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2021年4月7日にWarner Music Japanより配信リリースされたデジタルEP『ONE-EP』にて、遂にメジャーデビューを果たしたSPiCYSOL。彼らとのGreenfieldキャンプ&インタビュー連載企画第2弾は、プライベートやライフスタイルを中心にお話を伺いました。
 
SPiCYSOL(スパイシーソル) キャンプインタビュー with Greenfield vol.1 音楽編はこちら

プライベートの過ごし方

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ー普段メンバーの皆さんはプライベートで何をされているのですか? またメンバー同士よく会ったりするのですか?

AKUN:よく一緒に会ってましたね。コロナ禍以前はプライベートでもよく一緒に飲みに行ってましたし、たまたま行ったお店でメンバーにばったり遭遇したりというのも結構ありました。僕は一昨年まで都内に住んでいたんですけど、その時は友人がやっていたっていうのもあって、行きつけのお店が僕とKENNYが被っていたんです。だからそこでメンバーが自然に集まったりとか。打ち上げもそこでそれなりにやったりしてましたね。

PETE:今は僕とKENNY、AKUNの3人が茅ヶ崎在住なので、制作活動する時にもよく集まったりしますね。

 

茅ヶ崎に居を移した理由

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ーお三方は茅ヶ崎在住とのことですが、東京で結成して都内在住だったのにもかかわらず、なぜ茅ヶ崎に引っ越したのですか?

AKUN:そこに関しては、まずコロナがきっかけで引っ越したと勘違いされがちなんですが、実はコロナ禍前に引っ越してるんです(笑)。
ただそれが去年の初頭という時期だったので、すぐにコロナ禍になってしまったんですが。

KENNY:僕は以前から海の近くに住みたいなって思っていて。実際周りの知人も茅ヶ崎に住んでる方が多くて、いろいろと話を聞いてたらすごく魅力的な街だなって思って。その時にはもう茅ヶ崎に引っ越しを決めていましたね。

PETE:以下同文です(笑)

ー茅ヶ崎についていろいろな話を聞いていたとのことですが、どんな土地だと聞いたのですか?

AKUN:そもそもは逗子から茅ヶ崎まで湘南エリアを広く探していたんです。ただ僕は飲みに行くのが大好きなので、諸先輩方にそういう話をしたら絶対に茅ヶ崎が良いよって。だから実際に下見とまではいかないですけど飲みに行ってみたんです。そうしたら東京でいう三茶(三軒茶屋)のような個人経営のお店がすごくたくさんあるし、話をした先輩方から紹介してもらった人達も自分らと雰囲気が近いというか、気が合う人達ばかりだったので、ここで決まりでしょ! って感じでしたね。

KENNY:まあ厳密に言うとメンバー各々で引っ越した理由や経緯は微妙に違うんですけど、大まかに言うとだいたいそんな感じです。飲みニケーションは大事です!! みたいな(笑)。

ー都内から茅ヶ崎に引っ越してライフスタイルはどのように変わりましたか?

PETE:制作活動にかなり影響というか、インスピレーションが湧きやすくなりました。自分がよく通る散歩コースに砂浜にウッドデッキが敷いてあるスポットがあるんですけど、そこからの景色が最高で。水平線が一面に見えて、右側からは富士山が覗いて逆側には江ノ島が見えるっていうロケーション。そんな絶好の景色が目の前にあるから、何か考え事がある時は大体そこに行ってます。
そうすると心が洗われるような感じがして、いいインスピレーションが沸くんです。

 

地元のお気に入りスポット

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ーでは皆さんの茅ヶ崎のお気に入りスポットを教えていただけますか?

PETE:僕は「Froggies」って言うライブができるBarを推したいですね。実は結構有名なミュージシャンもライブをしていて、フラッと寄ってその場で流れている音楽を楽しんでいます。あとは店長さんがすごく面白い人なのでそれもポイントですね。

AKUN:Froggiesは毎週土曜日にライブがあるんですけど、それが弾き語りだったりするとその場で飛び入り参加させられて、曲知らないのに弾かされた事もありました(笑)。

KENNY:それで最近アドリブ力強くなったんだな。Froggies仕込みか~。(一同爆笑)

PETE:まあそういう感じで、地方ならではのゆるいセッションもできちゃうライブバーなんです。

AKUN:自分はサザンビーチの近くにある「ヨゾラ」っていうもつ焼き屋さんによく行ってます。ココはまぁとにかく酒が濃い(笑)。それにもつ焼きも塩っぱいから自然と酒が進むんです。だからもうむくみまくりで次の日が辛いみたいな(笑)。それでもついつい行っちゃうくらい美味しんですよ。

KENNY:「DIG IN」っていうサンドイッチ屋さんですね。実はここの店長とは縁があって、もともとはKAZUMAがアルバイト時代に働いていたお店の上司なんですよ。ただアルバイトなので、しばらくしてそこは辞めちゃったんですけど、何年か後に僕らが新宿のビアガーデンでライブしたら、偶然そこでも店長をしていて。その時も「ヨシっ、今日は皆飲み放題だ!」って言ってくれるような男気ある店長なんですけど、この時に茅ヶ崎にサンドイッチ店を出すんだって話をしていたんですよね。もちろんその時は引っ越す予定もなかったしおめでとうございますって受け流す程度だったんですけど、いざ引っ越してみたら実は家の近所だったんです (笑)。そういう不思議な縁ってあるものだなというか。もちろん味も最高なので、皆さんぜひ行ってみてください。

 

KENNYのアートワーク

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ーKENNYさんはアートもやられていますがやり始めたきっかけはなんですか? またアートに対する思い入れやこだわりがあれば教えてください。

KENNY: 物心ついた時から絵が好きで、そのまま成長したのでもともと絵を描くのが生活の一部だったんです。だからアートは自分にとってストレス発散でもあります。欠かすことのできない大切なものですね。

ーテーマや画材はどんなものが多いのですか?

KENNY:海沿いを歩く女性や水着のオンナのコだったり、海がキーワードやテーマになることが多いです。今回のデビューデジタルEP『ONE-EP』のジャケットもアートワークは僕が手掛けたんですけど、これも生き物の起源は海にあるって言うことに端を発していて、ONE(イチ)からの始まりという意味を込めて創造で海の生物を描きました。
あと使う道具は本当に様々なんですけど、家だったらiPadやPC、紙とマッキーって言うごく普通の画材です。基本的に輪郭を描いて後から色を塗っていくことが多いんですけど、だいたいそういう時は黒のマッキーでバン!! って描いちゃったりしますね。あとはレコーディング中だったら考えた事をその辺にある紙と鉛筆で描いちゃいます。だから毎回その場にあるものをうまく使ってフリースタイルでやってます。それは昔からずっと変わっていません。

 

メンバー達の多彩な趣味

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ーKENNYさんとAKUNさんはサーフィンもやられるとのことですが、何年くらいやっているのですか? やられる頻度と始めたきっかけ、サーフィンを通じて大きく変わった事や音楽への影響もあれば教えてください。

KENNY:サーフィン歴は10年くらいです。きっかけはドノヴァン・フランケンレイターという憧れのミュージシャンがプロサーファーだったからです。頻度は週3~4くらいなので結構やってる方なのかな!? サーフィンの自然と繋がってる感じが好きなんですよ。実際波に乗ってる時にメロが浮かんだりもするし、なんか感覚が研ぎ澄まされる気がします。

AKUN:自分はSPiCYSOLを結成してから、憧れのサーファー(KENNY)がやっていたので始めました(笑)。

ーサーフィンはオリンピック競技にもされましたが、そちらへの興味はありますか?

KENNY:もちろんありますよ。でも競技としてのサーフィンのルールを知ったのは、実は割と最近なんです。って言うのも、コロナ禍で時間ができたのでコンテストに出てる友達を応援しに行ったんですよ。そしたらそれがすごい面白くて色々と調べちゃいましたね。もちろんオリンピック本番も見るつもりです。AKUNは?

AKUN:僕はそこまで真剣に見ているという訳ではないんですけど、茅ヶ崎出身ってこともあって松田詩野ちゃんは注目しているというか、応援したいなと。茅ヶ崎市役所に行くと彼女が大きく飾ってあって、市をあげて応援しているんですよ。すごく可愛らしいコだし、スター性もありますよね。

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ー先ほどサーフィンの自然と繋がってる感覚が好きとおっしゃっていましたが、自然をロケーションに楽しむ上で大事にしている事などはありますか?

KENNY:実は以前からサスティナブルには興味があって、2019年にコロナビールとNGO団体のPerleyが主催する「CORONA PROTECT PARADISE」というビーチクリーン推進イベントに、ミュージシャン代表のアンバサダーとして選出してもらったんです。
そこでライブさせていただいたことがきっかけで、プラスチックを減らす運動の一環としてSPiCYSOLのタンブラーグッズを制作し、プラスチックの消費を減らすという活動を始めました。その売り上げ金の一部はサーフライダーファンデーションに寄付させていただきました。

AKUN:実は今回のクアトロツアーのグッズTシャツも、昨年コロナ禍で実施することができなかったツアーTシャツをリメイクして作成しているんです。そういった形で資源は少しでも大事にしていきたいし、今後もサスティナブルなグッズ展開はしていきたいと思っています。

ーではPETEさんやKAZUMAさんの趣味は何ですか?
PETE:最近はそんなにできてないんですけど、もともと格闘技が好きでボクシングジムに通ったりしてましたね。きっかけはアンディ・フグとかの時代の第一次K-1ブームで、そこからミルコ・クロコップ選手やヴァンダレイ・シウバ選手、魔裟斗選手とかの時代までは本当に好きでよく見ていました。そこから少し間が空くんですけど、実は最近また見ていて、ボクシングの井上尚弥選手がスピードもパンチ力も本当にスゴイなと思います。

KAZUMA:僕は結構なゲーマーなんです(笑)。中でもPS4のモンスターハンターはめちゃくちゃ強いですよ。Nintendo Switchは持ってないので最近発売されたモンスターハンター・ライズはできてないですけど、めちゃくちゃ自信があります。あとは銃を撃ったりするのや、グランドセフトオートみたいなオープンワールドのゲームも全般的に好きですね。

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愛用車のシボレー シェビーバン

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ーYouTube企画でオレンジ色のシボレー購入されてましたが、車に対するこだわりがあれば教えてください。

KENNY:ヴィンテージ車って、その前に乗ってた人たちの歴史が詰め込まれてると思うんですよ。もちろんそこには過去の様々なリペアやカスタムがあって、それぞれが愛用していた理由や手放した理由も様々。だから新車にはない蓄積された重みが詰まっているんです。そうやって積み重なった歴史を「繋がり」として引き継いで大切に使用していく事を大事にして乗るようにしていますね。

ーYouTube連動企画『SPiCYSOLのVAN買っちゃいました。』では改造やツアーを楽しまれていましたが、そもそもなぜこの企画をやろうと思ったのですか? その経緯ときっかけを教えてください。

AKUN:コロナ禍でなかなか人が集まれなくなったっていうライフスタイルの変化がきっかけです。活動が制限される中、俺たちにできることは何なんだろうって考えました。そこで自分たちが自ら足を運んだ先にギターとか楽器を持ち込んで、歌ってしまえばそこがライブ会場になるし、もっといろんな人たちに会いに行くきっかけにもなると思って始めました。そのためにはまずは移動手段として車が必要だなって言うのと、車自体がバンドの象徴じゃないですけど、スタイルを表現するひとつのツールになったら面白いなって思いましたね。

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ーこの車を使って行った企画や各地にツアー周りで印象的なエピソードがあれば教えてください。

AKUN:それこそこの間のクアトロのツアーファイナルで、VANで行こうとしたらエンジンがかからなくなっちゃったことですかね。ヤバい! どうしよう!? ってなって車屋さんに電話したんですけど、離れたところにいたから話を聞きながら自分たちでやるしかなくて。そこで配線をいじったりしてたんですけど全然ダメで。だからこのラストワンチャンスでエンジンがかからなかったら他の手段で行こうって話していたら、なんと最後の最後でかかったんですよ。それで無事に事なきを得たと思ったら、帰りは帰りでなんと会場の前でインロックしちゃったんです、しかもエンジンをかけたまま……。誤作動ではあったんですけど、これはさすがに自分たちじゃどうにもできなくて、スタッフの方に対応してもらいました。本当にドタバタの1日でしたよ。

 

メンバーの愛用品

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ーファッションに対するこだわりや好みはありますか? お気に入りアイテムがあれば教えてください。

KAZUMA:昔からライブに来てくれているファンの方ならご存知かもしれませんが、派手目な柄シャツがずっと好きで、色々なものを長年着続けていますね。
あと自分的に昔からの定番といえばチャックテイラーは外せないかなと。もうそれこそ壊れては買い直しっていうのを何回繰り返したんだろうって感じです。一般的にはオールスターのように見えるんですけど、日本で売っているものは全くの別物と言うか、アウトソールもインソールもトゥのシルエットとかも全然違うし、履き心地もふわふわなんですよね。そんなところが好きでずっと履き続けてます。他のメンバーも大体チャックテイラーは持ってますよ。

ーSPiCYSOLさん、メンバーの方を語る上で欠かせない愛用品や備品はありますか?

KENNY
:欠かせないって言うのとはちょっと違うかもしれないですけど、AKUNで言うならキャップですかね。NEW ERAとかライブの時よく被ってるから、これはキーポイントって言って良いんじゃないですかね!?
あとはやっぱりVANですね。今乗ってるシボレーのシェビーバン、コレしかないでしょ!
多分ファンの皆さんもそう思ってくれてるんじゃないかと思いますし、自分たちも含めて今後はさらにより欠かせないものに昇華していくんじゃないかと思ってます。

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彼らのプライベートやライフスタイルトークはいかがだったでしょうか?普段は覗くことのできない一面を知る事ができました。またひとつ彼らの世界観に触れられたような気がします。インタビュー特集の最後となる第3弾は、メンバー皆さんが大好きなアウトドアやキャンプについてお話を伺っていきます。

 

SPiCYSOL プロフィール:

KENNY(Vo)、AKUN(Gt)、KAZUMA(Dr)、PETE(Key,Trumpet,Cho)の計4名から成る
“The Surf Beat Music” を掲げ、独自の進化を遂げたCityとSurfが融合する新世代ハイブリッド・バンド。
人気プレイリストに常に選曲されるなどネットを中心に注目を集めており、2021年4月7日(水)デジタルEP「ONE-EP」をもってワーナーミュージック・ジャパンより待望のメジャーデビューを発表した今まさに”波に乗っている”バンド。

SPiCYSOLオフィシャルサイトはこちら

SPiCYSOL(スパイシーソル) キャンプインタビュー with Greenfield
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<information>

メジャー1stデジタルEP「ONE-EP」
4/7(水)0:00 配信リリース
ONLY ONE (TELASAオリジナルドラマ「主夫メゾン」タイアップ曲)
From the C
NAISYO
計3曲収録
https://spicysol.lnk.to/oneep

Music Video
「ONLY ONE」

ライブ情報:
4/22(木) 渋谷duo
『HIGH TIDE FIZZ』 Rickie-Gツーマンイベント
http://www.dmxweb.jp/weekendsession/archives/1779

「73machi One Man Live in Zepp DiverCity」
日時 2021/7/3(土) 17:00開場 / 18:00開演
会場 東京 Zepp DiverCity
https://spicysol.com/

「SPiCYSOLのVAN買っちゃいました」毎週木曜 22:00更新
https://www.youtube.com/c/SPiCYSOLchannel

ライター

Greenfield編集部

【自然と学び 遊ぶをつなぐ】
日本のアウトドア・レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的に掲げ記事を配信をするGreenfield編集部。これからアウトドア・レジャースポーツにチャレンジする方、初級者から中級者の方々をサポートいたします。