイズにカットしておく。
- レモン果汁・ナンプラー・水・砂糖・にんにく・赤唐辛子をよく混ぜ合わせ、スープをつくる。
- 器に麺を盛り、スープをかける。肉・パクチー・紫玉ねぎ・フライドオニオン・好みの野菜を盛り付けて完成!
ポイント
パクチーは、細かく刻めば刻むほど風味が際立ちます。野菜のほかにエビやイカをトッピングしてもOK。
味が物足りない場合は、あとからナンプラーを追加してみてくださいね。
即席めんは軽量で持ち運びやすく、調理が簡単です。ハーブやスパイス、エスニックな調味料を使ってアレンジすれば、暑い時期でも食欲をそそる料理ができますよ。具材はレシピで紹介したもの以外でも大丈夫!お好きな食材をトッピングしましょう。今回紹介したレシピはどれも簡単にできるので、キャンプ場や自宅で、ぜひ試してみてくださいね。
ライター
のまどう
キャンプとハイキングをこよなく愛するキャンプ場スタッフです。ニュージーランドのグレートウォークやヒマラヤのトレイルを歩いた経験があります。いつかアメリカのロングトレイルも歩いてみたい…。