キャンプ道具の収納バッグを4つのタイプ別に紹介!
キャンプ道具の収納バッグは、形によって特徴があります。4つのタイプ別に説明するので、特徴をつかんで目的にあったバッグを選びましょう。
①トートバッグ
口が広く開くため、収納しやすく取り出しやすいのが特徴です。キャンプ場についたらすぐに使う、タープやマットを収納するのに向いています。キャンプ以外でもさまざまなアウトドアシーンで活躍するので、収納バッグ選びで迷っているなら、まずはチェックしたいタイプです。
ただし、持ち手が手に食い込んで、負担がかかりやすいのが難点。重量物を持ち運ぶのには向いていないので注意してください。
以下のような2ウェイ仕様のトートバッグなら、肩がけもできます。手には別の荷物を持てて便利ですよ。
②リュック
アウトドア用のリュックなら、拡張性が高いのが特徴です。外付けできる仕様のものが多く、クッカーや寝袋など、いろいろなキャンプ道具を収納するのに適しています。両手を空けてキャンプ道具を持ち運びたい方や、徒歩キャンプをしたい方におすすめです。
デメリットとしては、底部に収納した道具は取り出しにくかったり、パッキングにコツが必要だったりする点。使いこなすまでに少し時間がかかるかもしれません。
以下のようなサイドポーチ付きのリュックなら、荷物を仕訳しやすいでしょう。
③コンテナ型ケース
丈夫で衝撃に強いのが特徴です。ランタンやモバイルバッテリーなど、壊れやすいものを収納するのにぴったり。バッグというよりケースになりますが、持ち手がついていれば移動に便利です。大容量で頑丈な道具入れを探している方なら、ぜひ候補に入れてみてください。
選ぶときには、本体サイズと重量は要チェックです。収納力が高いコンテナほど、持ち運びがたいへんだったり、場所をとったりしがちなので注意しましょう。
多少の重さはあっても、頑丈さを優先したい方なら、以下のようなスチール製のコンテナは検討の価値ありです。アウトドアで遠慮なく使えるうえに、キャンプ後もガレージや車のなかの整理などに利用できますよ。
④巾着型バッグ
折りたためて持ち運びが簡単なのが特徴です。ロープや着火剤など小物の収納に向いています。大型バッグのなかの整理にも適しているので、パッキングが苦手な方は、いくつか用意しておくと重宝するでしょう。不要なときはしまっておけるのもメリットです。
以下のような巾着型バッグなら、日常使いはもちろん、アウトドアでも遠慮なく使えるのが魅力ですね。
キャンプ道具の収納バッグのチェックポイント4つ!
キャンプ道具の収納バッグを選ぶとき、チェックすべき点は以下の4つです。
- 素材
- 防水性
- サイズ
- 収納機能
それぞれのチェックポイントについて詳しく見ていきましょう。
①素材
キャンプ用バッグで、まずチェックしたいのは素材です。
適している素材としては、帆布・ポリエステル・コーデュラナイロンが挙げられます。3種類の素材別に特徴を説明するので、参考にしてください。
帆布
綿や麻で織られた生地が帆布です。船に使われていた厚手の生地で、使い込むほど味が出るのが特徴。厚く硬い生地なので、折りたたみにくく重量がありますが、そのぶん丈夫です。
以下の記事でおすすめの帆布生地の収納バッグを紹介しているので、参考にしてください。
帆布バッグのWOODYBELLYから8ポケット搭載キャンパーのための #万能ギアバッグ
ポリエステル
石油を原料とした化学繊維で織られた生地が、ポリエステルです。濡れても乾きやすく、水に強いので洗いやすいのが特徴。洗って清潔に使いたい方におすすめの生地です。流通量が多く、比較的リーズナブルな価格の収納バッグを見つけやすいでしょう。
水には強いですが、熱には弱いため、焚き火の近くでの使用は避けてください。
コーデュラナイロン
高強度の糸でつくられた生地が、コーデュラナイロンです。耐久性に優れた丈夫な生地で、しかも軽量で持ち運びしやすいのもメリット。軍事用品にも使われており、キャンプ道具の収納バッグにぴったりな素材です。
色落ちしやすく、洗濯には向いていないのが欠点ですが、味が出ると考えればデメリットにはなりません。
②防水性
キャンプ道具を濡らしたくない方は、防水性能も確認してください。
防水性があれば、地面が濡れていたり、突然の雨にあったりしても大丈夫。パラフィン加工やシリコンコーティングされた生地は、防水性が高いです。
③サイズ
収納するキャンプ道具に合わせて、サイズを選ぶことも大切です。大きすぎると持ち運びが不便で、置き場所をとります。小さすぎれば収納力が足りず、道具用バッグとして役に立ちません。
一般的に、50L以上の容量があれば、1泊2日のソロキャンプで使う道具を収納できるでしょう。道具の大きさや数量をよく確認してサイズを選んでください。
④収納機能
ポケットや仕切りなどの収納機能も要チェックです。キャンプ道具にはこまごまとした小物があり、種類も多岐にわたります。ポケットや仕切りが豊富なバッグなら、用途別に道具を収納できるため、取り出しやすく片付けやすいです。
自宅でのキャンプ道具の収納方法については、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
キャンプ道具の収納法!あなたにぴったりなキャンプ道具の収納方法が見つかる
ライター
Greenfield編集部
【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。