アースデイは、世界中で定められている「地球について考え行動する日」。健全な地球を未来に残すためには、環境問題を無視することはできません。今回は、アースデイが誕生した経緯や、全国各地で開催されているアースデイイベントをご紹介します!

アースデイとは?

アースデイ イベント

1970年、アメリカ合衆国の上院議員だったゲイロード・ネルソンが、環境問題についての討論集会を開催し、4月22日を「地球の日」とすることを宣言しました。

学生運動が盛んだったこの時代。人々の関心を集めるためにネルソンは、スタンフォード大学の大学院生で、全米学生自治会長だったデニス・ヘイズ氏を総括役に選出しました。

デニスの呼びかけにより、第一回目のアースデイは延べ2000万人以上が参加したと言われています。

この後もデニスは「アースデイ」の定着に力を注ぎ、今では全世界に「環境について考え行動する日」として広まりました。

日本では1990年から、毎年4月を中心にアースデイに関するイベントが全国各地で行われています。

アースデイには代表や規則などはなく、各イベントはその地域のエコロジストやナチュラリストが集まった実行委員会が運営していることがほとんどです。

誰もが参加しやすい身近なイベントだからこそ、世界170国以上で催される世界最大のお祭りになったのでしょう。

 

地球のことを考える日

アースデイ イベント

温暖化による異常気象、環境汚染による生物や食物への影響、エネルギーの枯渇など、様々な問題を抱えている地球。

その影響は私たちの暮らしにも影響を与えるようになり、誰しもが日々の生活の中で、環境問題を意識せざるを得ない場面があると思います。

しかし、こうした事実を頭では分かっていても、実際に何をしたらいいか分からないという人は多いのではないでしょうか。

また、自分がちょっとゴミを減らしたり、節電したりするぐらいでは、何も変わらないのではないか、と疑念を抱く人もいるでしょう。

アースデイは、そんな人たちが地球のために何か行動をしてみる「きっかけ」になるイベントです。

アースデイに参加することで、個人レベルでもたくさんの共感者が集まれば、こんなに大きな一歩になるんだ、ということを気づかせてくれるはず。

また、環境のためにこれから何かしたいと思っている人には、ヒントを与えてくれるでしょう。

単純に、出店しているショップでお買い物したり、ワークショップや音楽ライブを楽しんだり、キャンドルナイトで癒されたりと、お祭り自体を楽しむだけでももちろんOKです。

環境問題というと堅苦しい印象を受けるかもしれませんが、全くそんなことはありません。アースデイはとてもハッピーなお祭りで、入場無料ですので、気軽に参加してみてください♪

 

2018年の主なアースデイイベント開催情報

・アースデイ東京

【日時】4月21日(土)・22日(日)

【会場】代々木公園B地区、けやき並木ほか

【ホームページ】アースデイ東京

・アースデイ東北

【日時】4月21日(土)10時〜16時(昼の部) 17時〜20時(夜の部)

4月22日(日)10時〜16時

【会場】仙台市錦町公園

【ホームページ】アースデイ東北

・アースデイ松本

【日時】4月30日(昭和の日振替休日)

【会場】松本市神林サッカースタジアム「アルウィン」東側芝生広場

【ホームページ】アースデイまつもと

・アースデイ奈良

【日時】4月21日(土)

【会場】奈良公園

【ホームページ】アースデイ奈良

・アースデイ神戸

【日時】5月4日(金・祝)・5日(土・祝)

【会場】みなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)

【ホームページ】アースデイ神戸

・アースデイ鹿児島

【日時】4月22日(日) 10:00~16:00

【会場】鹿児島中央公園(テンパーク)

【ホームページ】アースデイ鹿児島

・アースデイ関門

【日時】4月21日(土)・22日(日)

【会場】深坂自然の森

【ホームページ】アースデイ関門

「アースデイ」は、地域それぞれの個性が色濃く出るお祭りです。地元のオーガニック野菜やお米などの販売を通じて、地域の素晴らしさを再発見できる場所でもあります。美味しいフードやワークショップ、フリーマーケットなど、楽しみながら地域の魅力や環境問題に触れることができるので、お子さんとの参加もおすすめですよ。参加の際は、マイバッグやマイ箸を持って、エコにいきましょう♪

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。